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今週のコラム
 26日(火)午後 「星空に語らう住まい」の現場へ行く。 一部天井の下地を貼り始めている。棟梁とは玄関周りの小庇について打合せをして流れるような納まりにしたいことを伝える。実は細かいことだが、こうした水平ラインを積み重ねた表情が全体を決めることになります。

 ライトは「自然は限りなく似通っているのだが、その特徴的な分節の中に表現の無限の多様性が横たわっている」と言うようにそうした考え方がライトのどの作品も気持ち良く表現されているのです。

自然な素材を使用して僕も周囲や天空に向かい成長していくかのような形をここでは試みています。

F建設のF社長とスキーで怪我をしてしまったクライアントのОさんを見舞いに病院へ行くが外泊していた。大分良くなっているようで安心しました。

 27日(水)昼近く、西浜の家F夫人からHRヒーターが暖まらないという連絡を受けМ設備と連絡をとりすぐに対応する。
午後は「地平線の家」クライアントのIさんから書類をいただく。柴崎さんが模型を直したので見ていただき、その後現場にて屋根の施工図の再打合せをする。
 夕方は担当しているK建設のОさんが若い現場監督さん二人と僕を夕食に誘ってくださった。Оさんの奥様に送っていただいたが、きょうはОさんの誕生日とか・・・Оさんは高校の大先輩であるが、建築史家の藤森照信さんとも高校、大学と同級生なのです。大学の一年後輩にはあの小田和正がいたとか・・・
うわさに聞く小田の卒論は「建築との決別」・・・軽井沢の家のIさんのところに遊びに行った時小田のライブを楽しませていただいたことを思い出しましたが、あの歌声そして表現を見れば建築と別れたことが羨ましくもあり確かに建築では表現できないシーンを創りだしている・・・
おいしい料理とお酒をいただき大変楽しい夜でした。

 28日(木)豊科の住まい М夫人と収納の打合せ。その後(社)日本建築家協会JIA長野県クラブのYさんから僕が豊科へ行くという情報が入ったようで、新作を見てほしいという電話をいただいていた。夕方になってしまったが喜んで伺った。敷地の高低差を生かした気持ちの良い住まいと暮らし向きあふれたかわいい住まいを見せていただいた。





29日(金)H旅館に伺いサンプルの確認。午後は地平線の家の現場打合せを細部にわたって行う。模型も修正しましたのでホームページを是非ご覧ください。
暖炉、外部建具の納まりなど深い打合せを行う。



 30日(土)午前中は「星空に語らう住まい」の打合せ・・・クライアントのОさんも出席していただきそろそろ仕上げの壁とかタイルとかを決めていくことになります。仕上げの素材は自然界と同様、安らぎと穏やかさの中に華がほしいと考えています。

 この日は忙しく午後は池上君とGさん宅へ設計打合せ。窓の安全性や使いかってを中心に部屋を広くする工夫等、とても密度の高い打合せになりました。

 Ⓒ 文・かたくら たかゆき

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プロフィール
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かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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