忍者ブログ
今週のコラム
28日(火)午前中は業者に見積もり依頼。12月11日を締め切りとします。
29日(水)Y邸修景計画は屋根の難しい部分のまとめに入った。

30日(木)午後から授業  建築家 藤井厚二の聴竹居のまとめを見ていると、8年後のライトのジェイコブス邸のプラン。リビング、厨房、食事室のまとめ方が不思議と良く似ていることに気づき興味深い。

「聴竹居」は1928(昭和3)年に竹中工務店に在籍していた故・藤井厚二※1の自邸として建設された名作住宅です。和洋の生活様式の統合とともに、日本の気候風土との調和を目指した昭和初期の「日本の住宅」として、先駆性、歴史的・文化的価値が高く評価されています。
12月に入る。寒い日が続き3日(日)はJIA長野地域会の忘年会となりました。夕方、諏訪湖ホテルかたくらにて楽しく懇親会。4日(月)若きクライアント夫婦と建築敷地を見学に行く。いよいよ待望の住まいの設計に入ります。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

PR
24日(金)住宅部会の日、企画運営会議の始まる前にセミナー、予算等の打ち合せをする。
 住宅部会にて今世紀最大のテーマは「 持続可能である 」とのべてきました。
この日、住宅部会の日の企画は住宅とエネルギーの関係 持続可能な住宅って?  
「住宅とエネルギーとの関係 ?持続可能な住宅って?」2020年に義務化される省エネ基準、メーカーが推進するZEH(ゼロエネルギーハウス)の動向。年々下がるFITの買取価格と売電契約の見直しで、蓄電池による自給自足へシフトしそうな太陽光発電。リノベーションによる既存ストックの活用など。日本の住宅をとりまく、さまざまな変化の中で、住宅設計に携わる私たちは、エネルギー問題をどう捉え、対応していくべきなのでしょうか。 Sustainability(持続可能性)が、大きなテーマとなったいま、世界のエネルギー動向と日本の現状、欧米の建築家の倫理規定なども視野にいれて、省エネだけではない、より広い視点から、私たちが進むべき住宅設計のありかたについて郡山毅さん 湯浅剛さんにお話をお聞きしました。
郡山さんからAIAの倫理規定の訳がありました。建築家に求められる必須条件として
●持続可能な環境を目指す。
●美しさと技術的要件の両方を満たす建築を創造する能力。 
エネルギー問題ばかりでなく建築の様ざまな内容と建築家の生き方にも触れています。


●12月の岡谷市旧庁舎活用チームのイベントです。皆様お集まりください!



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

14日(火)家のアトリエのカーペットの張り替え。赤い椅子、赤いペレットストーブにワインレッドのカーペットに変えてみた。。若いクライアントSさんが設計調書を作成して訪ねてくれました。これからの設計に夢が膨らんでいることでしょう。午後は15時30分から住宅部会のTV会議とあり2つの会議を終えたのが20時30分。
15日(水)学生達と立川駅にて合流。ふじ幼稚園の見学~新国立美術館の安藤忠雄展を見学、大変楽しい時間でした。

16日(木)の授業は前日の見学から学生達の気持ちが高まってきたように思えた。
17日(金)クライアントOBのNさんのお母様の葬儀に出席できず、この日にお悔やみを申しあげることになりました。夕方、岡谷市旧庁舎活用チームによる東京理科大学建築学科教授の伊藤香織先生をお迎えしての講演会。大勢の方がお見えになり楽しい講演会になりました。

18日(土)午後は温熱教室の最終講義に事務所の皆と出かける。寒い日でした。
19日(日)妹夫婦に誘われていて甥の和也も一緒にサッカーJ2松本山雅の最終戦を観戦に行く。早い時間からの待ち時間も楽しく。しかし寒い!寒い!一日。ホットワイン片手にSS席にて観戦。残念ながら山雅は負けてしまったが、プロのサッカー選手の美しい技と精神に心を打たれた。初めてのアルウィン。感動の一日でした。反町監督大変ご苦労様でした。来季も宜しくお願いいたします。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]


6日(月)午後の打ち合せにて仕事の状況に変化。7日(火)午後Kさん宅に改修工事の最終確認。工務店に見積依頼。8日(水)区長さんがお見えになり、熊野神社のまとめの報告と今後の三沢区の計画等の打ち合せを行う。夕方娘が帰ってきた。
9日(木)娘は卒業設計の調査へと諏訪に向かう。学生たちのエスキース。個人差があるが、図面の進んでいる学生はエスキースにも力が入る。見えないものが見えてきたかな?
11日(土)午後 豊洲は母校のある場所だが、クライアントとへの挨拶に伺う。話は順調に進み18時の新宿発特急あずさに乗ることができた。早く帰れるとうれしい。

12日(日)一週間の仕事のまとめ等を整えて、久しぶりにジョギングの時間を確保してリフレッシュ。寒くなってきました。
13日(月)神明小学校の3年生の皆さんが旧岡谷市役所庁舎を見学。市役所の皆さんが説明後首都大学東京大学院の山田教授のお話を聞きました。


閉鎖することなく必要な時に子供達に見学の機会を与えていただければ歴史の宝ものが生きたかたちで伝わっていくことになります。
核家族化に対して、大家族・・・まちの中にあっても新しいものと古いものとの対話が必要だと思う。歴史のある建築が閉ざされていると尊さが伝わらない。
旧庁舎活用チームとして大変良い機会のお手伝いができました。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

11月に入りました。朝は寒くなってきました。日曜日毎雨が降りなかなか思うように外の仕事、ジョギングもできない。1日(水)JIA長野地域会にて次年度を決める選定議員会のメンバーなので8名の皆さんと話し合う中で方向性が決まりました。僕は、関東甲信越支部住宅部会にて昨年の副部会長、今年の部会長と建築家のプロフェッションについて認識を深め今後も努力していきたいと思います。
2日(木)穏やかな日。学生たちのエスキースもだんだん気持ちが入ってきました。楽しい対話の時間でした。
3日(金)文化の日、アトリエは休み。清水の家のクライアントから連絡をいただいていたので直しの打ち合せ。午後は岡谷市旧庁舎チームの模型制作を小学生にも手伝っていただこうと宮澤さん窪寺さんと準備をする。

