18日(月)JIA長野地域会は15:00から広報委員会、17:30から総務委員会となりました。住宅部会の吉田さんから10月に長野を訪問されるイスラエル建築家協会日本建築視察団35名へのレクチャーを頼まれていましたので山口代表にお願いしまして地域会としても準備をさせていただくことになりました。
19日(火)午後はIさんとの住まいの基本設計打ち合わせ。奥さんは出産を控えていてまだ退院できないようなので父親が奮闘している姿に心から応援したくなります。ここでファサードラタンに挑戦してみようということでクライアントと合意ができうれしく思います。
打ち合わせ後一緒に銀行まで相談に伺い良い話になりそうです。次回に設計契約になります。
20日(水)改修した大滝歯科医院にお世話になり前回の折れたインプラント部分を再生する準備です。宮脇檀の「日曜日の住居学」小さな本なのでバッグに入れて待合の時間に読む。 住み方の姿勢について、はっとする文章・・・ 「再度いう。どんな条件下にあろうと(人にとってこれが十分という状況などありはしないのだから)、その状況の中で自分の生活空間を充実させる努力をする人でない限り、新しい生活空間を自分のものにする資格はないし、そうしたことのできない人に、どんなにプロが立派な空間を与えても豚に真珠なのだと。もし夫や工務店や建築家にちゃんとした住まいがほしいと要求するのであれば、自分がそのチャンとした住まいを住みこなせる人間であることをいまの住居の中で実行し、確認し、みなに認めさせたあとにしてほしい。そういう施主が来てくれることを心から望んでいる。」と述べています。少々主婦の皆さんに厳しい発言は宮脇流。住まいの形ではなく、住まい方が第一、生活をどう営むかが第一で、住居はそれをフォローする役目しかもたない・・・生活を考えるところから住居の発想が生まれるという現代の暮らし方への警鐘が少なからず含まれている言葉でもあります。
21(木)Uejobij授業午前中は建築基礎・・・住宅を設計することの意味を生活の場としてまた風景の一部としての在り方を述べる。午後は課題Ⅲのエスキス・・・模型を見ながら講評。暑い日でした。
住まいを生活の部分に焦点をあてて掘り下げていくこと、住居学というより生活学のようなところに僕の興味はあるのだが、届けられた雑誌「住まいの設計」7,8月号。表紙はなんと ハウスメーカーで建てた「自分らしい家」というショッキングな見出しが目につく。ハウスメーカーでいい家が建つ方法!建築家の特集は改修と狭小住宅というところ・・・このハウスメーカー特集・・・何が目的なのだろう。簡単なつくりに見えるがここに紹介されたメーカーハウスにはクライアントの生活をそれなりに捉えているところが不思議だ。こうした家ならメーカーハウスで十分と言っているようにも見えるがこれで果たして良いのだろうか?
22日(金)JIA長野地域会の倉橋さんの訃報が入り愕然とする。信じられなくて悲しい、残念です。東松島の環境未来住宅のコンペにて受賞したときにお祝いの電話をいただいたのが最後の会話でした。ひたむきに建築に生きた人でもあります。心からご冥福をお祈り申し上げます。
住宅部会から10月のZONE住いセミナーのコーディネーター役となりリノベーションについてまとめなくてはならないので、現在進行中の仕事も含めいろんなことを考えてみたいと思います。
23日(土)アトリエの仕事は半日にて終了。住宅部会の吉田さんからイスラエル建築家協会との長野地域会との交流について電話。まだ時間はあるがスケジュールを組んでいくといろいろと忙しい。今夜のJ1は松本山雅FCと横浜F ・マリノス戦。NHKBSにて観戦!
