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今週のコラム
21日(火)住宅部会の日は長野県内、和田峠を超えた長和町の山中にある工学院大学迫研山の家「有壇舎」にて合宿。写真で見るよりも小粒ながら素晴らしい建築のスケール感と有機的なアイデアに魅了されました。建築談義とBBQのひとときは暑い夏の夜のとても楽しい時間になりました。企画から準備といろいろとご苦労いただきました中澤さん本当にありがとうございました。


22日(水)午後からはJIA長野地域会の広報委員会、及び幹事会。幹事会は司会を務めることになりました。盛り沢山の内容でしたが定刻通り20時に終了。
23日(木)後半の授業が始まり、学生たちと模型の打ち合わせと課題の講評。
25日(土)はLIXILセミナーのため9時8分岡谷発の特急あずさにて新宿へ。LIXILSUMAIセミナー
第3回は、住まいのリノベーション ~受け継ぐ住まいの力~
住宅部会のセミナー活動が1995年の阪神淡路大震災を契機に今年で23年目となる歴史をお伝えして開始しました。いつものように建築家の業務と役割についての説明をさせていただき、冒頭 ストック型社会へ変換をしていく背景を述べさせていただきました。
1)住み続けて得られる本当の満足
2)次世代に受け継がれる住まいの設計は?
3)温熱環境への工夫
4)良質な中古住宅を増やす
5)家は住まう人の人生観をつくりあげる を説明させていただき、様々なリノベーションへの取り組みのケーススタディーとして鈴木利美さんから、家相を大切にされた住まい、中古住宅のリノベーションと購入時の注意点、15坪のマンションについての3題を説明され、さらにリノベーションを取り巻く社会状況についての説明、資産価値を高めたイギリスの農家の実例も紹介されました。続いて僕が住み続けた結果として生じる本当の満足を得られる住宅はそのソフトである「住まい方の思想」の重要さを述べさせていただき修景の住まい2題を説明させていただきました。まとめとしまして
・リノベーションには様々な状況があります。
・様々な状況のリノベーションの方法がありそこにはメリットもデメリットもありますので注意深い検討が必要です。
・持続可能な社会のために意識の転換を図り次世代へと引き継ぐことのできる魅力的な住空間を考えていく必要があります。
以上をお伝えしまして会場からの質問がありました。直接リノベーションに関することではなく設備の選び方の質問でしたので、それはクライアントの「住まい方」に関わるという内容をお伝えして終了しました。今回は鈴木利美さんと僕が対話をしながら進行しました。リノベーションの内容として幅広い内容を説明できたと思います。多くの方にお聞きしてほしかったのが正直な感想です。

(C)文・かたくら たかゆき

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住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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