5日(日)妹たちにも手伝ってもらい家内と大根の収穫。これも毎年恒例の行事となりました。これからの大根を中心としたお料理は楽しみです。(ほとんど家内の仕事でありますが(^_^))
6日(月)の午後は新しいプロジェクトの今後の打ち合せ楽しい時間でした。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

24日(火)朝は、毎年受診している あざみ胃腸科クリニックでの内視鏡検査。久しぶりに緊張して疲れた。午後は柴崎さんと一緒にS邸の打ち合せ。
26日(木)学校の授業が休みであり、夕方はまちづくりのことで神明小学校の先生方と懇談会。
27日(金)午前中、Y邸修景の現場を見て午後は、建築家会館へ住宅部会の日の企画に参加。

◆10月の部会活動  
1)10月の企画運営会議  10月27日(金)17:20~17:50 JIA館建築家倶楽部
2)部会の日の企画    10月27日(金)18:00~20:00  JIA館建築家倶楽部

  テーマ「有機的建築ってなんだろう?アールトと武藤章から学ぶ」
  会費500円 ワイン付き
「100の図面よりひとつの建築を作りなさい」と武藤章は教えてくれた。
「語るものはない、ただ空間に委ねろ」と語らないアールトの声が聞こえてくる。
前半は、中澤克秀さん、関本竜太さんが信条とする建築、感じることについて語っていただき後半はワイン片手に、フリートークで有機的建築って?皆さんが惚れた建築は?など、皆さんと一緒に語りあいました。中澤さんの有機的建築のお話・・・関本さんのアールトのお話・・・
アールト自身のモダニズムとヴァナキュラーとの葛藤・・・日本からの影響・・・ 自然との融合を超えた魅力的な世界でした・・・


28日(土)アトリエは午前中に終了。Tさんから家の手直しのことで連絡をいただいていて訪問。話を終えて昼にお蕎麦をごちそうになりました。
29日(日)台風の雨。風が強い日。午後は予定通り、中学の同級生のお嬢さんご夫婦が家を新築されることで訪問。楽しい時間でした。
30日(月)午後は前回訪問されたHさんとの今後の進め方の打ち合せをさせていただき有意義な時間でした。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[0回]

18日(水)なんだか寒い日が続きます。修景のY邸の現場も工事が始まったが雨続きの中この日は梁の補修を始めていました。既存の建築の建物のレベルを調整して補強していかなくてはならないので結構大変です。
19日(木)学生達の図面の講評。悩み抜いて描いていたエスキースは思いが伝わってきて楽しい。
20日(金)銀座伊東屋から来年のノートが届く。
郡山さんから AIA RIBA ARBの倫理規定が送られてきた。JIA の建築家憲章/倫理規定/行動規範は、AIAやRIBA のものと大きくかけ離れているわけではありません。彼らのものの方が、より詳細で具体的に規定しているという印象のようです。
AIAの倫理規定は、憲章/倫理規定/行動規範が一体となって記載してありました。
翻訳を参考に眺め始めた。斎藤孝彦さんに連絡をとっていたが、住宅部会員のビジネスモデルの実態調査をやられたらどうかという投げかけは日頃の足下をきちんと確かめるうえで貴重なお言葉でした。
21日(土)午前中Y邸の現場にて難しい振れたダイニングの位置出しに立ち会う。

午後のJ2リーグ山雅のホーム戦だったが連敗。負けられないのに負けてしまった・・・夕方岡谷西部中学校の同級会を よしの にて同級生の木下君や横内さんと幹事役を努めた。矢沢君も東京から来られてうれしい一日。お互いに元気をもらって今後の人生を頑張りたい。
22日(日)熊野神社の改修後、例大祭に呼ばれてご祈祷。修景も成功して本当に良かった。地元の神社に尽くすことができ喜びの一日でした。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

10日(火)午後の時間はK邸の台所を中心とした改修の打ち合せに柴崎さんと出かける。ようやく方向性も決まってきた。夕方K建設の社長がY邸修景計画の作業が始まり打ち合せに来られた。
11日(水)Y邸の現場へ。職人さんたちがひたすら修景工事の準備作業にとりかかっている姿に感動した。僕もヘルメットを装着して現場の姿を見つめた。夕方の時間も現場を伺った。難しい仕事だと思うが、楽しみでもあります。
12日(木)学生達の図面の講評。手が動いてきた学生は見えないものが見えてきた。
13日(金)忙しく作業をしていたらFBのメッセンジャーのフェイクにひっかかりラインを乗っ取られてしまいました。あちこちに変なメ―ルが行ってしまい皆さんにご心配をおかけしました。悪質ないたずらだ。ひどい。
14日(土)計画中のプロジェクトに目を通しながら予算を縮めるアイデアを出さなくては・・・なかなかうまくいかない。週末に方針をゆっくり考えるとして午後は松本山雅と千葉との試合。工藤の見事な同点ゴールもつかの間・・・山雅は完敗に終わってっしまった。皆どうしたんだろう。ショック!
15日(日)家族の住まい方にいろいろあるように、見ず知らずの方たちが集まって住まう現場を多く見る。病院での生活、老人ホームのお年寄り、子育て世代の託児所の子供たち、災害に会い公営住宅や避難所にて生活する方・・・きょうも感動的な出会いがありました。
夕方から少し寒い
16日(月)も寒く感じる雨の一日・・・ペレットスト-ブに火を




(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

10月に入り、Y邸の修景計画もいよいよ着工間近となり、予算を詰めた痕跡を図面に反映する。
3日(火)母を病院の検査に送り、午後は菩提寺の真福寺に父の七回忌の法要のお願いに伺う。
4日(水)打ち合せをしたりスケッチをしたり。中秋の名月なのですすきをとりに行き、活けて2階の月見のできる部屋の窓台に設える。天気も悪く、瞬間に捉えた写真は室内にほんのりと月の光が柔らかい。やはり季節毎の細やかな設えは気持ちの問題でもあり大切にしたいと思う。


