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今週のコラム
8日(水)午後、柴崎さんと続・里山辺の家の配筋検査に行く。良い天気に恵まれて、きちんとした施工を確認できて気持ち良い。
9日(木)コルビュジェ展を見に行くためにグループ毎調べ上げた人と作品の年代毎の発表は学生の皆が熱心にまとめたポスターセッションになり補足するのも楽しかった。午後の設計演習。一人、一人にかたちと生活のスケールのギャップを講評する。
フランク・ロイド・ライトの太陽の半円形住宅のプロトタイプは、ライトが1944年、ハーバード・ジェイコブスとハナ・ジェイコブスのために設計した、2軒目の住宅に見る。これ以降ライトや見習生はこのパターンを研究してこのうち10軒は1950年代前半から半ばにかけてアメリカ合衆国のさまざまな緯度における場所に建設されたようです。1959年92歳でなくなる晩年の住宅に魅了されます。
10日(金)柴崎さんといろんな打合せを行う。
11日(土)午前中 里山辺の家の打合せ。午後は休みとします。今週も暑かったり、寒かったり・・・鶴嶺公園のつつじの開花もいつもより遅い。
12日(日)剪定した庭木の片付けを終えて少しジョギング。午後は松本山雅とコンサドーレ札幌のサッカー観戦。山雅は勝てた試合だったと思うが・・・善戦。涼しくなった夕方家内と夏野菜の苗を植える。
14日(火)宮城県東松島市柳の目西地区の#災害公営住宅整備事業が完成しまして、7:06分の特急あずさ、新幹線を乗り継ぎ仙台にて連さんと会い、いつものように仙石線にて矢本へ。迎えに来てくださった大場さん、そして現地では小川さんも一緒に100棟の住宅の説明を御聞きした。思えば、環境未来住宅コンペティションin東松島の受賞作品の評価と経緯により連さんと僕に、柳の目西地区の公営住宅建設のアドバイザー業務が平成29年7月に地元工務店協同組合から委託された。
市は公営住宅の発注者、組合は建設受注者という枠組であり、平成29年に基本設計、平成30年初旬に実施設計、積算、土地取得の状況もあり遅れる状況にあった。
アドバイスの内容は
①会話が生まれる気持ち良い住宅地
②東松島市らしい住宅、統一感のあるデザイン
③使いやすく、コンパクトで無駄のないデザイン
を共有しながら組合のメンバーの皆さん、市との協議を重ねた。基本的には居住者参加の機会を設け利用者のニーズを捉えたうえで設計する。良質な建築、美しいまちづくりには、専門家を交えた協議調整が必要であるが、これを再認識する機会となった。

個人的には、外壁等杉板のファサードラタンを使いたかった、このこともその他多くを市と協議した。組合の皆さんは良いものをということで我々に賛同していただいた。
結果的に皆の意見を集約していくことになりますが、品の良い佇まいになったと思います。
ポケットファームをつくり住民が会話できる領域を設けようと考えたのはコンペからの僕の願いでもありました。奥様たちがポケットファームに苗や花を植えていました。5年後、10年後、より良いコミュニティーが形成されていくことを願い、また楽しみでもあります。
こうした経験から宅地計画も区画割から道づくりを含み建築家をはじめ専門家が公益性を鑑み、住まいを建てる皆さんと一緒に協議調整、個性的なまちなみ形成ができると素晴らしいと思います。多くの空き家の有効利用も同様に考えます。利用者の使い勝手を御聞きしながら全体を統括するのが建築家の役目と考えます。
いろんなことを考え昨日は日帰り、まとめをして寝たのは今朝2時過ぎ・・・
でもリフレッシュして疲れもとれました。

(C)文・かたくら たかゆき

        岡谷市, 長野県, JPのHouzz登録専門家Takayuki Katakura

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連休中、事務所は5月1日、2日と仕事。
1日(水)の午前中は、設計後、20年経過する市内のS邸の勝手口の木製建具の調子を検査。懐かしい室内でもありました。疲労している室内部分も調整されたほうが良いと感じつつ・・・K建具店に修理を依頼する。
2日(木)学生たちと16日(木)に上野の国立西洋美術館に開催中のコルビュジェ展を見学に行くこともあり、授業にて人と作品を年代毎の背景を追いながら調べる。午後の設計演習は講評をしながら、構想とプランについて細やかな指示。
雑誌a+uが届いた。ライトの晩年の住宅Rayward Tirranna House 1955に魅了される。ライトの晩年の住宅は実に良いなーと感じます。

