12月、いよいよ今年もまとめの月になりました。
地平線の家の床付地盤の確認に行く。ボーリングデータのようにとてもしっかりした地盤である。製本した厚い図面をクライアントのIさんに渡す。
H旅館の改修計画の見積りが上がる。本日から精査するが、クライアントへ書類を渡し説明をする。どこの建設会社が決定するか・・・
2日(水)「地平線の家」の現場打合せにて素材や色等準備できるところは用意をしていただこうと打合せ。出来上がりの施工図や途中の図面にも考え方を述べる。

週末5日(土)は日本建築家協会JIA長野県クラブ冬の行事。
早朝から安曇野の施設にて幹事会のスタート。午後は技術交流会や出版レビューにて皆の発表があり忘年会と参加者も多く大変有意義な会となりました。
幹事会にて僕はUIA2011東京大会 長野県クラブの特別委員会をまとめていくことになってしまいました。内容はUIA2011東京大会の抜粋から下記の通りです。
詳しくはホームページをご覧ください。
テーマ「Design2050」
メ インテーマは「Design 2050」----。「気候変動」や「人口問題」などの諸問題が、世界レベルで深刻化するなか、これからの建築や都市はどうあるべきなのか? この問いかけに対して、UIA2011東京大会が掲げるテーマが「Design 2050」です。大会では、2050年そしてその先の将来像を描き出し、持続可能な未来に向けて世界の建築家が共有すべき新しいパラダイムについて語り合 います。
メインテーマ:「Design 2050」の主旨
今 や「気候変動」は、世界中の関心を呼ぶ重大な課題となり、京都議定書 (気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書) 後の枠組みについて、活発な綱引きが始まっています。日本政府は2050年までに温暖化ガス排出量を2000年比で50%削減するよう提案しています。
もう一つの深刻な課題は「人口問題」です。世界人口は爆発的な増加傾向にある一方、日本では極端な少子高齢化社会へと急速に踏み込みつつあります。似たような事態は、他の多くの国々でも進行しています。
こうした「フォアキャスティング (forecasting) :予測」を背景に、持続可能な建築環境における生活の質を「デザイン」するためには、これまでとは全く異なるアプローチが求められます。
振り返れば、1933年に開かれたCIAM (近代建築国際会議) の第4次大会で、ル・コルビュジエらが起草した「アテネ憲章」は、20世紀を通じて世界中の都市や建築の規範となりました。しかし、その後私たち建築家 は、それに代わる21世紀のモデルを描くには至っておらず、持続可能な未来のビジョンはいまだに明らかではありません。
そこで、私たちが提唱するのは、従来のフォアキャスティングに代わる「バックキャスティング (backcasting) :逆予測」による戦略的手法です。まず、喫緊の課題から発する未来のビジョンを描き出し、そこから現在へと時間をさかのぼりながら今後あるべき展開を解いてゆく----。
そうしたバックキャスティングの手法を提唱することこそが、建築家の使命であり、倫理、美学、技術、そして経済を統合し、未来に向けた社会全体の文化的ビ ジョンを描く職能にほかなりません。 UIA2011東京大会は、来るべく2050年の、さらにその先の未来のビジョンについて語り合い、共有し合う格好の機会となります。
サブテーマ:「Design 2050」を巡る「環境」「情報」「生命」
「環境」「情報」「生命」の3つのサブテーマを、時間軸、同時代軸の双方から立体的に組み立て、複雑に絡まり合った現代の諸問題を多角的に考える機会を創出します。講演、シンポジウム、展示、イベント、ツアーを有機的に関連させて、世界の様々な分野から多様な参加者を得て、未来につながる多くの対話や出会いを生み出します。
以上大会テーマより抜粋
さてこうした問題については地球規模で活動していかなくてはならず、世界中の人たちが知恵を出し合いながら向っていかなくてはならない身近な問題なのです。
建築家の立場としては地方からこそ着実な声を届けていかなくてはなりません。同時に建築家の職能の問題もあるでしょうし、日常の設計にかかわる身近な問題を整理していく必要があります。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
地平線の家の床付地盤の確認に行く。ボーリングデータのようにとてもしっかりした地盤である。製本した厚い図面をクライアントのIさんに渡す。
