31日(火)菩提寺の真福寺の住職様に呼ばれた。午前中は葬儀後のまとめをしていたので、15:00にお会いして御世話になりました葬儀の挨拶やら建築の話しなどをして過ごしました。
父の葬儀を終え2月に入った。1日(水)朝アトリエにいた僕は月が替わったのがわからないくらい葬儀後のいろんなことで頭が一杯でした。皆それぞれがカレンダーを2月にした。
父への思いや看病のことで昨年末から、1月中は通常の3ヶ月くらいに長く感じた。父と過ごした最後の時間でした。「今年も良い年にしよう!」と言った新年の父の言葉を継承して実行しよう!
仕事の計画を立て直しスケジュールの延期になったクライアントの皆さんに葬儀の御礼と打合せの連絡をしていく。皆様に励ましをいただきました。頑張っていきたいと思います。
2日(木)午前中は葬儀屋さんとまとめ、そして地方事務所へ事務所登録更新の時期なので説明をお聞きする。午後はクライアントが作品の写真を見たいというので説明に伺う。
3日(金)朝、おそらくアトリエの周りは-15℃くらいに下がったように思う。僕が幼少の頃経験したような寒さがやってきた・・・
今年は諏訪湖御神渡りが期待できそうに思う。
葬儀後多少落ち着いてきましたが、家の方はお客様も多い。
送られてきた倫理729号に御所園正信氏が 「家」の永続の意味を探る(一)と題して書かれている。大変興味深いので読み始めたが、非常に哲学的で深い内容で難しい。でも中間の文章には感じるところがありましたので引用します。
「今日の家族崩壊は、行き過ぎた個人主義が蔓延した結果といわざるを得ない。伝統的な家族主義の制度や慣習そのものが現代に通用するとは思われないが、現代の個人の自由と権利を重んじる個人主義の家族生活は、家族統合を難しくしている。権利には義務が伴うが、権利だけが先行して自分が果たすべき義務を自覚しないまま生活している人が多い。とくに、道徳的義務・本務・責務・本分の自覚が疎かになりがちである。自分の道徳的義務や本分に忠実でなければ、真の幸福は得られない。自分の道徳的義務や本分を自覚するうえでは、自己にとらわれた「独立した個人」とは異なる、「家」を基盤にした祖先と子孫、悠久の過去から現在へと「つながりあった個人」があることを教えてくれる伝統に学ぶことは多いのではないか。」
と非常に感銘する言葉を述べられ、
この号と次号にて かつて 日本人が家族生活の最高の目標としていた「家」の永続の意味を吟味して現代における家庭人として あり方を探っています。
難しいけれど大変勉強になります。 今後の持続可能な真の日本の住まいを探求していくにも「住まい」の設計者としてこの辺を整理していかなくてはならないと感じているところでもあります。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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