3日(金)妹夫婦と甥が来て楽しく過ごす。
4日(土)午前中家内と畑の仕事をして午後は松本山雅vsセレッソ大阪のサッカー観戦。
5日(日)6日(月)とお休みが続く。先月の斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会の膨大な議事録がようやくまとまり、ほっとする。
鶴嶺公園のつつじの咲き始めが遅い。看板が市内から案内されているので見に来られる人が多いが・・・広報が早すぎてがっかりされているのでは・・・(笑)
学生時代の栃木の親友A君からの筍。早速筍のさしみをおいしくいただく。
ゴールデンウィークは十分休んで考えることも多い・・・

(C)文・かたくら たかゆき                                                                   岡谷市, 長野県, JPのHouzz登録専門家Takayuki Katakura

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4月も最終週。23日(火)は午前中母を連れて病院の検査。午後は Pension改修の富士見の現場へ。足場を外すので外回りのチェックをクライアントと行う。きれいになってきました。
25日(木)、5月に学生とコルビュジェ展を見学に西洋美術館へ行きます。20世紀の巨匠建築家コルビュジェの時代毎の人と作品を時代毎の特徴のヒントを与えてグループ毎まとめるよう指示する。午後は設計演習。
26日(金)斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会のためJIA館へ。有意義な話合いです。住宅に特化して公益性を具体化していくことを考えています。
建築家プロフェッションをまとめていきます。
27日(土)午後からアトリエは休み。
僕は、基本的にゴールデンウィークのように皆が動く時、遠方へ動きたくない・・・
28日(日)は作業とジョギング。諏訪湖の上空に虹が見えた!この虹はFB等では鎌倉の方からも見えていたようです。
午後J1サッカー松本山雅VsFC東京のテレビ観戦。0-2でFC東京の勝ち!やはりトップチームの動きは凄い。

30日(火)きょうは平成最後の日となりました。
天皇皇后両陛下の特番が続きますが、優しいお心で国民に寄り添うお姿、本当にご苦労様でした。平和な毎日に感謝・・・
https://www.houzz.jp/pro/takayuki-katakura/

(C)文・かたくら たかゆき

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18日(木)学生たちにプレ・モダニズムの周辺を語り、モダニズム建築の概要を語る。語ることは尽きない・・・午後の設計演習は出題した課題の概要のプレゼンをしていただき個々に設計指導。暑い一日となりました。
19日(金)JIA長野地域会の総会があり、その前に川上さんの民家の講演があるので参加をした。総会・懇親会も無事終了。一泊して早朝家に戻る。
20日(土)柴崎さんから、施工図のチェックの連絡を受けて午後は続・里山辺の家の現場打合せに出席。山雅Vs鳥栖は1-0山雅の勝ち!素晴らしい!
木曜日 住宅部会賞の発表会があり、僕は授業があり欠席をさせていただきました。素敵な記念品が届いていました。中村部会長にお礼のメールを差し上げますと
「木曜日に住宅部会賞作品トークを行い、片倉さんに送っていただいたPDFをトップで、私が代わりに代読して紹介しました。なんと、武信さんがスケッチと実際のプランの解説を行っていただけました。A3 2枚の資料では気がつきませんでしたが、こうしてみると相当な豪邸ですね。」
というご返事と画像をいただきました。

以前部会の皆さんが見学された後、武信さんからは「南入りの敷地」の出入りの正しい累計について講評とスケッチを同封されたお手紙をいただいており僕は額に入れてそれをとても大切にしています・・・

うれしい!時間が経過しても 生き方を見つめていただいているような講評・・・
素晴らしい出会いに感謝!
渡辺武信さんへお礼の手紙を書く・・・
週末の日曜日。家内は勤め、母を連れて選挙に・・・
午後は諏訪湖周辺をゆっくりジョギング・・・花たちが楽しそう・・・

(C)文・かたくら たかゆき      

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10日(水)雪の朝。雨まじりの雪。ほっておけば溶けるだろうと思いながら昼頃に雪かきをしてみたが確かに重い。夕方JIA長野地域会の幹事会へ。なんだか寒い一日でした。
11日(木)新学期を迎えて学生たちに合うと新しい目標もできて気持ちも引き締まる。
12日(金)Pension改修の打合せに富士見へ。ずいぶんときれいになってきました。雪の残る富士見高原は寒い。

13日(土)続・里山辺の家の打合せに柴崎さんと・・・道路関係の書類も必要であり、記入していただいたり現場のブロック解体を確認したり仕事は午前中に終えて・・・午後は少しジョギング。諏訪湖が美しい・・・

14日(日)地元の市会議員候補の出陣式とあり激励に顔を出す。その後片倉まきの吉田講の祭典に出席。穏やかなお祭りの日。寒いせいか神社の桜も咲けないでいる。
無事祭典を終えて夕方はDAZNにてサッカー観戦。J1松本山雅vs湘南ベルマーレはレアンドロペレイラがいよいよ決めた。素晴らしいゴールだった。1-1勝点1の好ゲームとなる。
(C)文・かたくら たかゆき

