15日(火)またまた大雪となる。重たい雪でした。アトリエの周りを雪かきをするのですが、朝から3時間くらいかかってしまいました。
16日(水)午後はТ高原のプロジェクトの設備の打合せとなる。打合せを重ねるたびに建築は奥が深いと思う。寒冷地の雪、そして樋のつららの現象。そうしたことの建築や設備器機への対策をきちんと考えておかないと恐ろしいことになる。自然と接しながらよく自然の現象を学んで、それをディテールに生かしていきたいと常に思うのです。そして建築は自然と調和するように美しくありたいといつも願うのですが・・・
17日(木)夜から強い風と雨が降る。18日(金)は雪も融けて、午後は春のような気候となる。Т高原のプロジェクトをまとめて週末19日(土)の打合せに備える。冬の厳しい寒さに耐えていかなくてはならない。室内に居る人は暖房があるから安心なのだが、建築本体はそうはいかない。自然の恩恵と厳しい条件をそのまま受けることになる。そのような建築の身になって設計することが大切なことだと思う。
ということで土曜日の午後はアトリエの皆とТ高原に打合せに向う。前日に雨が降ったとはいえまだ雪が多い。
夕方まで打合せが続く・・・
20日(日)駒ヶ根市東伊那Sさん宅訪問。実は今まで手がけた家を時間を調整して訪問してみようと目標をたてたのです。(最近チェックをしたりアトリエに近く特に手直し等お聞きしてない住まいは今回訪問の葉書は出していません。)経年変化を見たいのと設計の意図が生活に反映しているだろうか?と・・・
「西駒を望む家」お嬢さんの こころちゃんも大きくなり僕のことも覚えていてくれてうれしかった。また二番目のお嬢さんが生まれたばかり・・・本当におめでとうございます。
住まわれて4年経ちます。無垢材を使用したり、壁も塗壁ですので収縮による多少のひびはありますがしっかりとしていました。「設計打合せも十分させていただいたのでこうしたいということもなく満足です。」とのお言葉でした。
何より家を大切にしていただき、理想の住まいに育てあげていただけていることがうれしかった。いろいろとお気遣いをしていただきありがとうございます。
後日施工者と連絡して手直しをしたいと思います。
こころちゃんとパパ
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
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