5日(木)学生のエスキース講評会・・・良いものもあるがなかなか進まない。家に帰り夕方の時間。中学の同級会の幹事でもあり、葉書に目を通す。なかなか皆忙しくて参加人数が増えない。
6日(金)東松島市柳の目西地区災害公営住宅整備事業のアドバイザーの仕事に集中。配置計画に関わる様々な情報をまとめていかなくてはならない。
7日(土)Y邸修景計画の施工契約立ち会いとなりました。ひとつひとつ決まってきて安心というところです。工期が厳しいこともあり施工される方は大変ですが、楽しみでもあります。週末の午後ですが、仕事。DAZNにて山雅と熊本の試合が13時~とあり、アトリエ内も実況中継。1-0で松本の勝利。夕方はよしのにて中学の同級会の幹事会。
8日(日)家内と家の周りの整備。夕方は家内のお誕生日会を家にて。我が家は畑から直送のホウレンソウが新鮮。この時期はキノコを届けてくれる方もいる。ワインもおいしい。


9日(月)連休中 新しいシューズにてジョギング。秋の風景


(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

26日(火)朝岡谷市倫理法人会のモーニングセミナーにて講演をさせていただく。住み手が一時的でなく長く使い続ける暮らしを目指すことが大切です。住み手が生み出す、住まい方の思想をテーマに、以下の内容を述べる。
省資源と温熱環境、環境保護、という時代を象徴する社会的思想の背景から新築、改修、どちらにおいても住み手が一時的でなく毎日きちんと使い続けることにより住み手の人生観、思想が見えてきます。毎日の使い方に寄り添う設えが必要です。豊かな暮らしをデザインするために、住まい方の方法を広く考えてみましょう。住宅は空間的、時間的な防衛性ばかりでなく日常的なイヴェントを誘い出す舞台となることが大切です。
暮らしの変化に対応して長く使い続ける住まいの価値は住み手の人生観から生まれてきたものです。日常と祝祭(ハレ)が寄り添う身近な幸せを維持できる設えが必要です。ワインを飲むという行為の一端には儀式性が存在し、ワイングラスは一つの聖具でもあります。家が信仰の場であるとすれば活け花、飾等を設える祈りは日常の具体的な「物」と関わり、そうした行為は日常のいたるところに存在します。毎日使う場所が洗練されていくとそこに生活の思想が見えてくることに気づきます。毎日使う場所は祈りの場、精神の居場所ともなります。住み続けた結果として生じる本当の満足を得られる住宅はそのソフトである「住まい方」が重要です。毎日のきちんと使える設えを工夫した都市型の合理的な住宅に住み手が長く住み続ける思想も考えてみましょう。景観との調和を含む「修景」という建築の在り方は家族の思い、住み手の使い方が家の歴史と積層していくことにより世代を超えて住み継がれる住まいの在り方がいかに大切かを理解できます。ハレの空間にモノが溢れ、脅かされた日常の空間等不合理な部分から解きほぐす方法の一つが「修景」です。常に新しい考え方、技術を学ぶことは大切ですがこれからの持続可能な社会へ向かい「住み手」が「住まい方の思想」を育てていかなくてはなりません。
28日(木)学生の講評を終え
29日(金)JIA建築家大会2017四国 とくしま大会出席。
式典後の メインシンポジウム 建築家と土着 原広司の話はおもしろかった。伝統的な過去の風景はどこかで世界中が共有しているものではないか?という読み方であった。

次の日の 偉大な先輩建築家に学ぶ の各講師のレクチャーの中からも情報が氾濫している今改めて地域と自分の実践を振り返る良い学びになった。
(C) 文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

19日(火)ヒル・バレーにて午後窪寺さん宮澤さんと岡谷市旧庁舎チームの模型づくりの調整。
21日(木)学生たちの設計講評会
22日(金)住宅部会の日
斎藤孝彦さんの 建築家のプロフェッションのお話を聞き手に部会の大川さん。
一言、一言 肝に銘じるお言葉をいただきました。
大きく
1、プロフェッションとは何か
2、プロフェッションの5原則と建築家
  専門性、公益性、非営利性、個人性、団体性、と法制化
3、建築家のプロフェッション化運動とキーパーソン
4、建築家のプロフェッションとビジネス

講演の後、テーブルを囲み議論、場所を変えての話は住宅部会らしい深い内容でした。


斎藤さんは、プロフェッションの5原則を守りながら、建築家の業務がより広く定着していくために何ができるのか?単純な専業主義にはこだわらないが、プロフェッションの精神をより明瞭に自覚できる新しいビジネスモデルを模索して行く必要がある。と述べられております。

23日(土)24日(日)ゆっくり過ごす。松本山雅FCの敗戦には正直がっかりした。
25日(月)はお世話になっています首都大学東京大学院の山田幸正教授をお招きして神明小学校にて 3年生の社会科の授業のまちづくり講座。小学3年生の授業に大学教授の建築とまちの授業は珍しいのでは。算数、国語、理科、社会に+建築という授業があればもっと住まいやまちに対しての認識の鋭い子供達に成長するかと思います。模型の前に集まる小学生の目が輝いていた。


26日(火)岡谷市倫理法人会のセミナーにて講演をさせていただきました。
懐かしい倫理法人会の皆さんに貴重な御時間をいただきありがとうございました。
演題は「世代を超えて住み継がれる住まい」


