16日(火)午後お世話になっている司法書士のM先生と土地問題の解決に向かい大詰め。夕方は住宅部会・市民住宅口座WG・TV会議に参加。神宮の建築家会館の雰囲気を共有しているので活発な意見交換にて充実した時間でした。今年は昨年度以上に職能について議論する場を持ちたいと、部会長の勝手な?願いでもあります。
17日(水)岡谷市のまちづくり旧庁舎活用チームに県から元気づくり支援金が交付されることもあり今後の模型作りの打ち合せと進め方の意見交換。
18日(木)学生たちの近代建築の巨匠サーベイの発表は作品と背景を調べ上げて楽しい時間でした。午後は課題のエスキース、自分の考え方を思い切って表現してほしい。一人一人との講評から次が生まれてくる。
20日(土)空を繋ぐ家の手直しの打ち合せにNさん宅へ。業者にはきちんと対応の仕方について意見を述べる。午後は清陵高校付属中学校の評議員として授業参観に顔を出す。
中学生の英語の授業はフルタイム英語のスピーチにて楽しい雰囲気でした。高校生の授業も有効にプロジェクター等の使用にて大変わかりやすい授業と感じました。中学生棟は僕が設計に関わったこともあり、外は暑い一日でしたが、室内は涼しい環境でした。断熱効果があります。
21日(日)家内と畑仕事をして午後は湘南ベルマーレと松本山雅FCを観戦。残念ながら敗戦。山雅ファンにはショックの一日。
22日(月)アトリエの皆と仕事の組み立て。東松島のOさんからメ―ルが入り、連さんと電話にて基本設計の内容を確認する。
23日(火)住宅部会の日、斎藤孝彦さんと職能についての打ち合せがあり建築家会館の5階C会議室15:30に郡山、大川、大塚、寺山、米田、片倉が集まる。いろいろと斎藤さんにお聞きしたいこともあり下記のメモを皆にお配りしてその後大川さんが中心となりフリーにディスカッションを行う。
斎藤さんの住宅設計手法、そのエッセイと評論・・・ずっと読ませていただきましたファイルが手元にあります。プロフェッションとしての業としての必要条件は
①公益を最優先とすること
②高度の専門性をもつこと
③個人であること
④営利を目的としないこと
⑤団体による倫理規制があること
などとされるが、③④は危機に瀕していると述べられて、だからこそプロフェッションの思想が必要なのだと述べられています。
●プロフェッションという言葉の基本、その深さも確認させていただけたらと思います。
●日本はプロフェッションが育たないのでしょうか?建築家のプロフェッションを実現していく にはどうしたらよいだろうか?という文章も拝読させていただきました。
●建築家という個人がプロフェッショナルサービスを提供する能力があるのにそれを資格が保証し ていないという思いがありそれを拡大する方向で考えていくべきだと感じていました。
以前のエッセイの中から
1950年建築士法は田中角栄らが兼業禁止規定を外した法案を議員立法として提出し、成立。今の建築士法は建築家たちが主張するような「業を規定するようなプロフェッション法」でなく、単に建築基準法を守らせるための「技術者の資格者法」となったのである。・・・とあります。
※専業である建築家の自由と自立を論ずる時に建築士資格者に法的には専業、兼業の区別がなく
ここのところは新しい枠組みで整理すべきだと思ってきたのですが?
