13日(火)A邸の修景計画の確認申請を池上君の頑張りにてなんとか役所に提出した。なかなか増改築の申請は手間がかかる。
光栄堂に特記仕様書のデータの購入依頼をして届いた。今まで手描きで付け加えていたがこれで独自の編集ができるのでとてもうれしい。池上君が編集してくれたので 次の特記仕様書の作成に僕も挑戦する。
柴崎さんとも集熱の方法について確認しながら現在の仕事を進行する。いろいろと仕事が重複しているが、皆で協力してまとめていこう!
14日(水)仕事を終えて諏訪地方事務所の5階会議室にて建築課課長の湯本さんから「非木造建築物における構造上の既存不適格の緩和規定」という内容にて講義を受けた。
昭和56年6月1日の時点の既存の建築状況により現時点での増改築する場合の措置方法が考えられ、実に明快な講義に感動した。たとえ台帳に記録しかない場合でも設計者の取り組み方により既存建築を救う可能性が広がると僕は判断した。
15日(木)は平成24年度「信州木のマイスター講座」最終回にて安曇野市の もくりゅう館へ行く。午後の講義、東京大学准教授の井上雅文先生の 「木造建築のすすめ方」はとてもおもしろい内容でした。
地球の炭素循環等の体系的なお話しの中にていかに今、木を使うデザインが必要か炭素の固定化をするためにも県産材に限らず国内の木を使っていきたいものです。これで信州木の家マイスターを修了しました。
最後に楽しい 木力検定試験がありました。
その中から 印象に残った問題
●木材に含まれている炭素の重さは木材の重さの何%でしょうか?
①5% ②25% ③50% ④75%
●割り箸一膳分からティッシュは何枚できるでしょうか?
①2枚 ②10枚 ③20枚 ④40枚
17日(土)は雨の降る寒い一日となりました。午後のアトリエにてFさんとの設計打ち合わせを柴崎さんと進行する。
18日(日)快晴となり畑の作業を済ませて午後はジョギング。諏訪湖周辺の風が強く寒い日。
19日(月)11月後半となり12月のまとめを迎える大事な時期です。慎重に進めていくことを自分に戒めアトリエの皆にも宜しくお願いして今週のスタートです。
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答え
木材の科学組成は炭素、酸素、水素で、それぞれの量は50%、44%、6%③の50%です。
木材の主要成分は、セルロース(約50%)、ヘミセルロース、リグニンです。木材からセルロースを抽出したものをパルプと呼び、これが紙の原料となります。従って紙生産の歩留まり100%とすると、割り箸一膳の約半分(一本分)
と同じ重量の紙が生産されます。①の2枚です。
Ⓒ 文・ かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
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