(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

12日(火)昼の時間帯にまちづくり岡谷市旧庁舎活用チームのミーティングを行い12月までの企画内容等の確認をする。午後は、アトリエにNさんの訪問を受けて改修内容の確認。夕方までに見積依頼した2件の見積書が届く。
13日(水)朝の時間帯に前日のY邸修景の見積書をクライアントに届ける。空を繋ぐ家のバタフライ屋根の改修に立ち会う。16時から建築家会館にて斎藤孝彦さんに会議室にお越しいただき、大川さん郡山さん寺山さんが出席、僕はTV会議をお願いさせていただき9月22日(金)住宅部会の日の企画について打ち合せをさせていただきました。
プロフェッションの思想から今の正統な建築家の生き方とは?ノーブレス・オブリージュ...前川さんの Calling という言葉...我々は、職能団体として新しい時代にむけてどのように取り組めば良いのか?斎藤孝彦さんの語る建築の作法...建築家のプロフェッショナリゼーション...我々プロフェッションが目指す自由と自立は...大胆に時代性を飲み込んだプロフェッションのビジネスモデルとは?斎藤孝彦さんの生き方をお聞きしながら我々建築家のプロフェッションを考えてみましょう。大変楽しみです。
18時からも僕はTV会議参加にて「市民住宅講座WG」を行いました。6、7、8月(9月)に開催したセミナー報告=「ノート」の確認作業を行い(「暮らし・住まい・住宅ノート」という形で、毎回のセミナーテーマを読み物風にまとめています)市民講座WGでは、建築に関するさまざまな話し合いを重ね、それぞれが自己研鑽を行なっています。
14日(木)学生のエスキース講評会。次のステップへと頑張ってほしい。
15日(金)家の中のパソコンのLAN配線が整い、これで家の内部もどこにいても安心して通信ができ、無線LANの欠点が修正できました。夕方クライアントとの打ち合せ。
16日(土)Hさんの訪問を受けた。事業を経営される毎日、もどる場所、ぶれない場所がほしい。お客様が来られても・・・時間を忘れる空間・・・ということであり、今後が楽しみです。
午後は塩尻文化会館にて辻先生の温熱教室が開かれて、アトリエの皆と参加。この日も夕方クライアントとの打ち合せがあり帰りは8時過ぎとなる。行われた松本山雅Fcと群馬とのサッカー観戦をDAZNの見逃し配信を利用して大画面で観戦。ビールがうまい・・・山雅連勝・・・うれしい!
17日(日)夕方。娘が母に花を贈ってきた。卒業設計に励んでいる毎日。電話で元気な声を聞き母もうれしそうだった。夕方は妹夫婦と「よしの」にて母の敬老の日の祝もあり、お楽しみ会。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

6日(水)東松島から帰り事務所の皆に報告。
7日(木)学生たちの課題と卒業設計のエスキース講評会。
8日(金)空を繋ぐ家のバタフライ屋根部分の漏水の補修工事立ち会い。
帰りに奥様から薔薇の花をいただいた。今まで花を活けてきましたが、しだいに庭の花が少なくなり花を愛する僕としてはとてもうれしい。

9日(土)午前中、修景するY邸にて細部の打ち合せを行う。
この日の夕方は、いろいろお世話になっていた弁護士、司法書士の先生方との懇親会。いろんな話ができて楽しい夜でした。
10日(日)午前中庭木の整理・・・午後諏訪湖周辺のジョギングをして体調を整える。夕方は松本山雅FCと東京ヴェルディの試合観戦をDAZNにて・・・切れの良い気持ち良い試合でした。山雅が2-1で勝利。残り10試合頑張り抜いてほしい。
11日(月)僕が設計してから21年目を迎えるK邸の台所の改修案を用意して柴崎さんと打ち合せに伺う。子供達も結婚されて、御夫婦のこれからの生活のお手伝いをさせていただきます。
12日(火)昼の時間帯にまちづくりの会議を済ませてその後、夕方までに2つの建築の見積が揃いました。まったく性格の異なる住まいの増築と改修です。
東松島のプランの配置計画を池上君、柴崎さんと調整したりと忙しい一日でもありました。
今週中に事務所に訪問される方との出会い・・・また新しい気持ちで頑張ります。


(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

29日(火)ホビーコート計画の図面が上がりクライアントに説明後工務店への見積依頼をする。今回はすでにこの住宅を手がけている市内でもご活躍の会社でもあります。
30(水)は既存住宅状況調査技術者講習会。既存住宅の安心な取引環境を整備し中古市場の活性化を図るため、宅建業法の改正により、平成30年4月から中古住宅等の取引の際、重要事項説明に建物状況調査の説明が加えられ、既存住宅売買瑕疵担保保険の活用等と合わせて、売主、買主が安心して取引できる市場環境を整備し、既存住宅流通市場の活性化が推進されることとなりました。これにより、既存住宅の状況調査技術者講習制度が創設され、国の登録を受けた講習機関が実施する講習を修了した建築士が既存住宅調査を行うことになりました。既存建築をストックする上での建築士の新しいビジネスモデルのひとつになります。
31日(木)学生たちの卒業研究のイメージ模型への講評。向かう姿について考察していく。ひとつひとつ次のステップへとイメージを広げていきたい.
週末に連さんと東松島市の公営住宅アドバイザーの仕事の打ち合せ。
9月に入り涼しくなります。4日(月)宇都宮の仁君、美智彦君に会いにいく。久しぶりに会う大学の同級生。同じ建築家だ。大谷石の石切場を案内していただき感動の空間体験。地下空間のエネルギーか?心に力をいただいたような気がする。

その後の懇親会は楽しく時間が過ぎた。仁君の家に泊めていただく。お世話になった高齢のお母さんとの話はうれしく心が満たされた。お元気でいて欲しいと願います。

5日(火)は美智彦と宝積寺駅を見学してから宇都宮まで送っていただく。友人と過ごした有意義な時間でした。仙台に向かい、連さんと待ち合わせて仙石線に乗り矢本駅へ。組合の大場さんがいつものようにお迎えに来てくださり、東松島市の職員の方を交えての会議を行う。

お互いの心が寄り添う内容の高い打ち合せであったと思う。もちろんアドバイザーの僕たちも自由に意見を述べる。それぞれの住戸間の余白が生み出す、生活の思想が大切かと思います。プランを配置しながら、細やかなつながりのドラマが生まれていきそうで楽しみなのだ・・・
この日は岡谷に戻る。新宿9時の最終のあずさ。家に帰り深夜。ゆっくりしてパソコン内容をチェックしていると2時30分、寝なくては・・・