下記、感銘を受けた文章(エッセイ中)
●私は、建築家が世の中からまっとうな扱いを受けるためになすべきことは、まず日常の業務を、
プロフェッション倫理の根幹である「公益優先と利他主義」の考え方で根本から見直すことだと思う。
●建築家の自由とは営利業からの自立があってこそ、初めて成り立つものだ。
その他
●建築士法の問題
●世代間の考え方
●ASJ問題
最後に斎藤さんはプロフェッション法をつくるしかないとおっしゃいました。大変有意義な時間でした。
その後部会運営会議後、住宅部会の日企画は米田さん寺山さんの生き方を語る、職能と報酬・・・その後皆で意見交換。
(C)文・かたくら たかゆき
17日(水)岡谷市のまちづくり旧庁舎活用チームに県から元気づくり支援金が交付されることもあり今後の模型作りの打ち合せと進め方の意見交換。
18日(木)学生たちの近代建築の巨匠サーベイの発表は作品と背景を調べ上げて楽しい時間でした。午後は課題のエスキース、自分の考え方を思い切って表現してほしい。一人一人との講評から次が生まれてくる。
20日(土)空を繋ぐ家の手直しの打ち合せにNさん宅へ。業者にはきちんと対応の仕方について意見を述べる。午後は清陵高校付属中学校の評議員として授業参観に顔を出す。
中学生の英語の授業はフルタイム英語のスピーチにて楽しい雰囲気でした。高校生の授業も有効にプロジェクター等の使用にて大変わかりやすい授業と感じました。中学生棟は僕が設計に関わったこともあり、外は暑い一日でしたが、室内は涼しい環境でした。断熱効果があります。
21日(日)家内と畑仕事をして午後は湘南ベルマーレと松本山雅FCを観戦。残念ながら敗戦。山雅ファンにはショックの一日。
22日(月)アトリエの皆と仕事の組み立て。東松島のOさんからメ―ルが入り、連さんと電話にて基本設計の内容を確認する。
23日(火)住宅部会の日、斎藤孝彦さんと職能についての打ち合せがあり建築家会館の5階C会議室15:30に郡山、大川、大塚、寺山、米田、片倉が集まる。いろいろと斎藤さんにお聞きしたいこともあり下記のメモを皆にお配りしてその後大川さんが中心となりフリーにディスカッションを行う。
斎藤さんの住宅設計手法、そのエッセイと評論・・・ずっと読ませていただきましたファイルが手元にあります。プロフェッションとしての業としての必要条件は
①公益を最優先とすること
②高度の専門性をもつこと
③個人であること
④営利を目的としないこと
⑤団体による倫理規制があること
などとされるが、③④は危機に瀕していると述べられて、だからこそプロフェッションの思想が必要なのだと述べられています。
●プロフェッションという言葉の基本、その深さも確認させていただけたらと思います。
●日本はプロフェッションが育たないのでしょうか?建築家のプロフェッションを実現していく にはどうしたらよいだろうか?という文章も拝読させていただきました。
●建築家という個人がプロフェッショナルサービスを提供する能力があるのにそれを資格が保証し ていないという思いがありそれを拡大する方向で考えていくべきだと感じていました。
以前のエッセイの中から
1950年建築士法は田中角栄らが兼業禁止規定を外した法案を議員立法として提出し、成立。今の建築士法は建築家たちが主張するような「業を規定するようなプロフェッション法」でなく、単に建築基準法を守らせるための「技術者の資格者法」となったのである。・・・とあります。
※専業である建築家の自由と自立を論ずる時に建築士資格者に法的には専業、兼業の区別がなく
ここのところは新しい枠組みで整理すべきだと思ってきたのですが?
下記、感銘を受けた文章(エッセイ中)
●私は、建築家が世の中からまっとうな扱いを受けるためになすべきことは、まず日常の業務を、
プロフェッション倫理の根幹である「公益優先と利他主義」の考え方で根本から見直すことだと思う。
●建築家の自由とは営利業からの自立があってこそ、初めて成り立つものだ。
その他
●建築士法の問題
●世代間の考え方
●ASJ問題
最後に斎藤さんはプロフェッション法をつくるしかないとおっしゃいました。大変有意義な時間でした。
その後部会運営会議後、住宅部会の日企画は米田さん寺山さんの生き方を語る、職能と報酬・・・その後皆で意見交換。
(C)文・かたくら たかゆき
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男性
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建築家
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自然に親しむこと
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豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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