28日(月)JIA長野県クラブの広報出版委員会が開催される。君島委員長の進行により今後の広報活動の確認をする。
29日(火)午前中はK建築の大工さんらと立礼室の造作に使われる材料とディテールについて打合せをする。内容が深いので打合せに時間がかかる。
午後はA邸の設計打合せに池上君と向う。改修の段取りと工程、予算を考慮して次回にはプランを決定したい。
5月最後の31日(木)は岡谷市の建設水道部の方たちと童画館通りを歩きながらまちづくりについて意見を述べあった。美術考古館移転先に決まった建築を含め周囲の回遊性等人を集める工夫についても皆が柔らかに率直な意見を述べ合い有意義な時間でした。今後も広くワークショップ等を含め市民の皆さんと行政が一緒になった意見交換を期待しています。
午後はY邸の地盤調査。大通りに面して塀に囲まれているため機材が入るか心配したがうまくいきました。軟弱地盤であり、既存の杭も同じ建築に異種杭が使用されているため、状況判断も難しいが、構造設計の伊藤さんと現場を見ながら判断をお願いする。夕方は青年会議所のアトムの会(31年会)の会合。父の葬儀にあたり皆さんには大変お世話になりました。御礼を申しあげ、楽しく情報交換。
6月に入りました。1日(金)気になっていたS町の住まいの設計にあたり柴崎さんと敷地の確認に向う。新緑の季節。この敷地の木立も大変美しい。
2日(土)は叔父の四十九日忌法要にて一日追える。
3日(日)は究極のエコをテーマに修景する花咲町の家の地鎮祭が8時から行なわれて出席する。
倫理の視点 生産文化と消費文化と題して 野中寛治さんは、
■文化を生きる
社会の主要な産業が農業から工業へ転化した時も、わが国では多くの人々が、生産することに価値を見出し喜ぶ精神を維持し、生産の文化を継続させることができたように思う。多くの人々の意識が「生産」から「消費」へと変質していったのはいったいいつ頃からだっただろうか。...
「むすび」の思想を根底とした生産の文化を尊ぶ国ぶりの変化について
文化が変質すれば、社会も変質する。文化を形成するのは、人々の精神の姿勢であり、文化を継続するのは、人々の意思である。文化は、それを生きる人によって維持されていく。消費の文化へと傾きすぎたきらいのある意識を切り替えて、生産の文化を生きる人々が多くなれば、私たちの国は健全さを取り戻すことができるのではないだろうか。
という内容には心が動く・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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