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[0回]

22日(火)午後は学生3人が遊びに来たので後半のとリ組方や建築の話等短い時間でしたが、楽しい時間でした。18時30分からの住宅部会の市民講座WGは、僕はTV会議参加ですが、神宮の会議室の皆との意見交換。暮らし/住まい/住宅ノートを作成するのですが、住宅設計は究極的には「思想」であるということを認識して暮らしや住まい方の思想として語るということにおいて内容のある会議でした。
23日(水)午前中はKさんの奥様が来られて、改修するキッチンについての打ち合せ。僕の家も見て行かれた。やはり奥様もご主人と奥様の住まい方の思想を確認しているかのようです。
24日(木)いよいよ、日曜日の住宅部会。セミナーに登場していただく松下さんとの電話打ち合せ。内容も豊かで凄いデータなので少し軽くしていただくようお願いする。
来月の東松島での災害公営住宅の打ち合せ日程も決まってきました。
25日(金)Y邸修景計画の設計打ち合せを行う。
27日(日)、日本建築家協会関東甲信越支部住宅部会のメンバーが諏訪湖ホテル かたくら に集合。ようこそ諏訪の地へ・・・
目の前の片倉館は製糸家 片倉兼太郎が公共の福利厚生施設として 森山松之助(フランクロイドライトと同年)に設計を依頼して、実業家の手による最初の福利厚生施設として高い歴史的価値を有しています。昭和3年にできまして今年で89年となります。国指定重要文化財であります。
また本日利用の菊の間、迎賓館も同じく森山松之助の設計にて昭和3年にできており、登録有形文化財です。と立地と利用施設の紹介から始める。
今年の部会の日の企画は建築家の役割について幅広く部会員相互の魅力を伝えていけるような職能サロンを通して広く議論してきました。そこからさらに掘り下げるべきテーマを見つけ、勉強会や見学会に繋げていき、そして対市民活動(セミナー)にも繋げる、という部会活動を実践しております。おかげ様にて市民住宅講座におきましてはセミナー毎に暮らし/住まい/住宅ノートをまとめていく準備をしており、先日の市民講座のワーキングにても暮らし=日常=生き方、住まいは人生観の表現、暮らしに対する考えから~
住宅設計は究極的には「思想」である。という考えを共有させていただきます。

長野地域会のメンバーも来てくださり内容の高い心に響く松下重雄さんの講演が始まった。
懇親会も楽しく諏訪湖の花火を見た後の迎賓館での二次会も内容があり良かった。建築家の生き方を議論。
27日(月)は 僕の設計した 西高木の家を部会のメンバーが見学。住宅を手がける一流のメンバーの講評はうれしいし、お褒めの言葉も何よりもクライアントがうれしかったのではないだろうか?ディテールの納まり等を含め住宅部会らしい見学会。その後、諏訪大社下社にて時間を楽しみメンバーと別れた。大変充実した2日間でありました。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

今年もまたあっという間にお盆は終わり、涼しい日が続いた。娘も帰ってきて恒例の親戚の方たちが集まる15日(火)は先祖の供養、懐かしい話をしながら時が流れた。諏訪湖の花火大会も夕方は凄い人だったようだ。娘からは卒業設計の話などを聞いて、僕がその頃の大切な図面を見せてあげたら、感心して見ていた。懐かしい、貴重な時代であった。
16日(水)はお墓参りと菩提寺の真福寺への挨拶。娘を駅まで送る。夏休み開けは流石に暑い!
18日(金)久しぶりにYさん宅へ訪問。いろんな話をさせていただく。改修の設計を終えていて施工の時期を考えている。算命学のお話もお聞きしてここ10年間の平和期をどのように考えるか?人間はどうあるべきか?生き方、住まい方の思想・・・話は盛り上がりました。

暮らしの変化に対応して長く使い続ける住まいの価値は住み手の人生観から生まれてきたものです。日常と祝祭(ハレ)が寄り添う身近な幸せを維持できる設えが必要です。
ワインを飲むという行為の一端には儀式性が存在し、ワイングラスは一つの聖具でもあります。
家が信仰の場であるとすれば活け花、飾等を設える祈りは日常の具体的な「物」と関わり、そうした行為は日常のいたるところに存在します。毎日使う場所が洗練されていくとそこに生活の思想が見えてくることに気づきます。毎日使う場所は祈りの場、精神の居場所ともなります。

住み続けた結果として生じる本当の満足を得られる住宅はそのソフトである「住まい方」が重要です。毎日のきちんと使える設えを工夫した都市型の合理的な住宅にも住み手が長く住み続ける思想を考えてみましょう。
景観との調和を含む「修景」という建築の在り方は家族の思い、住み手の使い方が家の歴史と積層していくことにより世代を超えて住み継がれる住まいの在り方がいかに大切かを理解できます。ハレの空間にモノが溢れ、脅かされた日常の空間等不合理な部分から解きほぐす方法の一つが「修景」です。常に新しい考え方、技術を学ぶことは大切ですがこれからの持続可能な社会へ向かい「住み手」が「住まい方の思想」を生み出さなくてはならないのです。
21日(月)住宅部会の日を27日(日)諏訪で行いますが、次の日、見学を予定している西高木の家を訪問した。別荘的に使われているご夫婦に挨拶をしてアトリエに戻る。

        (C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

僕が人間として生きていくうえでも、設計者として・・・住まいとは、武信さんの言葉を借りれば、最小限にしてかけがえのない一つの信仰、そして、人間を超えないという意味でいえば、等身大の信仰であるとも言えよう。という言葉の虜になった一人ですが、確かに家は、住み続けて毎日使い続けることにより住み手の人生観が見えてきます。愛着のある場所は日常の祈りの場にもなります。