H旅館の改修計画の見積りが上がる。本日から精査するが、クライアントへ書類を渡し説明をする。どこの建設会社が決定するか・・・
2日(水)「地平線の家」の現場打合せにて素材や色等準備できるところは用意をしていただこうと打合せ。出来上がりの施工図や途中の図面にも考え方を述べる。
週末5日(土)は日本建築家協会JIA長野県クラブ冬の行事。
早朝から安曇野の施設にて幹事会のスタート。午後は技術交流会や出版レビューにて皆の発表があり忘年会と参加者も多く大変有意義な会となりました。
幹事会にて僕はUIA2011東京大会 長野県クラブの特別委員会をまとめていくことになってしまいました。内容はUIA2011東京大会の抜粋から下記の通りです。
詳しくはホームページをご覧ください。
テーマ「Design2050」
メ インテーマは「Design 2050」----。「気候変動」や「人口問題」などの諸問題が、世界レベルで深刻化するなか、これからの建築や都市はどうあるべきなのか? この問いかけに対して、UIA2011東京大会が掲げるテーマが「Design 2050」です。大会では、2050年そしてその先の将来像を描き出し、持続可能な未来に向けて世界の建築家が共有すべき新しいパラダイムについて語り合 います。
メインテーマ:「Design 2050」の主旨
今 や「気候変動」は、世界中の関心を呼ぶ重大な課題となり、京都議定書 (気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書) 後の枠組みについて、活発な綱引きが始まっています。日本政府は2050年までに温暖化ガス排出量を2000年比で50%削減するよう提案しています。
もう一つの深刻な課題は「人口問題」です。世界人口は爆発的な増加傾向にある一方、日本では極端な少子高齢化社会へと急速に踏み込みつつあります。似たような事態は、他の多くの国々でも進行しています。
こうした「フォアキャスティング (forecasting) :予測」を背景に、持続可能な建築環境における生活の質を「デザイン」するためには、これまでとは全く異なるアプローチが求められます。
振り返れば、1933年に開かれたCIAM (近代建築国際会議) の第4次大会で、ル・コルビュジエらが起草した「アテネ憲章」は、20世紀を通じて世界中の都市や建築の規範となりました。しかし、その後私たち建築家 は、それに代わる21世紀のモデルを描くには至っておらず、持続可能な未来のビジョンはいまだに明らかではありません。
そこで、私たちが提唱するのは、従来のフォアキャスティングに代わる「バックキャスティング (backcasting) :逆予測」による戦略的手法です。まず、喫緊の課題から発する未来のビジョンを描き出し、そこから現在へと時間をさかのぼりながら今後あるべき展開を解いてゆく----。
そうしたバックキャスティングの手法を提唱することこそが、建築家の使命であり、倫理、美学、技術、そして経済を統合し、未来に向けた社会全体の文化的ビ ジョンを描く職能にほかなりません。 UIA2011東京大会は、来るべく2050年の、さらにその先の未来のビジョンについて語り合い、共有し合う格好の機会となります。
サブテーマ:「Design 2050」を巡る「環境」「情報」「生命」
「環境」「情報」「生命」の3つのサブテーマを、時間軸、同時代軸の双方から立体的に組み立て、複雑に絡まり合った現代の諸問題を多角的に考える機会を創出します。講演、シンポジウム、展示、イベント、ツアーを有機的に関連させて、世界の様々な分野から多様な参加者を得て、未来につながる多くの対話や出会いを生み出します。
以上大会テーマより抜粋
さてこうした問題については地球規模で活動していかなくてはならず、世界中の人たちが知恵を出し合いながら向っていかなくてはならない身近な問題なのです。
建築家の立場としては地方からこそ着実な声を届けていかなくてはなりません。同時に建築家の職能の問題もあるでしょうし、日常の設計にかかわる身近な問題を整理していく必要があります。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
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かたくらたかゆき
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性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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