連休明けの18日(火)の午後はJIA広報出版委員会なので松本へ向う。信州の建築家とつくる家の原稿も9割くらいが集まり、君島委員長の一声。なお出していない方個人個人へ連絡しようということになりました。表紙の雰囲気ももう一度確認しながら・・・
編集内容について議論する有意義な時間でした。時間通りに終了する委員会なのでありがたい。
19日(水)午前中 S邸の設計変更のことで市役所に打ち合わせに伺う。
20日(木)は信州木の家マイスター講座の3回目の講習会、筑北村の間伐材の伐採現場を視察。ヒノキ林については林齢が80年を超える林分があるそうで、伐採を40~50%行い残りの木の成長を促すようです。カラマツ、アカマツ、広葉樹林についてはヒノキ林に比べて良質な材が少ないので適正な森林をめざして間伐しているようです。
長野県はカーボンオフセットシステム等ペレットストーブのペレットに優遇措置がありますが、わざわざペレットなど作成しないで使える薪をストーブや暖炉に利用してほしいものです。僕は好んで暖炉を設計するので暖炉への優遇措置もあって良いのでは?と思います。
これからできる諏訪清陵中学校にもペレットストーブが入るようです。なぜ僕が基本設計の時に生徒ホールに暖炉を希望していたかは、皆さんもおわかりの通りペレットなんか燃やしていたら子供たちへ健全な「火育」ができないと思うのですが・・・
22日(土)秋分の日、カノラホール小ホールにて岡谷市まちづくり講座第2回が開催されました。講師に日本総合研究所の藻谷浩介様をお招きして、岡谷の地域力と市民参加のまちづくりについて講演をいただきました。数字を追う説明ですが難しい話しを大変わかりやすく、若者を増やし、若い人に給料を少しづつでも増やしていけるようにしないとダメというお話と岡谷は繭から生糸・・・時計・・・精密・・・軽くて扱い易いものが伝統を築いた・・・ものは安ければ売れるのではない・・・その分野の高くて良いものを世間に提供していく。その業界のフェラーリになればお金を出したくなる方がいるはずだ。という話しは興味深かった。
次の世代へと引き継ぐべき確かな理念をもつ新しい岡谷の時代と精神をつくりあげていきたいものだ。
23日(日)雨が降り寒く感じた一日。多少アトリエにて仕事の準備も始めたが、ジョギングもできないので家にてゆっくりする一日。
24日(月)皆でミーティングをして、スタート!午前中は、Y邸改修の工事担当者と打ち合わせ。 午後はこれから家の修景を考えているМさんの訪問を受け設計の依頼。
時代を読みながら新しい時代と精神に向って創造していきたいと思う・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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