お盆のひととき・・・庭の緑を眺めてボーッとしていると
武信さんの文章を思い出した。

人間を超えない存在 「住まい方の思想」

しかし、自然の嵐に耐えることは、家の必要条件であって、十分条件ではない。ここで再び比喩の次元にもどれば、家は、人生の中で人間が遭遇するさまざまな嵐、仕事上の苦難や近親者の死や社会情勢の変動、およびそれに原因する精神的な悩みの中で、人間を庇護してくれるだけの堅固さを持っていてほしい。この堅固さとは、もはや、たんに構造的な堅固さのことでなく、比喩的な堅固さであり、しいて言いかえれば、心理的に、堅固なもの、と感じられるようなあり方のことである。それでは、堅固に感じられる家とは、具体的にどういうものであろうか。それを一言で言い表すのは難しいが、少なくとも、やたらに立派で堂々たる偉観を誇るような邸宅でないことは確かである。人によって感じ方の程度が違うだろうが、住む人を威圧するような住宅は、精神的な嵐の際に頼りになるものではない。頼りになるのは、住み手の生活観・人生観に調和し、またある程度住みならされることによってその調和が時間的な厚みとなって蓄積された結果、その人にとって「これが私の場所だ」と思える感じが、すみずみまで行きわたっている家であろう。嵐に耐える存在ということからすれば、家のイメージは城や要塞であってもよさそうだが、ぼくがそうしたイメージを避けるのは、城や要塞というと、なにかそこに籠っている人間さえも威圧するような超越性が入りこんでくるような気がするからだ。それに対して船というイメージは、それがどんな巨船であるにしても人間の意思で操れるという感じがあって好ましい。家は人間を保護してくれる堅固さを持って欲しいが、人間を超えたものであってはならない、とぼくは考える。ぼくは、うららかな日にはのんびりと、嵐の日には緊張して、自分の船を操り、
時の海をよぎっていく船長でありたい(もっとも実際に船長は妻であって、ぼくは機関士ぐらいなのかもしれないが、それはどっちでもよいことだ・・・・・・)。

まだまだ好きな文章が続きますが、
お盆に・・・いろんな思いを巡らせて・・・また皆でビールを飲みながら家に居る確かさを感じるのだ。

(C)文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

8月になりました。2日(水)K邸のキッチン等の入れ替えによるプチ改修の打ち合せにて奥様と配置計画の検討。3日(木)夕方は修景するY邸の設計契約となりました。いずれの住まいも改修するお宅は長年の「住まい方の思想」が見えてきました。

毎日使い続けていくとそこに生活の思想が見えてくることに気づきます。毎日使う場所は祈りの場、精神の居場所ともなります。住み手とのそうした気持ちの共有はとても大切な時間です。
夕方は母の誕生日を祝う。我が家も娘は東京の大学なので家内と母と3人で誕生日という祝祭は、ささやかな時間でありますが、毎日使う居場所が祈りの場でもあり、精神の居場所とも感じる瞬間でもあります。自分にとって家は確かな信仰の場です。
5日(土)午前中は菩提寺の真福寺に恒例のお施餓鬼法要に伺う。亡き父や先祖の供養、塔婆をいただく。
夕方は「よしの」にて岡谷西部中学校時代の同級生と懇談会。僕たちは仲良しなので、同級会を準備するためのプレイベントにも多くの皆が集まり楽しい時間を共有した。この会は七夕会と言います。今年は僕はかなり忙しいのですが、そこに幹事役。もちろん皆の同意を得て10月の同級会を「よしの」に予約。
6日(日)恒例のお墓の草刈りを親戚の皆と行う。仕事も含めて、いよいよお盆前のまとめになります。家の周りの整頓に気を配り、用事を済ませて、諏訪湖周辺を真夏のランニング!
               
(C)文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

25日(火)東松島市柳の目西災害公営住宅整備事業について基本計画案のアドバイスを連さんとやりとりする。
26日(水)長野地域会山口代表のお父さんの葬儀がありご焼香に伺う。久しぶりに佐久まで行ったが遠く感じた。
僕が設計、竣工後22年経たK邸にてプチ改修の打ち合せをさせていただきアイデアを練っています。住み手が一時的でなく毎日きちんと使い続けることにより住み手の人生観、思想が見えてきます。毎日の使い方に寄り添う設えが必要です。
28日(金)池上君とY邸修景計画の打ち合せに伺う。細かいところまで見えてきた。次回設計契約の予定。
29日(土)東松島市柳の目西災害公営住宅整備事業に関わる、東松島市工務店協同組合の19名が研修旅行にお見えになった。午後の時間帯に大型バスに僕も乗り込み、僕が手がけた外壁にファサード・ラタン使用の2件の住宅を見ていただきました。最初は修景した住宅にて、様々な質問を受けました。


東松島の厳寒期は-5~-6℃、岡谷市の厳寒期は-10~-14℃であり広めの空間であっても断熱性能を高めることにより間仕切りの少ない家ができることをご覧いただきました。ヒートショックの少なくフレキシビリティーのある住まいは、生活に対応した住まい方ができます。
夕方はホテル紅やにて懇親会。今後の進め方を話したりとても楽しい時間でした。
30日(日)僕は午前中早い時間に家へ戻る。少々留守をしていただけなのに室内の植物や花の水が気になります。昨日の松本山雅&ツェーゲン金沢の試合をDAZNにて確認。山雅の夏がやってきた!夕方身体を動かしジョギングにて体調を確認。
31日(月)午後は柴崎さんとクライアントを訪ね住宅に附属するオーディトリアムの打ち合せ。
楽しい打ち合せでした。暑いし、時折の雨。


(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

18日(火)事務所の皆と打ち合せの朝は忙しい。連絡事が多く皆で確認。午後は諏訪清陵高等学校・附属中学校の今年度第一回の学校評議員会。授業参観後、教師と生徒とのイメージの共有は先生の発する声であり、コンピューターの画像であり、道具である。感じることも多々あり意見を述べる。
19日(水)Y邸修景にて奥様がお見えになった。要望をお聞きした。住まい方に一生懸命なクライアントの姿を見るたびにうれしくなる。ちょうど、午後の暑い時間帯に自宅に寄っていただき断熱材とLOW-Eガラスの効果を体感していただきました。締め切った部屋が涼しいです。おばあちゃんがいるので段差を解消してほしい・・・手摺りをつけたい等・・・良く解ります。
20日(金)住宅部会の日、横浜にて会員3人の自邸&アトリエ見学ツアーを開催しました。集合場所の青葉台駅に到着。非常に蒸し暑い日でした。桜本さんの住まいは北側の公園の桜を借景し、室内の水盤に雨水等を引き込んだ楽しい家でした。大変斬新ですが、日本の民家の思想を連想するような自然と溶け込む住まいでした。