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4月1日(月)O歯科医院のプチ改修が整いました。職人の皆さんが短期間に集中してとても良い雰囲気になりました。

諏訪清陵高等学校の評議員が続きますので4日(木)の入学式等また週末へとPension改修の打合せが続く。
6日(土)サッカーJ1・松本山雅vsヴィッセル神戸との試合に感動しました。ホームの試合ということもありますが、熱い雰囲気のスタジアムを創りだすパワーは凄いと思う。
7日(日)は家内と畑を整備する。
8日(月)続・里山辺の家の地鎮祭を迎えた。柴崎さんと伺う。良い天気に恵まれ、猿田彦神社の宮司様から良いお話をいただきました。クライアントのNさんも大変お喜びです。

クライアントのNさんからおみやげをいただき松本市役所に用事を済ませてアトリエに戻る。
今週前半は寒くなるらしいが・・・
9日(火)は足の悪い母を連れて歯科検診と治療に。改修した先生のステーション周りも馴染めているようでうれしいです。
(C)文・かたくら たかゆき

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28(木)続・里山辺の家 工事契約の立ち合いをアトリエにて行う。確認申請が決済になりしだい工事のスタートとなります。
O歯科医院のプチ改修ですが、面積は小さくとも密度が高い。家具工事の立ち合い、良好でした。
31日(日)夕方、家具を入れるだけに室内は整いました。
4月1日(月)朝から家具の搬入。密度が高く慎重に取り付け作業。一日を終えて夕方なんとか整い、後は先生自らのパソコン設置の作業・・・


 新元号が決まりました。「令和」
「令和」の出典は「万葉集」巻五の「梅花(うめのはな)の歌三十二首并(あわ)せて序(じょ)」。「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」から引用された。
首相は「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたい、との願いを込めた」と語っていた。

清々しい元号と感じました。

(C)文・かたくら たかゆき

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3月20日(水)昼前の特急あずさに乗り日本建築家協会へ14時~は斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会、16時~市民住宅講座WG、18時~総会・納会。
長かったようで過ぎてしまえばあっという間ですが、3年に渡り住宅部会の正副部会長を務めて得たものは、大きかったと思う。
今年初めてのアワードにて日本建築家協会関東甲信越支部住宅部会 2018年度住宅部会賞を受賞させていただきました。
特別選考委員の渡辺武信さん 選考委員の郡山貞子さん  選考委員長の高橋部会長による表彰では、武信さんから「成熟したデザイン」「南入り敷地の正しい累計であろう」のお言葉は大変うれしく大きな励みをいただきました。郡山さんからの「地域へ開く防災の面からも評価」と続けての講評、審査員お二人の僕を推していただくお言葉をお聞きして身に余る光栄です。遠距離通学なので高橋部会長の講評の途中で退席することになり残念でしたが、今後も建築家としてのプロフェッションを大切に努力精進していきたいと思います。

日本建築家協会関東甲信越支部住宅部会 2018年度住宅部会賞受賞作品 丘水庵

今回のアワードを中心になりまとめていただきました次期住宅部会長中村さん、事務局の皆さん、大変ご苦労様でした。住宅部会をこれからも宜しくお願いいたします。新副部会長の米田さんどうぞ宜しくお願いいたします。住宅部会の皆様に心より感謝申しあげます。
あいかわらず21時新宿発の特急あずさは満員。回数券もなくなり実質の値上げ?
部会の皆さんからもFACEBOOKにおめでとうの言葉をいただきうれしい。家に帰り風呂に入ったりして、さー!きょうのまとめと・・・すでに深夜。
朝 里山辺の家の クライアントから「この度は 日本建築家協会住宅部会賞 受賞 誠におめでとうございます。先生の建築に対する研究心とお客様に寄り添った家づくりの姿勢やご努力が形になったのだと思います。先生の作品である我が家に、毎日喜びをもって暮らさせていただいている私どもにとってはその意味や重みは十分によくわかっておりますが賞として皆さんにわかっていただけたことはまた別の喜びであります。そして、片倉先生や柴崎さんに我が家の増築工事をお願いできることを幸せに感じております。今後ともよろしくお願いいたします。」
全文を記しました。ありがたいお言葉です。素晴らしいお施主さんたちに囲まれています。
21日(木)お彼岸。雨の日となる。妹夫婦が来てくれてお墓詣り。母を、交えて皆でゆっくり過ごす。夕方は夕食時、家内と母とささやかな受賞記念パーティーへ!
週末はまた寒い。
お彼岸明けの24日(日)天気が良いので足の悪い母を連れて 家内とお墓参りへ。
(C)文・かたくら たかゆき

