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今週のコラム
23日(火)12時16分の特急あずさにて新宿へむかう。駒込駅にてクライアントと待ち合わせて、現場に15時30頃。K建設のS代人と打ち合わせ。基礎配筋もきちんと仕上がりました。役所への書類等、外装材のこと、その他、構造の土台の金物の打合せ等。今後厄介なのは室内のプレート階段の施工について。東京には珍しく肌寒く感じる日でした。夕方は住宅部会の市民住宅講座WGのため建築家会館へ。コーディネーター会議による話し合い。


「セミナーは我々建築家の本質、理念をわかりやすく伝える。造形力がデザインと思われているが、広い意味のプランニングの中に人の意識や行動を促す力がある。それが住まい。家族との関わりにより変わっていく住まいとなるアフォ―ダンスデザイン。家にとってデザインとは何か?プロセスを含めデザインには解決していく力がある。デザイン力が住まいを変える。」
話合いの中で共感する内容となってきました。セミナーを開催するにあたり楽しい議論になってきました。こうしたサロンが本来の住宅部会・・・

僕は今後も、歴史や人々の思い入れが込められた住まいやまちなみに潜む豊かさの継承と新たな思い入れを「積層」することで、自然を引き込み、地勢や環境を生かした愛着を感じられる住まいの在り方を提案し続け、社会に向けて様々なデザインを広げていきます。このような目標にて毎日アトリエの皆と新築を含めて、住まいの改修と修景等に向き合っております。

建築は空家が多くなり、古い建築が、現在の生活に合わなく放置されている状況が多くなりました。今感じている大切なことは今の暮らし向きに見合うように編集し、そこに思いを積層しながら・・・歴史を繋げていくこと・・・が大切ではないでしょうか?クライアントとの対話から予算を含めて緩やかに改修を進めております。

デザイン力が住宅を変える!暮らしから考えたらこういうことができる。
家にとってデザインとは何か。プロセスを含めデザインには解決する力があります。

家は今住まうところから何十年と先の将来をイメージすることはとても難しいことですが、家族の今後という視点で考えていくと、家というのは変化に対応したつくり方が大切です。風を感じ、光りを感じ、家族の成長と変化に対応できる家、家族との関わりにより変わっていく住まいとなることが望まれます。

28日(日)JIA建築祭 最終日は長野県学生卒業設計コンクール。素晴らしいお人柄の栗生先生にも会えてうれしい日でした。

大学生の部 金賞受賞作品

一日楽しませていただきました。最後に挨拶をさせていただきました。学生たちの夢のある作品を広く社会に広めていく場を設けることは、JIAと教育機関の責務と感じます。



(C)文・かたくら たかゆき

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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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