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今週のコラム
17日(火)台風一過・・・秋晴れ 午後のくらすの家の現場も清々しい秋空のもとで作業が進む。
 18日(水)小さな森の天文台をY建設の専務をよんで見積依頼をする。小さな小さな天文台ですが、
内部空間には大きな宇宙が広がります・・・・・

   日常の住まいの設計に触れながら考えていることは生活空間は「衣」「食」「住」「もの」の4領域が深く関係しています。さらに+環境への配慮が重なり人や自然に優しい生活空間をデザインできたら理想です。身のまわりや、そのあり方をコントロールすることへの生活の知恵を皆が育てていかなくてはなりません。これは学生の教育にも深く関係しています。

  今自然と触れ合うことの大切さを感じている人が多い。科学技術やコンピュータ化が進み世界中が身近に感じられるようになり、生活者のライフスタイルやコミュ二ケーションのあり方が変化しています。
持続可能な社会を創るためには社会の多様化に対応できる人間力が必要だと感じます。住まいのリテラシーとは何か?そして省エネルギー型の暮らしを目指すために日常の生活から家族皆が自然環境への関心を高めた生活を実践していくことが大切かと思います。住まいはそうした生活と文化を生み出す器でありたいと考えています。 
  僕が実践していきたい基本的な内容をまとめてみました。

1.自然とともに生きる
建築は本来自然に置かれたもの いかに自然を引き込めるかが大切です。
材料の再生 循環型社会へ

2.エネルギー と かたちは自然に見られる草花や動物が与えてくれるかたちが基本です自然の法則を良く観察してデザインをする。

3.普遍性
相対化したデザイン・・・建てた住まいが質的にも内容的にも良いことが証明されれば他の場所でも地域特性をふまえて基本的な考え方を継承できる。

4.太陽光、地熱、水力、風力を使いエネルギーを産出する努力をする。

5.省エネ
 エネルギーの産出とともに 日除けを使う等空調になるべく頼らない構造にすること

6.健康な建築
 毒性のない材料を使用すること

7.地産地消
 なるべく地元の材料を使う

8. 場所全体の調和  美しい日本の風景を継承する。
  適切な工法 雨が多いとか 乾燥している地域とか風土を大切に考えること

9.廃棄物
 廃棄物の監理をして 建設後のビオトープなどを考える

10. 責任と平和
 環境を破壊するような建築は実践しない・・・たとえ依頼されてもノーと伝える姿勢。 
  くらすの家のように心から楽しい建築を目指す。
   ・・・自然や人を愛する姿勢を忘れないこと。

(C)文・かたくら たかゆき

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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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