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12日(火)昼過ぎ、O歯科医院の休憩時間に改修の見積書を先生と検討して、すべて僕に任せるので宜しくお願いします。とうれしいお言葉をいただきました。
今回は部分的な改修ですが、診察を終えた方と先生の対話する場所の設計は、今度息子さんもご一緒に同時に診療後のお話の場として使用するために工夫が必要となります。
背持たれが壁の役目となるイス・・・視線の方向を気にして設計していく・・・テーブルと椅子の間を設計する感覚・・・
13日(水)改修のペンションの打合せを午前中に終える。富士見まで来たので、昼は手打ち蕎麦のうまいお店に寄ってみる。日差しは濃いがまだまだ寒い一日です。
16日(土)続・里山辺の家の金額調整と図面の整合をクライアントと確認する。今回変更に苦労をかけたということで、またお気遣いいただきありがとうございます。
打合せ後半には施工されるF建設の社長にも来ていただき今後の日程の打合せを行う。
17日(日)住宅相談を受けていたYさんの訪問。ペレットストーブの焔を見ながら現在住宅会社と進めているけれどもしっくりしないというお話も御聞きした。
「建築家」は医者や弁護士と同じく依頼者の代理人として建築の設計監理をします。そのために現在進んでいる仕事を「監修」する仕事もあります。
僕は、建築家として常に依頼者の立場にたって考えている。建築のアマチュアである「建築主」がプロである工事業者と契約するという一般的な状況に関する限り、「建築家」はプロフェッションとして利益相反を避け「建築主」の利益を守ります。
「建築家」は「建築主」との対話から住まいを設計、工事費と工事内容が適正かどうかを監理します。これは施工業者の下ではできないことなのです。
そんな信念と生き方に基づきこれからも「建築主」を守り抜いていきたいと思っています。
結果として本当に満足する家は地域にも愛される豊かな公益性(たたずまい)を醸し出すところにあると思います。

(C)文・かたくら たかゆき

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6日(火)Uejobi卒業式に出席。短い期間だが建築を学び巣立っていく学生。それぞれが伸びることができたと思う。自分の個性を伸ばして頑張ってほしい。
8日(金)改修のペンションについて打合せ。
9日(土)午後はサッカーJ1松本山雅Vs浦和の試合が14時スタート。NHKテレビを観戦。結果山雅はPKで1-0で負けはしたが、大変内容があり山雅のプレスも凄く緊張感のある試合でした。
10日(日)は見積調整箇所を整理して一日を終える。家内が実家から椿をいただきすぐ活けてみた。

海外のアーキテクト資格について
フランスでは大学の建築学部を卒業することでアーキテクトの登録資格が取得できるが、建築事務所勤務の場合のみアーキテクトとして登録できる。つまり勤め先が建設業などであれば、アーキテクトとして登録できないという職域制限があるのが特徴である。つまり兼業アーキテクトは、フランスには存在しないということになる。職域により、アーキテクトと名乗れるかどうかが左右されるフランスでは、アーキテクトはすべて専業ということになるが、これは設計者の第三者性を法律的に確保したものと言ってよい。フランスのように職域を問うようなアーキテクト資格を職能法と呼ぶことができる。と名古屋市立大学の瀬口先生が述べています。
建築家は利益相反を避けてしっかりとした倫理観を持ち全体をデザイン統括していきます。
環境ファースト、パブリックファーストで考えることがプロフェッション、そうした思想が結果的にクライアントを守ることになります。
11日(月)いろいろと見積調整が続く・・・
(C)文・かたくら たかゆき

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26日(火)続・里山辺の家の現場説明は柴崎さんに行ってもらう。僕はレストラン「よしの」のご主人の葬儀へ出席。大変悲しい日となりました。
28日(木)区のコミュニティー関係の調査研究の資料も考えつつ昼過ぎにO歯科医院の改修について施工者に説明。2月が終わりました。
住宅相談のアポが入り、日曜日にお越しいただく約束。3月、建築家賠償保険(ケンバイ)の申込時期となりました。 
手続きを済ませるが、先月の斎藤孝彦さんとのプロフェッションを語る会のお話でも賠償について斎藤さんは
「ケンバイは今、事務所の年間契約で入りますよね。売り上げと連動している。フランスなどは基本的にプロジェクト単位で入れるのが主流です。僕は日本でそれができないのが不満。仕事のある時とない時があるからプロジェクト単位の保険制度をつくることの必要性を言い続けることが大切。でも動かない。保険会社はむずかしい? 外国でやっているんだから、プロジェクト単位で保険がかけられることが必要。日本で実現できてないのが問題と言い続ける。有名になりたい人は冒険的な仕事をする。そういう人は保険を活用する度合いが大きい。そのために保険料は、上がればよいが上がらない。問題を起こす人は保険を高くすべき。プロジェクト単位で必要としたい。日本ではそうした制度がないのは問題。実際に即しているでしょう?あきらかに・・・」と内容の要約ですが、斎藤孝彦さんは述べています。大賛成です。
3月2日(土)諏訪清陵高等学校の卒業式に学校評議員として参加。久しぶりに第一校歌、第二校歌の18番まで歌うが、体育館の寒さに気分が悪くなり退出。午後は日差しの温かさにようやく体調も整い、富士見高原のPensionに改修の打合せ。きれいにできてきました厨房の確認。ストーブの位置確認他終了。

