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今週のコラム
 27日(火)昨年末から病気と闘ってきた叔父が夕方亡くなった。家族や親戚、多くの方からの応援も最後は厳しい結果となった。
 僕が小学校6年生・・・父たちは叔父と小さな鉄工所を経営していた。その叔父の後姿を見て、僕は設計者になりたいと思った。そして中学二年生の時、万博のパビリオンに感動して建築家を志すことになる。僕にそうした希望を最初に与えてくれたのが叔父であった。
父の鉄工所は建築の骨組を造りあげた。建築ラッシュ、本当に忙しい時であったと思う。そうした忙しい時代を経て、僕が事務所を立ち上げてから設計した初期の暖炉は叔父たちの手により制作されたものである。
僕は叔父から多くを教えていただいた。病室で「地平線の家」の骨格の写真を見せてあげたら喜んでくれたのもついこの間・・・
28日(水)の通夜から始まり、30日(金)の葬儀にいたるまで皆に協力していただき夢中で段取りをした。
 葬儀は叔父の生き方にふさわしい厳粛でかつ友愛に満ち溢れたものとなり出席者に多くの感動を与えた。叔父の友人のYさんの原稿なしの弔辞は叔父が真福寺の責任役員としての功績に本山からの表彰と十人兄弟の二男として兄である僕の父を支えてきたお話をいただき葬儀の悲しみを越えて皆に深い友愛の心を残していただきました。
広い本道の正面が埋まるほどの花に溢れ幸せな時間をいただき叔父も喜んでいたと思います。皆様本当にありがとうございました。

 1日(土)午前中は「湖畔の片流れ」の地鎮祭と一転してお祝いとなり、午後は「星空に語らう住まい」の最終検査。
連休に入った2日(日)はそんなわけで柴崎さんに定例の打合せを任せていたので「地平線の家」の現場を一人で歩きながらイメージを確かめていく。


 連休中に入院中の中学校の同級生K君が家に帰ってくるということで奥さんから電話をいただいていた。実は17年前プレファブの住まいの増築を僕の設計で行っている。その時は2階へ鉄骨造としての増築であった。

 3日(月)外壁の塗装をやり直し、家を大切にしているK君家族の姿を見てうれしく思った。
 久しぶりにK君と会い、ベッドに横になる彼と奥さんと改修の打合せをする。車椅子への対応など今後の生活を見つめてデザインをすることになる。こうした打合せが彼の心の励みとなってほしいと願う。せっかく帰宅された彼の疲れを心配して早めに打合せを終える。

 茅野市は2日から上社の御柱祭の里引き、そして蓼科方面への観光客、交通は混雑している。

あいこっピも家内と東御市へのバレーボール大会から帰宅・・・・・

久しぶりにゆっくりしたい・・・

 庭先の花たち

 Ⓒ 文・かたくら たかゆき

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プロフィール
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かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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