13日(火)師走の中旬。我が家では恒例の野沢菜着けの作業を終えた。きょうは天気も良く僕も多少の手伝いと重い石を載せるくらいはしてみた。
14日(水)親戚の叔父の見舞いに病院へ行く。人は必ず高齢となる。寂しい生き方にならないように、どの家庭でも考えぬかれた対応をされているかと思います。
お年寄りや体の不自由な家族と一緒に住まう家の増築等も今後ますます増えると予想されますが、ライフスタイルをしっかり見つめ、心ある設計者に相談すべきだと考えます。
大阪ガスエネルギー文化研究所の弘本由香里さんは前にも触れましたがCEL2011レポートの最後に
「自分が手に入れた住まいを、自分の暮らしの形に合わせながら生きていきたいという願望の強さが、改築意向の増加に見られる将来への備えの意識につながってきている。
一方で、新築住宅以上に既築住宅に価値を見出す指向が広がりを見せつつあり、今後は改築以外の選択肢として自分らしい住まいを手に入れるための住み替えをサポートする仕組みの充実も、求められていくのではないだろうか。」と述べていたことに共感すると同時に今後も生活者に寄り添った持続可能な住まいのデザインが求められると思います。
しかしながら実際、既存建築の増改築は基準法も変わってきましたので(設計をまとめることが本来大変なはずなのですが、)申請書をまとめることも時として非常に厄介なことになります。
15日(木)午前中は父母を病院の検査に送り、15:00からJIA長野県クラブの2012年度選定議員会に出席。会の今後の方向性を議員の皆さんと検討する。会の活性化と地域への建築家の役割をきちんと伝えていくことなど活発な議論となりました。座長として年内には望まれる方向へ結論をもっていきたいと思います。
16日(金)昼から雑誌社の取材となり3時間ほどを済ませた。雪の舞う寒い一日です。取材された方たちもすぐ東京へ戻る。皆さん大変です。
17日(土)寒い日が続く。こんな日の諏訪湖周辺は風が強い。ウォーキングをして多少ジョギング・・・リフレッシュ・・・
19日(月)午後池上君と改修のY邸調査と御主人や奥様と打合せ。当時仕事を担当したNさんに初めてお会いして当時のことをヒアリングする。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
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