家に戻ると、サッカーJ1松本山雅&大分トリニータは1-0にて山雅の勝ちとなりました。今回は予想通リ。インスタにてゴールキーパーの守田選手に、善戦のおめでとうを伝えると「ありがとうございます」と返事が返り心温まりうれしい。
3月3日(日)ひな祭り・・・午前中にYさんが住宅相談にお見えになり、ペレットストーブの部屋にてお話を御聞きする。有意義な日曜日。家内が買い物に行き夕方は母と3人で早めに食事。ワインが美味しい。
(C)文・かたくら たかゆき

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20日(水)‎住宅部会の会議が午後からあり、建築家会館に14時に到着。プロフェッションを語る会、市民講座WG、その後住宅部会賞のプレゼン。この日の部会は多くのメンバーが集まり、大変楽しい時間でした。

21日(木)続・里山辺の家の見積もり合わせに3社お願いしていたのでそれぞれの会社に図面の説明と現場説明の予定をお願いする。
22日(金)夕方は定例となりました地元のコミュニティー施設の整備研究会を行う。大変活発な意見が出て楽しい会議です。建築家として皆をまとめてお役にたちたいと考えます。
23日(土)サッカーJ1松本山雅Vsジュビロ磐田。1-1でしたが、好試合!となりました。
実は、馴染みのレストラン「よしの」さんのご主人の訃報をいただいておりました。前日までお元気でしたとのこと、お若くて・・・信じられなく残念でならない。
25日(月)夕方通夜に家内と出かける。本当に悲しみの時間となりました。僕たちの中学の同級会も今年の初めに開催させていただき、同級生からもお悔みの連絡ををいただいておりました。本当に残念です。心からご冥福をお祈り申しあげます。
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2月16日(土)松本市美術館にて11時から学生たちの卒業設計作品を前にして信州大学の学生作品のギャラリートークを行いました。事前の連絡を委員長からいただいてはいましたが、勝山さん新井さんと一緒に楽しく進める。修景や改修、新しいことへの挑戦、どれもが楽しく面白かった。各作品につきましては、リサーチされた内容から計画の表現との関係がもう少し丁寧にそれぞれの表現ができると良いなーと思いましたが、どの作品も一生懸命な取り組みにて好感が持てました。原田真宏先生が美術館に到着したらしく、久しぶりにお会いして握手。本当にお忙しいところスケジュール調整をしていただきありがとうございました。近くの蕎麦屋 「やまがたや」にて一緒に食事。文化講演会前の楽しい時間でした。
その後14:00~16:00まで原田先生の文化講演会を行いました。刺激的な作品には誰しもが感動をされたと思います。終了後、懇親会まで時間があるので先生が行きたいと言った「旧開智学校」を案内する。それからチェックインを済ませて市民芸術館での懇親会となりました。
17日(日)松本市美術館へ原田先生と一緒に到着。9時をまわり卒業設計コンクールのスタート。

審査委員長に原田先生。午前中の高校生、専門学校の審査。午後の大学生の審査とお疲れになったと思います。審査途中にもUejobiの学生たちが熱心に質問してきました。講評会の最中に審査員の言葉に耳を傾けて自ら学習する学生たちの姿もまた心地よいものだ。
終了後 原田先生と支部長を松本駅まで送り、僕も家に帰りました。実り多い2日間でした。

