6日(火)は菩提寺の真福寺恒例の大護摩供養厳修に参加。一年間の無事をお祈りする。
7日(水)午後、建築基準法の法改正以降のクライアントとの設計契約とあって書式の内容の確認には多少緊張する。建築士法24条の8(契約後の書面の交付)においても日本建築家協会・住宅部会の森岡さんが昨年のうちに早くまとめていただいたのでその書式をスムーズに活用できます。住宅部会のメーリングを通してこの辺の議論が活発です。
今年は長期優良住宅普及促進法の内容が具体化され、住宅瑕疵担保履行法の法定化等が行われる。監理に関しても書類関係も多くやることは多いが、消費者の立場を守ることに重点がおかれていることは大変良いことだと思います。
注意して責務をまっとうしていかなくてはならない。
8日(木)は良い天気であったが、9日(金)朝から雪・・・雪かきとなりました。その後はアトリエにて皆じっくりと各プロジェクトの詰めを行う。
夕方はクライアントのNさんから御案内のありました第44回岡谷市民新聞社主催の新年祝賀会への出席。僕が座ったところには、Т新聞のHさん・・・
初めてお会いしたが、家・家族・住まいの話を楽しくさせていただきました。Nさんはじめ市民新聞の方たちとも大変楽しく歓談させていただきました。
市民新聞社様のますますのご発展をお祈り申しあげます。
10日(土)「森に詠う家」の定例会議にて現場へ。雪が多いのにはびっくりした。現場周辺は朝方まで降っていたようです。
静かな森の雪化粧・・・
色等を決めディテールの調整をする。

午後は、池上君と一緒にクライアントのТさん宅に打合せに伺う。とても楽しい一日でした。
故吉村順三先生
建築は詩 より
「計算では出てこない人間の生活とか、そこに住む人の心理というものを、寸法にあらわすのが設計という仕事だと前に述べたことがあるが、実際、建物の完成度は、詳細に検討された各部の寸法、比例によって決まる。そういう意味では、詳細図を作る過程は、当初の基本計画を自ら批評し推敲を加えてゆく仕事にほかならない。1/20,1/10、1/5、1/1と自己批評を重ね、推敲を深めた図面であって、はじめて職方を納得させることが出来、安心して施主に引き渡せる作品となるのである。」
今アトリエでは基本計画中のもの、推敲を加える実施設計的なもの、1/1にて検討する現場と基本的に3段階の作業を行なっている。すべての作業は分けられるものでなく連続している。ときには思考が計画当初の基本に戻ることがある・・・
そんな意味で推敲を重ねる図面は思考の蓄積としての痕跡だからその結果として図面のタッチがラフでもかまわない・・・・・
最近のキャド作業は結果がきれい過ぎてつまらない。
僕のアトリエの図面はいつもそうした思考の積み重ねを表現していく姿勢でありたいと思う。
結果図面がよごれてもそれは大変価値のあるものだと思っている。
(C)文・ かたくら たかゆき
7日(水)午後、建築基準法の法改正以降のクライアントとの設計契約とあって書式の内容の確認には多少緊張する。建築士法24条の8(契約後の書面の交付)においても日本建築家協会・住宅部会の森岡さんが昨年のうちに早くまとめていただいたのでその書式をスムーズに活用できます。住宅部会のメーリングを通してこの辺の議論が活発です。
今年は長期優良住宅普及促進法の内容が具体化され、住宅瑕疵担保履行法の法定化等が行われる。監理に関しても書類関係も多くやることは多いが、消費者の立場を守ることに重点がおかれていることは大変良いことだと思います。
注意して責務をまっとうしていかなくてはならない。
8日(木)は良い天気であったが、9日(金)朝から雪・・・雪かきとなりました。その後はアトリエにて皆じっくりと各プロジェクトの詰めを行う。
夕方はクライアントのNさんから御案内のありました第44回岡谷市民新聞社主催の新年祝賀会への出席。僕が座ったところには、Т新聞のHさん・・・
初めてお会いしたが、家・家族・住まいの話を楽しくさせていただきました。Nさんはじめ市民新聞の方たちとも大変楽しく歓談させていただきました。
市民新聞社様のますますのご発展をお祈り申しあげます。
10日(土)「森に詠う家」の定例会議にて現場へ。雪が多いのにはびっくりした。現場周辺は朝方まで降っていたようです。
静かな森の雪化粧・・・
色等を決めディテールの調整をする。
午後は、池上君と一緒にクライアントのТさん宅に打合せに伺う。とても楽しい一日でした。
故吉村順三先生
建築は詩 より
「計算では出てこない人間の生活とか、そこに住む人の心理というものを、寸法にあらわすのが設計という仕事だと前に述べたことがあるが、実際、建物の完成度は、詳細に検討された各部の寸法、比例によって決まる。そういう意味では、詳細図を作る過程は、当初の基本計画を自ら批評し推敲を加えてゆく仕事にほかならない。1/20,1/10、1/5、1/1と自己批評を重ね、推敲を深めた図面であって、はじめて職方を納得させることが出来、安心して施主に引き渡せる作品となるのである。」
今アトリエでは基本計画中のもの、推敲を加える実施設計的なもの、1/1にて検討する現場と基本的に3段階の作業を行なっている。すべての作業は分けられるものでなく連続している。ときには思考が計画当初の基本に戻ることがある・・・
そんな意味で推敲を重ねる図面は思考の蓄積としての痕跡だからその結果として図面のタッチがラフでもかまわない・・・・・
最近のキャド作業は結果がきれい過ぎてつまらない。
僕のアトリエの図面はいつもそうした思考の積み重ねを表現していく姿勢でありたいと思う。
結果図面がよごれてもそれは大変価値のあるものだと思っている。
(C)文・ かたくら たかゆき
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男性
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建築家
趣味:
自然に親しむこと
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豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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