29日(水)大雪になると聞いてはいた。朝アトリエの前を雪かきをしたのだが、降り続く。9:00から柴崎さんと設計打合せに行く予定にしていたが、雪のためKさん宅へ直接合流して伺うことにした。Kさんが駐車場の雪かきをして待っていてくださった。充実した打合せを終えて、今後のスケジュールを確認した。
アトリエに戻る。昼食後、家内とアトリエの前を雪かき・・・13:00 住宅経営との今後の展開の打合せの予定。今や有名人あのHさんが来た。短い時間ではあったがコンセプトを練りあげての今後の展開が楽しみです。
3月に入りあたたかい日中となる。2日(金)は柴崎さんが一級建築士の定期講習にて松本へ。池上君も担当しているY邸のプランを作成・・・僕は柴崎さんと進めているK邸の埋文の資料をS町の博物館まで届ける。雨の一日・・・夕方Yさん奥様から電話があり資料をいただきアトリエに戻り、池上君と打合せ。
大きい家の改修は特に生活面にての気遣いが必要だ、使いにくくてはなにもならない。改修することにより生活はより清清しく快適にならないといけない。
3日(土)朝のうちに池上君や柴崎さんと打合せをして 芝浦工業大学豊洲校舎へ毛井教授の最終講義へと向う。新宿駅にて講師会仲間の明石君や後藤さんと会い301教室へ。
金沢工大の森教授(先輩)も来られていて懐かしくお話する。
毛井先生は自らの建築の原点を磯崎の大分図書館としてその空間分析からコルビュジェのサボア邸またラ・トューレット修道院(コルが依頼された時、ロマネスクのル・トルネ修道院のようなものを・・・とのクライアントの要望からの)、マリオ・ボッタのリバ・サンビターレの住宅等の空間分析から建築空間の進路(path)と目標(goal)という体験されるべき実感のある空間構成がいかに大事かと述べた。海外旅行においてもボローニャの地理を記憶されて分析されたポルティコ(回廊)についての空間の語りは感動的でした。先生御苦労様でした。
その後の懇親会は非常勤講師の先輩方、森先生と楽しく会話。堀越先生にもお会いできうれしかった。
倫理の視点の中で野中寛治さんは、■ 一人ひとりが「美」の創造者
・・・真、善、美という言葉があるように、人間は心のどこかで、真実なもの、善なるもの、美なるものを求めて生きている。真実なもの、善なるものに美しさを感じるからであろう。美は真実なるもの、善なるものと一つであるという人もいるように、たしかに、真実の行い、善い行いは美しいものである。倫理にかかわる美の実践には、精神の美しさとその精神を伝える表現の美しさ、行為の美しさが必要である。私たちの祖先は崇高な美意識を創り上げてきた。日本人の深い心情や日本文化と結びついている美意識に再度光を当てていくことは、私たち一人ひとりの自己変革にもつながる。美の実践者が多くなっていくならば私たちの社会は確実に良くなっていく。私たち一人ひとりが美の創造者である。
と述べていらっしゃいます。
今後の進路(path)と目標(goal)が見えてこないだろうか?
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
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