21日(火)信州大学設計製図第3課題の講評会にて12:30に教室入り。
ゲストクリティークとして出席された東北工業大学の槻橋修先生によるスライドレクチャーが行われ集落などから考察される建築のあり方、スタンダードから、スタンダードでないところからの展開が興味深いものがありました。その後一人一人の講評に入った。
講評会は学生にとって大変貴重な時間であったと思う。
学生の作品の一部と各賞をとられた方たちのスナップです。
( 模型写真はランダムにピックアップ:賞と直接関係しない作品もあります。)
22日(水)設計製図第5の講評会が開かれた。その前に日建設計の山梨知彦先生によるレクチャーが行われたヒューリスティック・アプローチという多様な切り口の展開 機能、観察から考える、アクティビティー、社会的行動等様々なパラメーターを整理しながらビジュアルで表現してクライアントとともに考えていくとう内容であった。丁寧な考察により神保町シアタービルや乃村工芸社等の形態説明もうなずくことができる。
様々なパラメーターの整理というのは、僕のアトリエにてもクライアントと一緒に細部まで創りあげていきますが、組織事務所と違いスマートに排除できる部分とできない部分があり葛藤するところでもあります。
講評会は直接僕が担当した講座ではないので生徒の取り組みの過程はわかりませんが、設計に向かいあきらめずに考え抜く力を養ってほしいと思いました。
最後の優秀賞の学生を決めるにあたり、3名を選んで合計の点数にて上位の学生が選ばれたが、僕は各先生が絶対この学生は選ぶと思う2名を外して捨てきれない何かを感じた2名を評価した。あきらめずに考えぬいてほしいという願いもあります。
(模型写真はランダムにピックアツプ)
個性的であることをつきつめてほしい。
さらに考え抜いて 建築に仕上げてほしいと思う。
3年生の課題と違い自由なテーマ設定であるだけに 自らの建築への思いが強くほしいと思いました。
3年生のドローイングは手描きが多く楽しい。4年生のキャド図面は全体的にフラットに 見える。キャドに甘えて思考がどこかでストップしていないだろうか?
今時代は様々な情報を取り入れながらも確かな提案がほしいところです。
そして講評会に参加した3年生も21日の講評会に続き考え抜き表現する力を今後も養ってほしいと思います。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
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