2月になり朝は寒いが、日中の気温が上がる。軽井沢の家Iさんから おいしそうなコーヒーと クッキーが届きました。軽井沢も先月末は-15℃とか天気情報を見るたびに寒くて大変だろうと思いました。まだまだ寒い日は続くのでしょう。
竣工した住まいも15年以上経過しますと不具合の箇所もあり、改修する部分も出てきますので、その後が気になるところです。今後、今まで手がけた住まいを訪問しながら様子をお聞きしてみようと思っています。
次回のブログでは、敬愛する建築家・渡辺武信さんから教えていただいた、自邸に対する愛着と誇りが価値を維持・・・ということで住まいもヴィンテージ・ワインやクラッシック・カーのように古いことにも価値がある恒久的な資産になることが期待される時代について述べたい。
2日(水)Т高原のプロジェクトについて午前中、電気関係、給排水衛生設備関係、空調関係の打合せを行う。
3日(木)節分。朝は寒いのだが立春前とあり日中も気持ち良く晴れ渡る一日となる。
4日(金)立春。穏やかな一日。新建新聞社Kさんから雑誌和モダンが届き、掲載作品の問い合わせ。掲載できそうな作品はあるのだが、こうした景気から掲載料を適正な価格にしてもらわないと建設会社も大変だと思う。とりあえずお世話になったK建設のОさんに話を伝えた。
夜NHK、BS2、10:00~の熱中スタジアム 「絵本」を見る。クライアントのデザイナーТさんも会場に出席してましたね。
5日(土)夕方 芝浦工業大学長野支部諏訪会へ後輩のМ君と出席。総会のあと懇親会。一年に一度の集まりを諏訪で行うのだが、大変楽しい時間でした。
6日(日)午前中10:00頃から諏訪湖周辺をジョギング。穏やかな日であるが、諏訪湖も一部凍っているので寒い。でもこうして晴れた日には、お年寄りを含め家族連れ等周辺を散策している方が多い。ウォーミングアップをしてからこの日今年初!タイツ姿で走る。気持ちの良い日でした。
いつも思うが、建築の設計をしていて 設備器機をきれいに納めていくことは大変難しいしそれなりの設計思想にもとづいた覚悟が必要だ。
建築家 吉村順三のことば100 建築は詩 より
「だって近代建築は設備と一体のものでしょう。近代生活っていうのはそういう設備的なことによって、かえって今までの構造を単純化する事ができるんじゃないか。たとえば、ドアなんてのはね、冬の寒さを防ぐ目的に使われている場合が多いのね。視覚とか音の問題を離れれば、たとえば、セントラルヒーティングをやればね、ドアの全然ないうちもできるわけでしょう。その方が費用もかからないし快適なわけでしょう。それほど、設備と建築の形は一体のもんだと思いますね。しかも、設備の方は、どんどん進歩してるわけでしょう。だから一体として
考えて行かなければ余計なことを一杯やることになっちゃう。そういう意味で、設備を取り入れている以上、デザイナーはそれをマスターしなきゃいけない。」
と述べています。
吉村先生のそうしたディテールを思い浮かべながら建築は奥が深い・・・とつくづく感じます。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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