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2月がスタート、節分が過ぎましたが、寒い日が続きます。8日(金)JIA関東甲信越支部資格制度委員会がありJIA館にて15時から会議に間に合うように岡谷を昼頃の特急あずさに乗り千駄ヶ谷駅へ向かう。登録建築家5名の方の審査を含めて会議終了、新宿発18時のあずさにて帰る。大変寒い一日でした。
9日(土)雪が舞う日。午後 続・里山辺の家の打合せ。細かなところまで整理できてクライアントのNさんとイメージを共有できたことがとてもうれしい。これから見積の準備をしていく予定です。
10日(日)毎年恒例になっている、小井川だるま堂へだるまを買いに行きました。事務所用と家用のだるまを購入してゆっくり目を入れて祈念し家の床の間脇と事務所の棚へ備える。夕方娘が帰ってきたので皆で楽しく食事をする。お雛様を飾った和室にて、昔の思い出やらいろいろと話すことも多く久しぶりにゆっくりでき楽しかった。
11日(月)娘を駅まで送り一日調整。午後のジョギングは諏訪湖の風が冷たい。
12日(火)柴崎さんと打ち合わせをして来週の見積依頼のFAXを工務店へ送る。
今週末16日(土)、17日(日)JIA長野地域会の文化講演会と卒業設計コンクールを松本市美術館で行います。講師に僕の後輩でもあります芝浦工業大学教授の建築家・原田真宏先生をお招きします。皆様是非お出かけください。

(C)文・かたくら たかゆき

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31日(木)午前中から学生たちの作品講評会が続く。住宅の課題発表会を終えて午後の作品発表会も楽しいアイデアがたくさんあり、学生たちの表現しきれない部分もあるが充実した発表会でした。


2月になりました。2日(土)は大学の諏訪会に出席した。帰りに見た上諏訪市内のアイスキャンドルがきれいでした。

3日(日)節分の日。「節分」という言葉はもともと、季節のわかれ目を意味するものでした。
「立春・立夏・立秋・立冬」のそれぞれの前日を節分と呼んでいました。その中から立春だけを「節分」と呼ぶようになった由来は、昔は今のお正月ではなく立春から1年が始まっていたため、とされています。今でいう大みそかに当たる節分の日に、邪気を払って新しい年を迎えるための行事が「節分」なのです。
ペレットストーブの火を楽しみながら、午後のジョギング・・・夕方豆まきをして気持ちを新たに・・・家内や母とゆっくり食事とワインを楽しむ
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ライトのプレーリー・ハウスは1890年代の試行を経て1900年に完成されます。その移行期の特徴を最も良く示しているのが1894年のウィンズロー邸です。

この住宅は恩師サリヴァンの特徴を学び、その上でライトの個性を表現しようとした処女作品です。平面も正面も対称形でフォーマルであるが、裏からみると生活感のあるデザインです。一階は横長煉瓦、二階は植物柄の装飾タイル、大きな寄棟屋根の下のクリーム色の外壁が印象的です。中心に暖炉が配されてアメリカの住宅で重視されてきた「家族が集まる、落ち着いた場」としての構成となり動線部にレベル差があり分節、統合されている。1909年のロビー邸は箱が解体されてライトの希求した、内外空間相互の空間の流動性フローイング・スぺ―スと呼ばれる空間を創出する。

ライトの箱の解体と内外空間の浸透という特質がデ・ステイル等その後の多くのヨーロッパの前衛建築家たちに大きな影響を及ぼしていくことになる。24日(木)は学生たちにライトの周辺を語り午前中を終えて午後は卒業設計の進捗状況を見ながら、気づいたことを述べてみた。
25日(金)富士見高原のペンションリノベーションのストーブ周りの煉瓦の納め方を施主と工務店との打ち合わせ。

26日(土)岡谷西部中学校の同級会となり、親友の木下君と有賀先生のお墓詣りに伺った。懐かしい・・・何年ぶりだろう。先生がなくなり19年を迎えます。
その後 よしのさんにて同級会開催。

(C)文・かたくら たかゆき

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16日(水)は、お昼前岡谷発の電車にて東京へ。千駄ヶ谷駅から着々と工事の進む新国立協議場を見ながら建築家会館へ。JIA館にて14時から斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会のメンバーによる契約書の前文を起草するための議論。住宅部会であるからこその住宅の特殊性を探っていく楽しい議論が続く。
16時からは住宅部会の市民講座WG、OZONE LIXILの各セミナーと部会の思想をめぐる議論。
18時からは部会の例会と続く。次の日は授業でもあり新宿発20時のあずさにて帰る。
17日(木)2時限は今までの整理としてプレ・モダニズムに関する流れを講義。3時限、4時限と卒業設計の指導。インフルエンザが流行っているようです。僕もマスク・・・
18日(金)富士見町のペンションの改修にあたりK工務店の現場代理人のUさんが煉瓦とクロスの見本を持ってきました。暖炉周りの煉瓦は少し角の欠けている雰囲気の煉瓦を選択した。ナチュラルで味のある質感にしたいものだ。午後、ホビーコートのオーディトリアムの床まわりのエキスパンション材の挿入手直し後の確認をする。広い無垢材の床の伸縮はデリケートだ。
夕方同級会の打合せをよしのさんにて行う。以前改修したこのお店も大盛況にてうれしい。
19日(土)午後、続・里山辺の家の楽しい打ち合わせ。夕方は寒い
20日(日)朝は雪となりました。大寒の日。住宅部会のレジュメをまとめたりいろいろとやることがあり、一日家のアトリエにて過ごす。

