19日(火)前日の雪の残る午前中、松本市役所へFさんの住まいの確認申請に行く。市役所の駐車場が混んでいて進入に順番待ち・・・申請するだけに時間を要したが松本市役所の方たちの親切な対応にて受付を済ませた。 寒い日。
20日(水)午後池上君とA邸修景の工事費の打ち合わせをクライアントと建設会社を交えて行なう。ようやく工事に入れそう・・・
21日(木)雪のH村にてクライアントHさんと会う。ここにネオハウス計画をする。本人も迷っていた2つの敷地について環境を考えて道路から北側の敷地を選定して計画が始まります。深い雪・・・敷地が見えない!(笑)大変楽しみです。
22日(金)午前中はS邸の現場にて定例打ち合わせ。材料の決定とクライアントとの打ち合わせまでにプラネットカラーの着色を指示する。午後池上君とМさん御夫婦をお招きしての設計打ち合わせ。今日は設計契約となりました。
最近増改築が多いのですが、家の大きい方が多いので増改築も新築並の概算予算になります。暮らし向きへの配慮は当然のことですが、やはりここで増改築される方には構造と断熱についてのチェックが特に重要と思われます。
23日(土)は繰り替えにてアトリエはお休み。JIA長野県クラブの文化講演会が開かれることもあり午前中から会員皆で準備を行なう。横内敏人先生の講演をいただき有意義な時間でした。中でも 「和」の尊さは和やかさもあるが、足し算の文化であり、古くて新しく土着と近代の両立、古いものを捨てないですべてを繋げていく思想を話されまして僕の今実践している位置も確かめることもできました。洗練された日本の美意識を伝えてる作品に魅了されました。
24日(日)引き続き学生の卒業設計コンクールが行われました。信州大学の4年生を迎えた教え子たちの作品も力作です。上田情報ビジネス専門学校の生徒たちの活気溢れる作品は会場を魅了してくれました。そして何よりの感動は 高校生の非常にレベルの高い作品・・・なんて早熟の子たちだろうと感心しました。僕等会員もとても楽しませていただき生徒たちの作品から明るい未来を期待しました。
大学時代の恩師 みねぎしやすお先生はよく言ってました。「君ねー!コンペっていうのは審査員を審査するんだよ!」まさにそのとおり・・・受賞されなかった方たちは謙虚な受け止めは大いに必要ですが、たまたま認められなかっただけです。努力を続けましょう!そして先生方へ・・・高校生の作品の格差は指導力にあると思います。是非先生方も会場に足を運んで自らの指導力を確かめ・・・またカルチャーショックを感じていただけたらと思います。指導者にとって自分の立ち位置は常に周囲が鏡のように示してくれています。
さて今週もスタートしました。
25日(月)この冬一番の寒さを迎えた。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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