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今週のコラム
9月2日(火)ステージのある家の完了検査申請の日となり、現場にてクライアントに書類に押印していただき塩尻市役所へ行く。
自宅改修は、壁匠トーワさんが頑張りほぼ全面を塗り終えました。各工程に手をかけていただき建築に深みがでてきてうれしい。自然乾燥して色合いもますます自然に同化した雰囲気になっていくと思います。
4日(木)Uejobi建築学科の授業・・・一人、一人との対話を繰り返しながら個人個人の様子をつかむ。とにかく考えながら手を動かすことを伝えていく。
5日(金)午前中は柴﨑さんや池上君とステージのある家の完了検査に行く。検査をすれば毎回細かい手直し事項も多くあるものだ。インタフォンカバー等の残工事はあるものの9日の引き渡しとなります。
 6日(土)池上君と東松島へ向かう。東京から新幹線にて仙台、仙台も何年ぶりか・・・暑い一日。その後高速バスにて東松島市 矢本へ行き15:00~東松島市役所にて環境未来住宅コンペin東松島現地視察会の実行委員会の挨拶から始まり東松島市復興政策部長さんからは「あの日を忘れずともに未来へ」の講話をお聞きしました。一次審査通過者の10組の皆さん、関係者の方との懇親会もありこの日は終了。
7日(日)朝からバスにて開発の進む主要集団移転用地の見学を行いました。現在建てられている住まいの外観等、どこにでもあるような既製のサイディング等でなく県産材等の木材利用をして森林を守り炭素の固定化を実践していく必要を感じました。本当に大切なものを失われた時こそ、暮らしに必要な材料も吟味すべきと感じます。被災地の皆さん本当に大変なことです。災害の現場も広範囲であり皆が結束して頑張っていかなくてはと深く感じました。そんな見学の中にも建築家によるこのような施設もありほっとします。

二次審査の敷地も決まりました。一次審査の時と道路の位置も違う角地の決定でした。
地元協議会との共催勉強会にも合流しました。住宅ローンのことなど現実的な問題を乗り越えていかなければなりません。

夕方は大学時代の友人建築家菊地慎一君と会い久しぶりに懐かしい話。
8日(月)今回のコンペの二次審査へ向かうためにいろんな思いを巡らせて・・・時間をとって見学した伊東さん設計の仙台メディアテークは衝撃でした。おそらく誰もが柱がないと感じるだろう・・・革命・・・現場はさぞかし難しかっただろうと感じました。

3日間にわたり、環境未来住宅コンペin東松島 二次審査応募のための現地視察会はこれからの建築家の役割を深く考えることもできました。
これから二次審査作品も気持ち良い結果を残せるよう池上君、柴崎さんとまとめあげていきたいと思います。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。

(C)文・かたくら たかゆき

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プロフィール
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かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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