中村邸 高橋邸と建築家の人生観そのものに接することができ実作を体験しながらの職能サロンになりました。
22日(土)週末はY邸の1年検査を午前中に済ませて午後はアトリエの皆と辻先生の温熱教室の受講のため松本のあがたの森文化会館へ。暑い午後でした。
23日(日)久しぶりに小雨の降る朝から恒例のジャガイモ掘り。午後は竣工から22年経過したK邸の改修打ち合せに伺いました。住み手が一時的でなく毎日きちんと使い続けることにより住み手の人生観、思想が見えてきます。毎日の使い方に寄り添う設えが必要です。

 
(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

11日(火)まちづくりワークショップ岡谷市旧庁舎活用チームと神明小学校との今井コース見学会が行われた。高木邸、今井穀留番所、今井市長宅と世代を超えて住み継がれる住まいの見応えのある見学会を行った。小学生が歴史に触れ生き生きとした顔の一日でした!
夕方は住宅部会市民講座ワーキングのTV会議にて青山の建築家会館の会議室と会議。市民講座のセミナー構成案とともにタイトル、説明文などを議論する。主査の湯浅さんが中心となり住宅部会ならではの 暮らし/住まい/住宅ノートをつくります。「住まいは人生観の一つの表現である」という考えの基に、暮らし・住まい・住宅について述べる内容となります。
暮らし=日常=生き方  住まい=住まい方 一つ一つの言葉を大切に根本を語る。住まいは人生観の表現。思想として暮らしが教える住まい 。 この辺をキーワードとしてまとめることになります。
毎日の生活から 毎日使う場所が洗練されていくとそこに生活の思想が見えてくることに気づきます。毎日使う場所は、祈りの場、精神の居場所にもなります。

地方の住まいの修景にて
・毎日きちんと使い続けることにより住み手の人生観、思想が見えてくる・・・
 それに耐えられる設えであるか?
・ハレとケが離れた空間でなく身近な幸せを持続できる工夫とは?
・家が信仰の場であるとすれば祈りの場所は多い方が良い・・・ 
・ハレの空間にモノが溢れ脅かされた日常の空間等・・・不合理な部分から解きほぐす方法の一 つとしてリノベーションを考える
例えば都市型の住まいに・・・
・都市型の合理的な家・・・住み手の長く使い続ける思想はどこに見えてくるのだろう?
世代を超えて住み継がれる住まい・・・そこには住み手の生み出す使い方の思想が見えるはず。

13日午後は学生の課題講評会を行いました。傾斜地に建つ週末住居を出題、大テーマがフランク・ロイド・ライトに捧げる家です。皆頑張りました。つくりあげた1/50の模型に自分の気持ちがどれだけ入り込むか?挑戦してほしかったのでまずまずの成功。夕方の懇親会も楽しく終えました。夏休み後もますます頑張ってほしいと思います。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

3日(月)もう一年間の後半のスタートとなりました。午前中に修景するお宅のYさんが見えて先週提案してありました案からひとつの案を選んでいただきましたので仕事も進みます。
午後は柴崎さんと一緒にオーディトリアムの打ち合せに出かける。
4日(火)部会通信の内容も整い配信。7月住宅部会も大変楽しい企画が続きます!Y邸のプロポーションも池上君と図面の打ち合わせをしながらとても良い雰囲気になりうれしい。
5日(水)午前中は日赤へ眼の診断。
6日(木)一日暑い日となりました。僕の投げかけた課題に今年の学生達は各自の思いを込めた作品を考えられ今週のポスターセッションが楽しみです。傾斜地に建つ週末住居なので断面構成の力が試されます。大見出しのタイトルはフランク・ロイド・ライトに捧げる家です。
なんだかいくつものライトに捧げられる家ができそうで僕も楽しみです。
夕方は心地良い疲れとともに家に帰る。
7日(金)は終日忙しく夕方は小学生のまちづくり講座の案内のために修景したT邸にてクライアントと小学校の先生方と打ち合せ。見学当日は小学生に住み継いでいくことの大切さを伝えようと思う。
8日(土)夕方は雨が降り涼しい。松本山雅VS横浜FCは山雅の素晴らしい勝ち方となった。山雅の夏がやってきた・・・
9日(日)ここのところ走ってないので朝のうちにジョギング・・・家の周りの庭木の整理。
新しい菊の花を活け花に・・・窓辺のオキザリストライアングラリス(紫のマイ)はご機嫌に成長・・・

 
(C)文・かたくら たかゆき

拍手[2回]

27日(火)午後は アメリカ広葉樹日米建築家懇談会に出席のため14時のあずさにて千駄ヶ谷へ向かう。余裕をもつて建築家会館へ到着して辻さんと打ち合せ。午前中に送ったパワーポイントも無事届き安心。
◆アメリカ広葉樹日米建築家懇談会 (ビル・ゲイツ氏の私邸を設計されたJames Cutler氏と)

