23日(火)勤労感謝の日 「湖畔の片流れ」の現場打合せとなる。大工さんは2階に作成中の棚階段を造りはじめている。大変見ごたえのある階段である。本棚でもあり、途中どこでも座りこみ読書や休憩ができてしまうという楽しい棚階段なのです。
天井は杉板に柿渋を塗装するのでロフトの床杉の構造用合板もプラネットカラーの似たような色で塗装することにする。
午後は作業を済ませてくつろいでいると病気療養中のYさんが亡くなる報告を受けかけつける。本当に寂しい。24日(水)はそんなわけで日中に仕事関係を整理して夕方通夜にでかける。25日(木)は葬式となり忙しい一日でした。
26日(金)穏やかに晴れた日。М工務店のY専務が内部の木の塗装の見本をもってきてくださり確認、棚階段の本体ができたということなので、池上君と午後見に行く。
家具の取り付けも進み、室内は天井の杉板に柿渋を塗る準備。また既存の庭木、びわ等を道路側に移動をしてくれたが、外壁にあまりにも近く葉が壁に当たり木がかわいそうなので少し離すよう指示する。
27日(土)諏訪清陵高校の二年生の分野別進路講演会があり9:00に応接室へ集合。11名の講師のうち同窓生は4名です。
法学、哲学、外国語、教育学、建築(芸術)、工学1、工学2、農学・生物、医学、薬学という内容にて大学で教鞭をとっている先生方の講義でした。
僕は建築を担当、「建築家の仕事」ということで90分のスライドレクチャーを行いました。
最後に挨拶いただいた女性徒は締めくくりに「建築の奥深さがわかりました」と応えていただき大変うれしく思いました。大学でも建築家を志す女性は最近特に多いように思います。
個性を生かし是非まわりの人へ夢を与えられる社会人になっていただきたいと強く感じます。
最後に建築ジャーナル11月号の 僕の作品集の抜刷りをプレゼントしました。
この日アトリエには信州の建築家とつくる家第7集が届きました。是非皆さん本屋さんでお立ち読みしてください。大変素晴らしい本になりました。
28日(日)「空を繋ぐ家」Nさんがお見えになり久しぶりに歓談。
家の外壁などの手直しの用件をお聞きして、建設会社には休みの日なのでファクスを入れる。
Ⓒ 文・ かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
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