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今週のコラム
22日(水)雨が降り続きます。朝起きて我が家で感じることは、毎年今頃の秋の季節はひんやりした一階の部屋も現在改修した玄関からアトリエ部分は断熱材も優れているものの玄関床の栗の木等の素材感もあり、部屋の延長のように広くなっても暖かく感じることなのです。特に食事の時は、娘は大学へ行き不在・・・母と家内と3人だけですが、ダイニング、キッチンに居て本格的に暖房をしなくても生活の熱で暖かいのは断熱材が効果的に利いているかと思うのです。増築、改造してきて今回は6回目の改修にて断熱材の入らない部分も当然出てきますので、フジワラ化学の断熱フィラ―を軒裏含めて一筆書きのように外壁を覆い、仕上げまで含めて4層の外壁構成なのでその効果があるのだろうと思います。
午前中から東松島市の環境未来住宅コンペティション提出の図面の色校正を行い。印刷所での打ち合わせを行うことになる。A1に1枚にてのカラー印刷をするのは内容が細かいので難しいようなのです。
23日(木)Uejobi建築学科の卒研の授業では今後僕の時間はA5程度の用紙に「絵カード式ブレーンスト―ミング」を行いまとめていくことになり、これが発表を始めると効果的!楽しい時間となりました。
僕は学生の頃から建築のことばかり考えてきて・・・29歳の時独立して設計事務所を持ち、今年で28年となった。夢中で住まいの設計に取り組んできた。人はなぜ家をつくるか?
もっとも建築史を振り返ると原始時代の遺跡等見ると住宅は存在している。その住まうという素朴なものであったはずが日本中なんとか風にこだわり、システムキッチンのカッコ良さを追求?住まうという家の本質以外のところがまだまだ評価される部分が多い。
家は何が中心となるべきか?家でしかできないことはなんだろうか?自宅は父が健在であったころから必要に応じて多少の改修をしてきましたが、今回の改修をあたるにずーっと考えてきたこと。改修前には応接間であったところがありました。客の利用しない応接間?それをなくして玄関から続くアトリエにした。玄関の床も家の庭に育っていた栗の木を厚30mmにして大工さんに敷いてもらい、なんとなく部屋の延長になりました。このアトリエはマルチユースなので家族が休憩したり。ゲストコーナーにも使えて我が家流の使い方であります。夕方遅い時間に僕がアイデアを考えるところでもあります。昔のように人が大勢集まることはなくなったので和室2間続きを用意しておく必要もない?しかしながらこのような部屋は貴重です。金をかけて壊す必要もない。夏などは改修した快適な風呂から出て畳のある部屋でビールを飲み楽しい「だんらん」もできる。冬はお正月の行事等、それなりの楽しみがある。確かに今の社会は外に出れば家にない行為を補える立派な施設があり一般の住まいよりはるかに設備やサービスが良い。ではなぜ「住まい」が大切なのか?もっとも大切なことは家族みながくつろげる我が家流の居場所があることではないでしょうか?それが食事の場であったり・・・様々なアイデアが考えられます。最近は一人住まい(高齢者に限りません)の方も多いので他人と家族のようにシェアする場所、対話の在り方も大切です。どうでしょうか?我が家流の「だんらん」の居場所・・・こんなのどうですかというお施主さんいませんか?(笑)
映画 恋するベーカリーの食卓
日曜日、家内は娘の生活を確認に東京へ・・・
(C)文・かたくら たかゆき

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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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