厳しい冷え込みが続く毎日ですが29日(火)大安はS邸の上棟式を迎えた。瓦を葺き始めましたが雪が降り凍結しているので屋根工事は様子を見ているようです。久しぶりに大きな住まいをクライアントと歩きながら、説明をしたり工務店からの質疑に応えて柴崎さんとアトリエに戻る。
夕方はクライアントを交えて工務店の方たちと僕のアトリエ3人もお招きいただき懇親会となりました。久しぶりにアトリエの皆で出かける上棟式後のパーティーです。
31日(木)長く感じた1月が終わる。午後クライアントのМさんとの設計打ち合わせを池上君と行なう。設計内容についての説明や要望をお聞きして楽しい内容となっていきますが、空間構成にて段差をつけたいと考えているところが、奥様からお掃除が大変という話しがでたり、生活のスタイルとプランはいつもながら議論が続きます。次回は設計の本契約を兼ねて打ち合わせをする予定です。
家内が応募したネスカフェ バリスタが当たりました。アトリエの中も楽しみが増えました。なんとこのデザインはJIA神奈川代表であり住宅部会の会員でもある青木さんのデザインとか!流石です。
2月になりました。同窓会として基本構想に関わり、ここで諏訪清陵中学校の実施図面が手に入りましたので眺めさせていただいております。
これから施工に入る前にО建設にお願いすることもありYさんと打ち合わせをする。僕が今仕事で考え続けて実践している太陽光の集熱と基礎断熱に関しては意見もありあらためて施工者にはお願いするつもりでいます。僕等同窓会の意向を取り入れていただき多少学校として固さはありますが、良い方向へ進んでいますので楽しみに監修させていただきたいと思っております。しかしながら 実施設計者を入札にて選定し、監理者も入札にて選定するという自治体の設計者の選定方式はいかがなものか?
ソフト部分を含め県の担当者と基本設計を打ち合わせてきた僕にとりましては、一人の建築家が最初から最後まで責任を持つという仕事へのスタイルを貫くいつもの僕の仕事を考えると様子がずいぶん異なります。設計者の意思で子供たちが直接学校づくりの一部にも参加する機会を設けたりもできるはずであり、そうしてできあがる学校は正に彼等のものであります。合意形成のプロセスを経て設計を進めることは設計をするものの主体性を放棄することではない。
設計者は他の誰よりも豊富な知識を持っているのだからその立場で積極的に提案して議論を深めることが重要だと思う。自治体の設計ではありますが、建築は利用する人のものだということを設計から施工・・・完成して維持していくのに忘れてはならないことです。これは住まいの設計を例にとればすぐわかることです。
そんな意味もあり今後しっかり見つめていくつもりでもあります。
週末2日(土)は雨・・・雪が融けてきてありがたいと思う。朝アトリエの皆と仕事の再確認。重複しているので慎重に・・・期日もあり忙しい・・・
3日(日)は久しぶりに午後ジョギング。
4日(月)午後はA邸改修クライアントとの打ち合わせから今週もスタートです。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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