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今週のコラム
 12日(火)、引き続き業者の方から新年のご挨拶をいただきます。
施工図関係を見ていると、建築は奥が深いので基礎断熱部分で伝えることもあり再び現場へ電話をする。
 この日は士法23条の6(事業年度ごとに毎年、開設者が都道府県知事に提出する設計等業務に関する報告書)の書類を地方事務所に提出する。建築士法にて提出する書類が増えているので、目の前のチェックリストにて確認しているところです。

 13日(水)寒い朝。雪・・・アトリエや家の周りを家内と一緒に雪かきを済ませる。朝の冷たい空気と雪。良い運動にもなりますが・・・
 午後山梨からKТKプロジェクトのHさんが来られてガラス工芸やサインなどのお話を伺う。ステンドグラスにシートを貼る方法での作製をされているようです。現在僕は日本装飾美術学校の内田先生に本格的なステンドグラスを作製していただいておりますが、厚いガラスのサイン関係は大変興味があります。またお世話になりたいと思います。

 14日(木)雪が降り続き、寒い。雪かきをしながら周囲の風景を望み、こうした減速経済の社会になれば、きっと皆今まで以上に生活を振り返り もの を一層大事にされることになればそれは非常に良いことです。

建築や環境、家庭での見直し、再生計画も知恵を出し合い、工夫した計画ができそうに感じております。
計画するのに地球規模の資源を大事にする発想から家庭の中まで一貫してリサイクルして使用するようなしくみを考えていくことはとても大切だと思います。
生活の中でもちょっとした工夫で豊かさを感じることってありませんか?
 
 17日(日)信濃毎日新聞 ニッポンの行方 針路を問う④ にて
建築家 安藤忠雄 は2010年が明けても不安の中、国民の心が読めない政治家たちに触れ、国民が「豊かさ」に対する価値観を見失っていると述べる。

「私たちは今こそ価値観をつくり直さなければならない。まずは大量消費の生活を見直すこと。・・・家はモノであふれ、その間を縫って家族が暮らすこっけいな風景が当たり前になった。街づくりでも「売る場所」「買う場所」は際限なくつくられたが、「歩く場所」「立ち止まる場所」、遊歩道や広場はほとんどつくられず、心のやすらぐところがない。ヨーロッパと正反対だ。・・・もうモノ中心の生活はやめよう。私たちは率先して大量消費の習慣を改め、モノを大切にする国に生まれかわるべきだ。この決断は資源もエネルギーもなく、食料自給率も低い日本の生きる道にかなう。
・・・真に豊かな国とは国民一人一人が心の中に目標を持っている国だ。
・ ・・目標をなくした今の日本は豊かとはいえない。・・・
真の豊かさに目覚めれば経済社会や都市の姿も、東京一極集中のような状況も変わる。環境立国として世界の見本にもなれる。」 と述べているではないか。

 Ⓒ 文 ・かたくら たかゆき

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かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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