8日(水)朝は肌寒い。壁匠トーワさんたちが自宅の玄関ポーチから続くテラスの洗い出し仕上げに来てくれた。タマリョウが成長しているのでそれを養生して剥いでからの作業。一日かけてきれいに仕上がりました。午後は来春改修工事の馴染みの小さなレストラン、工事契約の立ち会い。日中は暑くなりましたが、夕方は涼しい。皆既月食の夜。9日(木)Uejobiの授業は柴﨑さんと一緒に行き模型の指導を行う。なかなかの模型になりうれしい。10日(金)午後自宅アトリエのペレットストーブの燃焼テスト。取り扱いが簡単でわかりやすく良かった。

暖炉はいくつも設計してきました。オープンファイヤープレスの炎の美しさと柔らかさを見ている僕には正直ペレットの炎は硬く感じる。でも室内はクリーン、灰が少ないので安心です。
11日(土)は、新宿リビングデザインセンターОZОNEにて住まいづくりセミナー。10時に湯浅さん、飯沼さんと待ち合わせて11時に開始となり楽しいセミナーとなりました。僕の話のダイジェストを紹介させていただきます。
暖房を改めて考えてみましょう!
●エコロジーの考え●ランニングコストのかからない住まいにするにはどうするか?
●まず敷地を読み、四季の変化に対応した住まいを目指す
●住まいには有効な断熱が必要
僕の住まう長野県の現在・・・
管理された森林から得られる木材を利用すれば、その間に森林は再生して再び木材を利用できます。県内は間伐も進んでいまして木材が手に入りやすいため薪ストーブの使用も多くなりました。上伊那森林組合では木質ペレットの生産量2550t/年ということでペレットも手に入りやすいです。ペレットは木を1/3に圧縮して運搬・保管が楽です。灰が少なく掃除も簡単。ペレットストーブの使用も多くなっています。県産材の利用を中心に身近な木材利用が進んでいます。(県産材利用、杉やカラマツ、檜以外にニセアカシアの床等の利用)
●エネルギーの地産地消
●暖炉を創るということ
●人は「火」を見つめながら生きてきました。
●家族の中心の喪失・・・火は家族団欒を支えます。
●部屋の入り口から暖炉のゆらぐ炎が直接見える(オープンファイアプレス)と大変気持ちが良いですね!炉の開口面に吸引される空気量は開口面積(c㎡)あたり0.07~0.1(?)にも達します。この量は薪が燃焼する20~30倍にもなり、暖炉のある部屋を1時間に4~6回換気することになります。密閉型ストーブやボイラーなど一般の燃焼装置では供給される空気量が、燃焼に必要な空気量の1.2~1.5倍に押さえられているのが普通です。暖炉は過剰な空気量を吸引するので煙道内の温度は60度~120度と比較的低いのです。暖炉のように煙道内の温度が低いと吸引力が弱いので他の装置の煙道より太く確実なものが必要となります。通風系が大変デリケートなのです。でも一般の方が使用できるように鉄工所に安く作っていただく工夫をしております。
●ストーブは煮炊きできるバーモントキャスティング
●パンも焼けるアンデルセンストーブマーグレティ等その他には小さくて安いストーブを一般的に導入しております。
●生活にとって必要な水と火と太陽の恵みを大切に
●暖炉、ストーブ、太陽光集熱等地域の自然エネルギーを考慮して暖房を考えることが重要!
●ヒ―トポンプ利用の温水パネル暖房、放熱器等、高性能のエアコン等により暖かい空気を室内に蓄熱する。
(今までは、灯油を使用、ボイラーにて温めた温水の不凍液を循環⇒ヒートポンプ利用)
●ダブルスキンによる太陽光集熱(壁集熱)の効果
●地域のメリットによる様々な暖房方法を研究、実践中。
●暖房を含め基本的には常に自然と融合できるような住まいづくりをめざします。
昨夜から台風が心配でしたが、県内は比較的穏やか・・・
(C)文・かたくら たかゆき
暖炉はいくつも設計してきました。オープンファイヤープレスの炎の美しさと柔らかさを見ている僕には正直ペレットの炎は硬く感じる。でも室内はクリーン、灰が少ないので安心です。
11日(土)は、新宿リビングデザインセンターОZОNEにて住まいづくりセミナー。10時に湯浅さん、飯沼さんと待ち合わせて11時に開始となり楽しいセミナーとなりました。僕の話のダイジェストを紹介させていただきます。
暖房を改めて考えてみましょう!
●エコロジーの考え●ランニングコストのかからない住まいにするにはどうするか?
●まず敷地を読み、四季の変化に対応した住まいを目指す
●住まいには有効な断熱が必要
僕の住まう長野県の現在・・・
管理された森林から得られる木材を利用すれば、その間に森林は再生して再び木材を利用できます。県内は間伐も進んでいまして木材が手に入りやすいため薪ストーブの使用も多くなりました。上伊那森林組合では木質ペレットの生産量2550t/年ということでペレットも手に入りやすいです。ペレットは木を1/3に圧縮して運搬・保管が楽です。灰が少なく掃除も簡単。ペレットストーブの使用も多くなっています。県産材の利用を中心に身近な木材利用が進んでいます。(県産材利用、杉やカラマツ、檜以外にニセアカシアの床等の利用)
●エネルギーの地産地消
●暖炉を創るということ
●人は「火」を見つめながら生きてきました。
●家族の中心の喪失・・・火は家族団欒を支えます。
●部屋の入り口から暖炉のゆらぐ炎が直接見える(オープンファイアプレス)と大変気持ちが良いですね!炉の開口面に吸引される空気量は開口面積(c㎡)あたり0.07~0.1(?)にも達します。この量は薪が燃焼する20~30倍にもなり、暖炉のある部屋を1時間に4~6回換気することになります。密閉型ストーブやボイラーなど一般の燃焼装置では供給される空気量が、燃焼に必要な空気量の1.2~1.5倍に押さえられているのが普通です。暖炉は過剰な空気量を吸引するので煙道内の温度は60度~120度と比較的低いのです。暖炉のように煙道内の温度が低いと吸引力が弱いので他の装置の煙道より太く確実なものが必要となります。通風系が大変デリケートなのです。でも一般の方が使用できるように鉄工所に安く作っていただく工夫をしております。
●ストーブは煮炊きできるバーモントキャスティング
●パンも焼けるアンデルセンストーブマーグレティ等その他には小さくて安いストーブを一般的に導入しております。
●生活にとって必要な水と火と太陽の恵みを大切に
●暖炉、ストーブ、太陽光集熱等地域の自然エネルギーを考慮して暖房を考えることが重要!
●ヒ―トポンプ利用の温水パネル暖房、放熱器等、高性能のエアコン等により暖かい空気を室内に蓄熱する。
(今までは、灯油を使用、ボイラーにて温めた温水の不凍液を循環⇒ヒートポンプ利用)
●ダブルスキンによる太陽光集熱(壁集熱)の効果
●地域のメリットによる様々な暖房方法を研究、実践中。
●暖房を含め基本的には常に自然と融合できるような住まいづくりをめざします。
昨夜から台風が心配でしたが、県内は比較的穏やか・・・
(C)文・かたくら たかゆき
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かたくらたかゆき
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性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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