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今週のコラム
 9日(月)いよいよ「地平線の家」の工事契約となる。工程表その他金額内容を確認してクライアントとK建設との工事契約。僕は監理者としての立会いを行う。良い建築を目指すには常にそうであるが、クライアントと工事施工者そして建築家との良好な関係が必要である。

10年前になるが、僕が設計した長野市の三本柳東の家の講評にて建築家の宮本忠長先生は、「よくよく ‘家づくり‘ は 住まう人(施主)、設計する人(建築家)、造る人(施工者)の三者がお互いに‘素晴らしい仲間‘として、分節を弁え、相互に理解し合い、尊厳と親和の重なり合う関係がなければ、結果として具現化した理想像としての住まいはできない。
この ‘三本柳東の家‘は、正にお手本を見るように静かに輝いているのだ。」と述べられました。
常に新しい挑戦が続きます。初心にかえり新たな創造にむかっていきたいと思います。
 日建学院の生徒I君から設計製図試験のお疲れ様会?というご案内をいただいた。たくさんの方が集まるようですね。大変楽しみにしております。

 10日(火)池上君とは週末打合せのプロジェクトについて構造関係の気になっていたことを整理してみる。穏やかな秋の一日であった。それにしてもケヤキの落ち葉・・・事務所の周りがすごくて掃除しても・・・大変です。

 11日(水)地平線の家 を施工される K建設のOさんが若い担当者Мさんをつれて挨拶に来られた。
 ここで適判にて指摘された図面を差し替えていよいよ確認申請となりますが、地平線を流れるような美しい建築になることを祈り・・・現場担当者のMさんに「期待しています!」と声をかけて別れた。

 12日(木)午前中はО邸改修の現場へ、午後構造家の伊藤さんと 地平線の家 適判の書類再提出。 住宅専門の建築家の僕としては初の厚い申請書となりました。
なんとかこれで・・・連絡待ちです。

 13日(金)は16日(月)上棟予定の「星空に語らう住まい」のへ確認に行く。コンクリート打ち放しの部分も多少のジャンカはあるものの良い打ち上がりとなりました。大工さんが 木造部分の梁組をしています。模型をもっていき大工さんたちに見ていただきイメージを確認する。
 夕方はО邸の改修の現場にて塗り壁の表情とカーペットやカーテンを決める。 
もうすぐ完成となります。

 週末14日(土)は午前中Gさんとの設計打合せを池上君と終えて午後は「森に詠う家」の6ヶ月検査。

奥さんの「先生!毎日が楽しいー!」とのお言葉をいただき本当にうれしく思いました。

インテリアと暮らしが馴染み
暮らし向きにあふれ・・・

すっかり秋色の住まいになっていました。
イメージ通りの雰囲気・・・



ご夫婦の喜び・・・
建築家冥利に尽きます。

 Ⓒ 文・かたくら たかゆき

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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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