1月20日は正月の祝い納めの日。20日正月とあり夕方も母と家内とゆっくり過ごした。
21日(月)の午後は改修する歯科医院の調査・・・

(C)文・かたくら たかゆき

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9日(水)長野市方面は雪。JIA長野地域会の正副会があり11時30分に事務局へ集合。寒い日であり、雪の後の高速道路は事故もあったり久しぶりに運転が怖く思えた。皆と会い県庁へ挨拶。
10日(木)1月で授業が終わるので学生たちに気持ちを引き締めて制作するように伝える。寒い一日でした。
11日(金)午後は富士見高原へPension Renovation 打合せ...雪もなくて良かった。
富士山がきれいだ。

13日(日)どんど焼きにて年末年始のお札等の縁起を収集、子供たちが集めにきます。
14日(月)成人の日。穏やかな一日でした。
まとめをしながら、サッカーJ1松本山雅の新体制発表会をTVにて見る。噂のペレイラが会場に居たようです。インスタでこの模様を流していました。
あっという間に1月も後半になります。

(C)文・かたくら たかゆき

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お正月も娘は2日(水)に東京へ戻り、3日(木)までは箱根駅伝を楽しみゆっくりしました。
4日(金)菩提寺の真福寺に厄除聖観音大護摩供法要に出席して今年も良い年になるよう祈祷していただきました。大変寒い一日となりましたが、天気も良いので午後は今年初めてのジョギングをする。かなり寒いが体調も良く気持ちが良い時間でした。
5日(土)家内と妹夫婦と諏訪大社下社へ参拝。

県外ナンバーの車も多く人気の高さを感じます。ホテル山王閣の跡地が駐車場になり神の湖、諏訪湖の眺めが気持ち良い。今年一年の祈祷をすませて家とアトリエのお札や鏑矢、お神酒を買い家に戻り、家とアトリエの神棚に備える。その後留守番の母と皆で食事を済ませる。今年も気持ち良くスタートしていきたいと思います。
7日(月)朝、家とアトリエのしめ飾り等を外して朝食は七草粥。アトリエにて諏訪大社のお札等に祈祷、軽くお神酒をいただき柴崎さんと気持ち良く2019年の仕事始め。連絡事もきちんと対応して、午後は続・里山辺の家の敷地詳細調査。クライアントご夫婦はお仕事ですが、お父様、お母様から温かいお迎えをいただき、寒い現場調査のあと・・・ほっとするひと時をいただきました。ありがとうございます。
穏やかなスタート・・・
(C)文・かたくら たかゆき

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26日(水)続・里山辺の家のクライアントNさんご夫婦がお見えになり先日の打合せにて悩まれていた箇所をお話いただきました。どういう状態が心地よいかと考えるかはクライアントがどういう生活を望ましいかと考えるかという思想「住まい方の思想」というものがあり、個人住宅の設計はまさに設計者と住み手の「住まい方の思想」の相互理解があり初めてなりたつ。そんな関係にて様々な議論が続きます。年末の楽しいひとときでした。
先日、大学時代の恩師である建築家の石川洋美先生に年末の恒例なのですが、信州山形村の「ながいも」(先生の好物)を送った。お礼のはがきをいただきました。お身体の調子はリハビリ生活をされて次第に良くなってきているようです。そのうち会いたい。元気で活躍しているそんな話も聞いてみたい。来る年も大いに頑張ってください。という内容でした。お合いしたいと思っております。元気でいてください。当時非常勤講師の斎藤孝彦さんに住宅部会ではプロフェッションの指導を受けているお話もしなくてはならない。実は斎藤先生とお呼びしなくてはならないのですが、先達に敬意を抱くのは当然としても住宅部会では個人としては平等なので、さんと呼ばなくてはならないのが気を遣うことなのですが、渡辺武信さんにも武信さんと部会ではお呼びしていることも建築家同士の交流は楽しいものです。
新しい年を迎えました。
建築の設計はもちろんですが、今は家づくりも様々な情報が多く選択に悩む方も多いと思います。現状の建築設計の他にも下記内容も引き続き行っていきます。(1月6日まで休業)
●住宅の設計と住まいと暮らしに関わる環境設計を含めて
・リノベ―ション・コンバージョン等様々な修景設計も提案させていただきます。
●持続可能な社会を目指して、修理・修復をはじめ現状変更に関わる助言・設計等、保存活用計画のスキームの作成他、設計・工事監理の監修
・建築の構想から設計監理におけるデザイン統括アドバイザー業務。

