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今週のコラム
 15日(火)、暑い日になりました。午後は「機織り機のある家」の図面の最終説明をクライアントとF建設を交えて行う。基礎工事が順調に進んでいます。
さて夕方「空を繋ぐ家」に下見をして決めていたシャラの木と山紅葉が運ばれまして庭の位置決めに伺う。計算通リの大きさにてぴったりと納まりました。 枝ぶりの雰囲気を見て
Nさんとこれでいきましょう!ということになりました。

  16日(水)信州大学設計製図第5講評会。講評会の前に 
構造家・金箱温春先生による構造レクチャー。

建築デザイン・イメージ       構造デザイン・具現化

・ 空間               ・架構
・ 形           ⇔    ・材料
・ テクスチャー           ・力学

矛盾する要求のバランスをとっていかなくてはならないと担当された原広司の京都駅ビルのプロジェクトのすだれのような鉄骨についての説明と支持レベルについての方法を解説。
 また安藤忠雄の ぐんま昆虫館 のコンビネーション
 信州大学坂牛卓先生の リーテム 東京について 見せる部分と見せない部分の構造について語り今後の可能性として

 ●不定形な形態の構造について
シリンダー空間+フレキシブルな空間 のコンビネーション実例
 ●ハイブリッドな構造について
木造+ケーブル のコンビネーション実例
を展開された。 終了後学生からの質問も鋭く楽しい時間でした。


その後 学生の課題発表と講師陣の講評が活発に行われ有意義な時間でした。
最優秀案、優秀案も選ばれましたが、皆さん実りある時間だったと思います。
無作為に模型写真を紹介しますが、詳細はブラインド。





 17日(木)午後、Nさんご夫婦がお見えになりました。
現在最終的な庭等の調整に入っていますが、設計依頼のこと、最初のイメージづくりのこと・・・・・

話は尽きませんが・・・
素晴らしい建築の誕生・・・
ひとつの建築を任され完成していくこの感激。
Nさんご夫婦の僕を信頼してくださる深い愛情に僕は育てられた。
施工され誕生するこの「空を繋ぐ家」に僕は育てられた。

担当した池上君、そして柴崎さん、施工されたすべての素晴らしい人たちにかけがえのない素晴らしい時間と空間をいただきました。
本当にありがとうございます。

人や命への奉仕をこのひとつの建築を通して実践させていただきました。
心よりクライアントのN様に感謝いたします。
そして美しく育ったこの建築に心から感謝・・・。

(C)文・かたくら たかゆき


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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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