忍者ブログ
今週のコラム
しばらくの間、住まいの外で遊びや食事を楽しむことが難しくなり、家で楽しむことが多くなっていますが、在宅ワークに関しても家が社会に開かれていく様子は家の在り方に大きな変化を与えていると思います。僕はといえば何年もの間、自宅と隣の事務所の行き来、が続き、余程の仕事の打ち合わせがない限りは食事の時間はほとんど家にいます。家を、そして休日には庭を畑をずっと楽しんできました。家にもアトリエがあり、コロナ禍といっても家庭内は今までの生活がそれほど変わることもなく、まあ、高齢の母を見守る時間が増えたくらいです。そうした介護の中で病院へ連れていったりすると医療関係の皆さんの親切さを感じて嬉しい。
家族と社会の関係、地域との関係、家庭菜園等を楽しむように、自給自足型の自律した住まい方、心地よい住まい方ができれば良いなーと思います。
いつも考えている住まいの設計への僕の目標:
地域の特性を住まいの設計に考慮しながら、総合的な判断と公益性を考えていきます。
1.自然とともに生きる
建築は本来自然に置かれたもの いかに自然を引き込めるかが大切です。
材料の再生 循環型社会へ、たとえ小さくても家庭菜園・・・家族の協労・対話。 
2.エネルギーとかたちは自然に見られる草花や動物が与えてくれるかたちが基本です。
自然の法則を良く観察してデザインをする。
3.普遍性
相対化したデザイン・・・建てた住まいが質的にも内容的にも良いことが証明されれば他の場所でも地域特性をふまえて基本的な考え方を継承できる。
風の流れ、景観への考慮、太陽光の集熱
4.太陽光、地熱、水力、風力を使いエネルギーを産出する努力をする。
5.省エネ
 エネルギーの産出とともに 日除けを使う等空調になるべく頼らない構造にすること
6.健康な建築
毒性のない材料を使用すること。
外壁に杉板等の利用
室内も無垢板を使用
7.地産地消
なるべく地元の材料を使う。(国産)
8. 場所全体の調和  美しい日本の風景を継承する。
 適切な工法 雨が多いとか 乾燥している地域とか風土を大切に考えること
軒をきちんと出す等
森林に似合う外壁・・・
9.廃棄物
 廃棄物の監理をして 建設後のビオトープなどを考える
10. 責任と平和
環境を破壊するような建築は実践しない・・・
たとえ依頼されてもノーと伝える姿勢。 
心から楽しい建築を目指す。
 ・・・自然や人を愛する姿勢を忘れないこと。
家族を育てる家 地域と連携できる家や庭創り
(C) 文 かたくら たかゆき

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
最新記事
(02/02)
(01/17)
(01/06)
(12/28)
(12/20)
(12/16)
(12/08)
(12/01)
(11/23)
(11/16)
(11/11)
(11/04)
(10/27)
(10/18)
(10/13)
(10/05)
(09/23)
(09/13)
(09/07)
(08/31)
(08/25)
(08/16)
(08/06)
(07/27)
(07/21)
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
アーカイブ
お天気情報
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
カウンター

Template by Emile*Emilie

忍者ブログ [PR]