6月27日(火)アメリカ広葉樹日米建築家懇談会が建築家会館・大ホールにて行われました。
講演(1)「家族の居場所と奥への試み」は、日本側の代表として僕が手がけた2つの作品を通して住宅に「奥」をつくりだすことを南入りの特殊性に関係して述べてみました。このことに関しましては、敬愛する渡辺武信さんが「奥」を最も緊急に必要としているのは、私なりの表現で「私性の砦」である住宅に他ならないことは明らかだと述べております。
講演(2)「建築材料への畏敬」は、James Cutler氏の講演となり、師ルイス・カーンの話から文化的環境についてのリスペクトされた深い思考を述べられました。また森の中に素材のもつポテンシャルを大切にされガラス越しに室内外を繋げていく作品の環境とのハーモニーの美しさに魅了されました。
パネルディスカッションはJames Cutler、吉本大史、湯浅剛、僕の4名が
アメリカ広葉樹輸出協会の辻隆洋氏の進行にて
1)    米国と日本の建築家の環境建築への取り組み
2)    米国と日本の建築家の木質内装材利用に対する考え方
3)    日本の建築家に対するアメリカ広葉樹を含む木材製品の情報提供の
方法等を話合い環境への配慮や持続可能な社会へ向けて活発な意見交換となりました。
 
その後、建築家倶楽部にてレセプションが始まり和やかな交流の場となりました。挨拶での僕のスピーチを掲載させていただき報告とさせていただきます。

Hello, everyone and welcome.
During the seminar we discussed many issues facing
architects on both sides of the Pacific. Your input and ideas
will hopefully transform into real-life applications enabling us
 to better the environment and communities we serve.
As we come to the close of this seminar, it is important for
 us to remember that a society focused on the environment
 and sustainability is a society guaranteed to prosper.
Thank you all very much.

その後は娘のところに宿泊。今進行している卒業設計の話も聞き28日(水)家に戻る。
29日(木)学生たちの模型への気迫を感じヒントを与えながら悩みながらもまとめている学生を見守る。
30日(金)今月から始まったY邸修景の第一回の打ち合せに池上君と伺い、キックオフにて喜んでいただくクライアントの表情を見ながらうれしさを感じてアトリエに戻る。
夕方は帰宅途中の柴崎さんに岡谷駅まで車に乗せてもらい松本の西澤さんが来られるのでお迎えしてから「よしの」にて懇親会。お家の新築から今回の改修まで思い出の時間を振り返り楽しい時間でした。
7月に入りました。日曜日午前中は家内と畑の整備。畑と庭先に菊の花が成長しているので、大胆に活けて見た。活け花は自己流の趣味だが、「家は等身大の信仰の場」と思う気持ちからか家の隅々にまで愛情を注ぎたいと思う。

 
(C)文・かたくら たかゆき

拍手[3回]

20日(火)夕方の住宅部会の会議はTV会議の参加にて
1.セミナー日程とリーフレットスケジュール
・ OZONE セミナー日程決定
2.暮らし/住まい/住宅ノート
(1) 4月LIXIL「自分らしい住まいとデザイン」
     ~アイデンティティーとしての住宅~
(2) 5月OZONE「人と環境に優しい住宅とは?」
   ~少ないエネルギーでも気持ちよく暮らせる住まい~
・ ノートの主旨について(序文案参照)
・ ノートの体裁とまとめ方について(執筆にあたっての心構え参照)
・ 住宅部会のサイトへの掲載は、ある程度まとまってから掲載するか
ブログ(イベント報告)で概要を紹介する?
・ 住宅部会内のHP にアーカイブページを設け、報告書はPDF にしてサーバーに置く。
ブログ、LIXIL やOZONE のページからもリンクをはる?
3.今月のセミナーシュミレーション
「次世代に残そう!これからの住まい」~住まいの価値と魅力を考える~
4.来月のセミナーシュミレーション
「魅力ある家づくりをめざして」~周辺環境や建主との対話を通して~
かなり慎重に議論を行い充実の時間でした。

21日(水)昼過ぎの時間にクライアントのSさんとの密度の高い打ち合せ
22日(木)学生たちは課題設計のエスキースからまとめに向かう。自分の制作している模型をリスペクト(尊敬)できるか?今の自分を愛することができるか?制作中の模型に尊敬の念を持って接することができなければやりなおせ!と投げかけた。学生たちが真剣に個性的に立ち向かう時間となった。
23日(金)仕事の忙しさを終えて、まちづくりワークショップ旧庁舎部会のメンバーと神明小学校の先生との会議。小学生にとってはとても豊かなまちづくり講座になりそう。
24日(土)午後休みなので柴崎さん池上君と打ち合せを行う。
25日(日)朝、長野県南部に地震・・・揺れた・・・三沢区熊野神社修景の打ち合せを区長さん神社委員大工さんらと深い緑の社叢にて済ませる。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[1回]

13日(火)夕方岡谷市まちづくりワークショップの連絡会議に久しぶりに出席する。
14日(水)仕事に動きもあり、大変うれしい一日でした。
15日(木)今年の学生の設計指導は比較的楽しい。頑張ってはいると思うが、もっと考えぬいてほしいと思う。
16日(金)午前中の打ち合せを終えて住宅部会へ出席するため神宮へ。6月の部会は宮島副部会長が担当しています。建築家×旅 というテーマで桜本将樹さん、林寛治さんに自身に影響を与えた旅や経験についてお話をして頂きます。寛治さんから自身のローマ時代の暮らしの話をお聞きして楽しい時間でした。桜本さんは住宅に水盤を入れたのにはギョッとしましたが、世界を回ってのスライドレクチャーも楽しく斬新なデザインに魅了されました。
17日(土)辻先生の温熱教室は事務所の皆と全員で出席して受講。昨夜というか最終あずさで家にもどり寝たのが深夜2時でしたので午後の受講はつらかった。
18日(日)午前中事務所に居たのだが、せっかくの日曜日の午後は家のアトリエにて製図板とT定規でスケッチ。ゆったりとした楽しい時間でした。夕食は父の日でもあり娘の送ってくれた赤ワインをいただき、皆に感謝の日。松本山雅FC VS 群馬 この日は山雅の勝利!
19日(月)午後富士見高原にてペンションのリノーベションについて今後の予定を打ち合せ。
夕方ライトのハートレイ邸のデザインを眺めながら改めてディテールに感動。



(C)文・かたくら たかゆき

拍手[0回]

<< 前のページ   |  HOME  |   次のページ >>
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
アーカイブ
お天気情報
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
28 29 30
カウンター

Template by Emile*Emilie

忍者ブログ [PR]