27日(火)午後は アメリカ広葉樹日米建築家懇談会に出席のため14時のあずさにて千駄ヶ谷へ向かう。余裕をもつて建築家会館へ到着して辻さんと打ち合せ。午前中に送ったパワーポイントも無事届き安心。
◆アメリカ広葉樹日米建築家懇談会 (ビル・ゲイツ氏の私邸を設計されたJames Cutler氏と)
6月27日(火)アメリカ広葉樹日米建築家懇談会が建築家会館・大ホールにて行われました。
講演(1)「家族の居場所と奥への試み」は、日本側の代表として僕が手がけた2つの作品を通して住宅に「奥」をつくりだすことを南入りの特殊性に関係して述べてみました。このことに関しましては、敬愛する渡辺武信さんが「奥」を最も緊急に必要としているのは、私なりの表現で「私性の砦」である住宅に他ならないことは明らかだと述べております。
講演(2)「建築材料への畏敬」は、James Cutler氏の講演となり、師ルイス・カーンの話から文化的環境についてのリスペクトされた深い思考を述べられました。また森の中に素材のもつポテンシャルを大切にされガラス越しに室内外を繋げていく作品の環境とのハーモニーの美しさに魅了されました。
パネルディスカッションはJames Cutler、吉本大史、湯浅剛、僕の4名が
アメリカ広葉樹輸出協会の辻隆洋氏の進行にて
1) 米国と日本の建築家の環境建築への取り組み
2) 米国と日本の建築家の木質内装材利用に対する考え方
3) 日本の建築家に対するアメリカ広葉樹を含む木材製品の情報提供の
方法等を話合い環境への配慮や持続可能な社会へ向けて活発な意見交換となりました。
その後、建築家倶楽部にてレセプションが始まり和やかな交流の場となりました。挨拶での僕のスピーチを掲載させていただき報告とさせていただきます。
Hello, everyone and welcome.
During the seminar we discussed many issues facing
architects on both sides of the Pacific. Your input and ideas
will hopefully transform into real-life applications enabling us
to better the environment and communities we serve.
As we come to the close of this seminar, it is important for
us to remember that a society focused on the environment
and sustainability is a society guaranteed to prosper.
Thank you all very much.
その後は娘のところに宿泊。今進行している卒業設計の話も聞き28日(水)家に戻る。
29日(木)学生たちの模型への気迫を感じヒントを与えながら悩みながらもまとめている学生を見守る。
30日(金)今月から始まったY邸修景の第一回の打ち合せに池上君と伺い、キックオフにて喜んでいただくクライアントの表情を見ながらうれしさを感じてアトリエに戻る。
夕方は帰宅途中の柴崎さんに岡谷駅まで車に乗せてもらい松本の西澤さんが来られるのでお迎えしてから「よしの」にて懇親会。お家の新築から今回の改修まで思い出の時間を振り返り楽しい時間でした。
7月に入りました。日曜日午前中は家内と畑の整備。畑と庭先に菊の花が成長しているので、大胆に活けて見た。活け花は自己流の趣味だが、「家は等身大の信仰の場」と思う気持ちからか家の隅々にまで愛情を注ぎたいと思う。
(C)文・かたくら たかゆき
◆アメリカ広葉樹日米建築家懇談会 (ビル・ゲイツ氏の私邸を設計されたJames Cutler氏と)
6月27日(火)アメリカ広葉樹日米建築家懇談会が建築家会館・大ホールにて行われました。
講演(1)「家族の居場所と奥への試み」は、日本側の代表として僕が手がけた2つの作品を通して住宅に「奥」をつくりだすことを南入りの特殊性に関係して述べてみました。このことに関しましては、敬愛する渡辺武信さんが「奥」を最も緊急に必要としているのは、私なりの表現で「私性の砦」である住宅に他ならないことは明らかだと述べております。
講演(2)「建築材料への畏敬」は、James Cutler氏の講演となり、師ルイス・カーンの話から文化的環境についてのリスペクトされた深い思考を述べられました。また森の中に素材のもつポテンシャルを大切にされガラス越しに室内外を繋げていく作品の環境とのハーモニーの美しさに魅了されました。
パネルディスカッションはJames Cutler、吉本大史、湯浅剛、僕の4名が
アメリカ広葉樹輸出協会の辻隆洋氏の進行にて
1) 米国と日本の建築家の環境建築への取り組み
2) 米国と日本の建築家の木質内装材利用に対する考え方
3) 日本の建築家に対するアメリカ広葉樹を含む木材製品の情報提供の
方法等を話合い環境への配慮や持続可能な社会へ向けて活発な意見交換となりました。
その後、建築家倶楽部にてレセプションが始まり和やかな交流の場となりました。挨拶での僕のスピーチを掲載させていただき報告とさせていただきます。
Hello, everyone and welcome.
During the seminar we discussed many issues facing
architects on both sides of the Pacific. Your input and ideas
will hopefully transform into real-life applications enabling us
to better the environment and communities we serve.
As we come to the close of this seminar, it is important for
us to remember that a society focused on the environment
and sustainability is a society guaranteed to prosper.
Thank you all very much.
その後は娘のところに宿泊。今進行している卒業設計の話も聞き28日(水)家に戻る。
29日(木)学生たちの模型への気迫を感じヒントを与えながら悩みながらもまとめている学生を見守る。
30日(金)今月から始まったY邸修景の第一回の打ち合せに池上君と伺い、キックオフにて喜んでいただくクライアントの表情を見ながらうれしさを感じてアトリエに戻る。
夕方は帰宅途中の柴崎さんに岡谷駅まで車に乗せてもらい松本の西澤さんが来られるのでお迎えしてから「よしの」にて懇親会。お家の新築から今回の改修まで思い出の時間を振り返り楽しい時間でした。
7月に入りました。日曜日午前中は家内と畑の整備。畑と庭先に菊の花が成長しているので、大胆に活けて見た。活け花は自己流の趣味だが、「家は等身大の信仰の場」と思う気持ちからか家の隅々にまで愛情を注ぎたいと思う。
(C)文・かたくら たかゆき
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男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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