24日(日)庭に咲くクレマチスの花があまりにも美しい・・・日曜日は家内と畑の手入れをしたり・・・良い暮らし方を提供する建築家としては、ボーッとしている時間もあるが、僕にとってこれが十分な状況ではないとしても、置かれた状況の中で生活空間を充実させるのは僕の仕事だと思っているので、ソファに座ったり、座敷から庭を眺めたり・・・外から見える玄関脇の窓辺の花の位置を考えたり・・・いろいろと考えていると結構日曜日の午後は楽しいものだ。其のうち飽きて早くから風呂に湯を入れて庭を眺めては季節の緑を楽しむのであるが、緑の中に鮮やかな花を見ていると気持ち良いものです。缶ビールを一本飲み、夕食まで時間があるので室内を暗くしたアトリエから再び緑を眺める・・そうして夕食を終えてその頃になりようやく錯綜中の図面に目を通す。静かな空間に一人・・・
(C)文・かたくら たかゆき
19日(火)午後はIさんとの住まいの基本設計打ち合わせ。奥さんは出産を控えていてまだ退院できないようなので父親が奮闘している姿に心から応援したくなります。ここでファサードラタンに挑戦してみようということでクライアントと合意ができうれしく思います。
打ち合わせ後一緒に銀行まで相談に伺い良い話になりそうです。次回に設計契約になります。
20日(水)改修した大滝歯科医院にお世話になり前回の折れたインプラント部分を再生する準備です。宮脇檀の「日曜日の住居学」小さな本なのでバッグに入れて待合の時間に読む。 住み方の姿勢について、はっとする文章・・・ 「再度いう。どんな条件下にあろうと(人にとってこれが十分という状況などありはしないのだから)、その状況の中で自分の生活空間を充実させる努力をする人でない限り、新しい生活空間を自分のものにする資格はないし、そうしたことのできない人に、どんなにプロが立派な空間を与えても豚に真珠なのだと。もし夫や工務店や建築家にちゃんとした住まいがほしいと要求するのであれば、自分がそのチャンとした住まいを住みこなせる人間であることをいまの住居の中で実行し、確認し、みなに認めさせたあとにしてほしい。そういう施主が来てくれることを心から望んでいる。」と述べています。少々主婦の皆さんに厳しい発言は宮脇流。住まいの形ではなく、住まい方が第一、生活をどう営むかが第一で、住居はそれをフォローする役目しかもたない・・・生活を考えるところから住居の発想が生まれるという現代の暮らし方への警鐘が少なからず含まれている言葉でもあります。
21(木)Uejobij授業午前中は建築基礎・・・住宅を設計することの意味を生活の場としてまた風景の一部としての在り方を述べる。午後は課題Ⅲのエスキス・・・模型を見ながら講評。暑い日でした。
住まいを生活の部分に焦点をあてて掘り下げていくこと、住居学というより生活学のようなところに僕の興味はあるのだが、届けられた雑誌「住まいの設計」7,8月号。表紙はなんと ハウスメーカーで建てた「自分らしい家」というショッキングな見出しが目につく。ハウスメーカーでいい家が建つ方法!建築家の特集は改修と狭小住宅というところ・・・このハウスメーカー特集・・・何が目的なのだろう。簡単なつくりに見えるがここに紹介されたメーカーハウスにはクライアントの生活をそれなりに捉えているところが不思議だ。こうした家ならメーカーハウスで十分と言っているようにも見えるがこれで果たして良いのだろうか?
22日(金)JIA長野地域会の倉橋さんの訃報が入り愕然とする。信じられなくて悲しい、残念です。東松島の環境未来住宅のコンペにて受賞したときにお祝いの電話をいただいたのが最後の会話でした。ひたむきに建築に生きた人でもあります。心からご冥福をお祈り申し上げます。
住宅部会から10月のZONE住いセミナーのコーディネーター役となりリノベーションについてまとめなくてはならないので、現在進行中の仕事も含めいろんなことを考えてみたいと思います。
23日(土)アトリエの仕事は半日にて終了。住宅部会の吉田さんからイスラエル建築家協会との長野地域会との交流について電話。まだ時間はあるがスケジュールを組んでいくといろいろと忙しい。今夜のJ1は松本山雅FCと横浜F ・マリノス戦。NHKBSにて観戦!
24日(日)庭に咲くクレマチスの花があまりにも美しい・・・日曜日は家内と畑の手入れをしたり・・・良い暮らし方を提供する建築家としては、ボーッとしている時間もあるが、僕にとってこれが十分な状況ではないとしても、置かれた状況の中で生活空間を充実させるのは僕の仕事だと思っているので、ソファに座ったり、座敷から庭を眺めたり・・・外から見える玄関脇の窓辺の花の位置を考えたり・・・いろいろと考えていると結構日曜日の午後は楽しいものだ。其のうち飽きて早くから風呂に湯を入れて庭を眺めては季節の緑を楽しむのであるが、緑の中に鮮やかな花を見ていると気持ち良いものです。缶ビールを一本飲み、夕食まで時間があるので室内を暗くしたアトリエから再び緑を眺める・・そうして夕食を終えてその頃になりようやく錯綜中の図面に目を通す。静かな空間に一人・・・
(C)文・かたくら たかゆき
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男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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