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今週のコラム
24日(火)新築予定の続・安曇野の家の調査業務の報告と大枠の予算設定のお話に伺う。楽しい打合せができ今後が大変楽しみです。寒くなってきました。
26日(木)いつもより早く家を出た。午前中の学生たちの発表会。引き続き午後も卒業研究のエスキスチェックが続く。
送られてきたLIXILeye この中に東京工業大学の奥山さんが 篠原一男の 遺作 蓼科山地の初等幾何 について書かれている内容が興味深い。篠原一男の作品は 第1の様式 日本建築の伝統について、第2の様式がキューブ モダニズムの解釈、第3の様式では一過性の表現、第4の様式がモダンネクスト、遺作として第5の様式のメッセージがこのプロジェクトを残すことだと述べていらっしゃる。
僕の学生の頃は篠原一男の人気は凄かった。シンプルな建築は学生に魅力的であった。とにかく住宅論、続住宅論を夢中になって読んだ。魅力的であった。住宅は美しければ美しいほど良い!強烈なメッセージであった。「住宅は芸術である」人間=文化という意味。そう篠原は宣言したのでした。しかし、篠原一男の作品は収納がない。生活派の建築家からすると攻撃の対象にもなった。僕の師、みねぎしやすおは、僕の前で篠原一男の話をするな!と言っていたのを今も覚えている。20世紀の建築家を俯瞰するにあたり、学生たちの考察とともに、僕も毎回思いを巡らしている。20世紀の住宅に表現されたメッセージは今の時代にも再び考えさせられるメッセージが数多く含まれていると思う。

28日(土)の午後はK寺庫裡修景の現場打合せ。クライアント、工務店の方々との実に楽しい打合せでした。
29日(日)スケジュールを振り返り・・・今後の計画やら・・・確認していく。天気も良くジョギング日和・・・ペレットストーブに火を入れて・・・夕方は楽しい時間を過ごす。

いよいよ12月に入りました。
(C) 文 かたくら たかゆき

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かたくらたかゆき
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男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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