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今週のコラム
14日(火)午後は、JIA長野地域会の出版レビューにて僕が、JIAのページリニューアルの説明をすることになっていました。ZOOMにてテレビ会議。
話を要約すると
・古典的プロフェッション
ヨーロッパでは17世紀~18世紀に成立、神との契約、Calling(招命)とも呼ばれ、聖職者、医師、弁護士が3大プロフェッションとされる。18世紀~19世紀の近代資本主義の発展とともに専門分化が進み、20世紀にはプロフェッショナリゼーションの波が起こり、多種のプロフェッション法が成立。英国ではジェントルマンシップと結びつきが強い。ノーブレスオブリージュ
・プロフェッションの5原則
※プロフェッションの問題は、細かい問題より  自由と独立
・高度の専門性  
一般的な分野で、かつ高度な専門性
・公益性  
公共への奉仕が第一目的
・非営利性 
営利を目的としない
・個人性
プロフェッションの根幹の倫理は、個人にある。権力から自由で、経済的に自立した個人
・団体性  
自主的な倫理規制を持つ団体に属する
※プロフェッションの根幹は公益性
・医師が生命に対して責任を負う、弁護士が正義に対して責任を負うと同じように建築家は環境について責任を負う、これは今の時代、環境という言葉の意味が広くなった。
※あまりにも、設計料という言葉が一人歩きしているが、我々建築家は、自分の標準を明らかにしてクライアントに業務の内容を説明、公開していく日常が信用に繋がるということを述べたかった。
※設計料という言葉は本来 建築設計工事監理業務委託報酬である。
・利益相反行為の排除
 建築家は施工者及び当該工事関係者との利益相反行為の排除をすることで、
 設計監理業務の公正を確保し、建築家は自由で独立した立場で建築主の利益
 を擁護し、社会の要請に応えていくことができます。
・建築設計工事監理業務委託報酬
 業務委託報酬は、住宅をつくるに際して必要となる設計及び図書の作成、
 工事監理の報酬であると同時に利益相反行為の排除を担保するためのものです。
15日(水)Iさんと松本の建築住宅センターの山田所長さんを訪問。これからの住まいのリノベーションの進め方についての打ち合わせを行う。キックオフにあたって予備調査する内容の整理。
16日(木)学生たちは課題の追い込み。一人、一人へ講評。
17日 (金)クライアントOBのNさん宅改修工事の立ち合い。外壁塗り壁の経年変化への対応。いつものように終了後にはNさんご夫婦と楽しい会話の時間。
18日(土) 20日の月曜日は終日授業のため、柴崎さんと仕事の打ち合わせ。
19日(日)家内と畑の整備等。
20日(月)終日授業にて学生の制作の講評・・・休講が多かったので補足授業となります。
 (C)文・かたくら たかゆき  

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かたくらたかゆき
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職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
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豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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