20日(火)午前中は柴崎さんと地方事務所へ増改築について打合せに伺う。既存不適格調書の書き方が難しいのでした。
この日は夕方娘とあざみ胃腸科クリニックのО先生に申し込んであったインフルエンザの予防接種を受ける。風邪が流行っているようです。僕も予防接種を受ける前に風邪をひきそうなくらいここのところ寒い・・・
21日(水)先日岡谷市役所都市計画課のKさんからお電話をいただいてあり、午前中にKさんら職員の方3人がお見えになり、来年2月のまちづくりシンポジウムのパネラーとして登壇のお話しをいただきました。
今注目の工学院大学建築学部・・・そのまちづくり学科主任教授の倉田先生が基調講演を行なうお話しもお聞きしました。先生は諏訪清陵高校の先輩でもありますのでお会いするのが大変楽しみになりました。
午後はK邸へ設備関係の調査の予定になっていた。現地でいつもお世話になっているAさんと待ちわせる。
既存の住まいが大きいので調査も大変です。
22日(木)午後、改修し完成したF邸のご夫人の部屋を確認に伺う。つくり過ぎないようにすっきりとした空間。壁匠トーワさんのイタリアン磨き仕上げの壁。使いやすいキッチン。なにげない日常生活に戻り、ご夫人がこれから壁に額を飾ったりと楽しんでいる。 しあわせを感じてうれしく思います。
23日(金)天皇誕生日、暦通りアトリエは休日。娘が友人と東京へ行くので早朝駅まで送る。アトリエの整理等を一人で行なう。
今年は、東日本大震災の影響を受け、被災地の方々はもとより、多くの人たちが日常の生活に変化を迫られた、否が応でも記憶に残る1年になったと思います。
倫理法人会の今週の倫理から
「大正から昭和にかけて活躍した物理学者の寺田寅彦は昭和10年に著した{災害雑考}と題した随筆の中に、次のような一文を残しています。{地震の現象}と{地震による災害}は区別して考えなければならない。現象のほうは人間の力でどうにもならなくても{災害}のほうは注意次第でどんなにでも軽減されうる可能性があるのである。つまり、大自然の理は逆らうことはできないものであり、この避けることのできない{現象}が持つ理を無視、軽視することなく施策を打ち出し復興に取り組まなければ、次の機会にも同じような、いや、かえって被害を拡大することにもつながってしまうということでしょう。・・・」と述べています。
まとめとして {大自然の法則}はそのまま{生活の法則}に通じる・・・大自然との正しい向き合い方に多くのヒントが含まれるというようなことが書かれていました。
週末24日(土)アトリエにて仕事を進める。-7℃・・・冷え込み、寒い朝になった。年末のまとめにむけて身が引き締まる。
25日(日)夕方、雪が舞う。ホワイトクリスマス・・・
26日(月)夕方(社)日本建築家協会JIA長野県クラブの2012年度の選定議員会が開かれ座長としてまとめる。
歴史的な大災害を受けて日本は大変厳しい年でありました。こうした災害を乗り越える動きから学びながら数多くの取り組みについて連帯し、地域に根ざした質の向上を図ることができるような、持続可能な未来を目指していきたいと思います。
僕のアトリエも28日忘年会にて1年を反省し、29日に仕事納めとします。読者の皆様1年間本当にありがとうございました。良い御年をお迎えください。
来年も引き続きどうぞ宜しくお願い申しあげます。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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