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19日(水)夕方Ya邸修景の残工事が終了、きれいに整った姿を確認しました。仕事を担当していただきました建設会社のIさんにお礼を申し上げクライアントのYさんご夫婦も大喜びでした。
その後夕食は ふぐ料理+かに料理をごちそうになり、おいしいお酒もいただきました。いろんなお話を御聞きしました。
およそ40年弱前、建築家の宮坂修吉先生が手がけた鉄骨造の住まい。クライアントは当時200年持つ建築をとお願いされたようです。増改築を重ねて、まとめの修景が僕にまわってきたのです。前にも述べましたが鉄骨造のスパン割が見事なので、住まい方にあわせた持続可能な改修ができているのです。修景を通して、宮坂修吉先生の将来への読みの凄さを読むことができます。次の日が学校の授業があるためお酒は少し控えめに、楽しい時間でした。
20日(木)寒い一日。今年最後の授業となり特に卒業設計の学生たちには一人一人丁寧に話をする。常に個性を生かすように指導。
今年一年を振り返ると修景の仕事、新築の仕事内容は様々ですが、今世紀最大のテーマである持続可能な社会を課題にしてきました。これは住宅部会の大きな課題でもあります。
省資源・省エネルギーの面から、スクラップアンドビルドを繰り返すのではなく世代を超えて長く使い続けることが大切です。住宅を長く使い続けるためには適切な維持管理が大切です。
特にリノベーションの対象となる住まいは非常に多くなってきております。既存住宅の持つ住み手の生活の特性と構造的な制約から離れた新しい方向性を考えていくことが求められております。住み手が同じ場合と住み手が異なる場合の住まい方の継承等もあり変化に対応できる空間を創造することのきっかけに、暮らし方の変化への対応力ととともに温熱環境等への配慮等また地域コミュニティーの中に共通に生まれる災害への対応等様々な判断の要因があると思われます。
また、住まいは空間的、時間的な防衛性ばかりでなく日常的に小さな奇蹟ともいえるイベントが起こりやすい舞台となることが大切です。個人住宅の設計は設計者と住み手の「住まい方の思想」の相互了解があって初めて成り立つ。住宅の設計は究極的には「思想」であり、住まいは人生観の一つの表現である。その意味で僕は、このブログを通してもすべて本音で語ってきました。
もうひとつは 建築家のプロフェッションについて昨年住宅部会名誉会員でいらっしゃる斎藤孝彦さんから、プロフェッションとは何かということで以下の内容からお話いただきました。
・古典的プロフェッション
・プロフェッション化の波と現代的プロフェッション
・プロフェッションの5原則とその法制化
・プロフェッションとビジネスの矛盾と対立
プロフェッションとはヨーロッパで17世紀から18世紀に成立、神との契約、Calling (コーリング)招命と呼ばれ・・・プロフェス(信仰・告白)神との契約・・・とのお話が印象的でした。
崇高な思想です。
引き続き斎藤孝彦さんにご指導いただきプロフェッションについて考えていきたいと思います。
今年一年大変ありがとうございました。まだまだ今週のまとめがありますが、年末、年始休業は12月30日~1月6日とさせていただきます。

来年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。
皆様良いお年をお迎えください。

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住宅部会の名誉会員である斎藤孝彦さんに御聞きしたいことがたくさんある。
斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会を部会の郡山さんはじめ発起人の皆さんたちと定期的に開催することになり建築家会館に集合して準備会を始める。
昨年斎藤さんが、欧米で、比較的新しくプロフェッション化が興った職業に 看護師、図書館司書、社会福祉士、教育者等々がありますが、それらが法的な意味でのプロフェッション化が成立するのに大凡100年掛かっているようです。日本で初めて建築士法が 出来たのが1950年ですから、そこからプロフェッション化の運動が始まったと考えて70年足らずで まだまだ先は長いと考えています。問題は今何をすべきかでしょう。というお言葉を残されておりました。
昨年の復習になりますが、我々建築家がプロフェッションとして必要であると社会が認められるように地域の活動を継続すべきかと 思います。しかしながら自己による倫理と自負としてのノーブレス・ オブリージュでは自ずと限界があります。最初ですので復習になりますが、プロフェッションとは何か?そしてプロフェッショナリズムのあり方、等から語っていただき、建築家のプロフェッションとビジネス接点についてどのように 整理すべきか?等の理念について 御聞きしてみたいと思いますがいかがでしょうか?とお願いしておりました。
斎藤さんはプロフェッションは何かというより時代が変わった。具体的な形容とカタチが変わっていかざるをえない。現実的な話から原理原則にかえって検証しよう。ということでお話を御聞きしながら発起人の皆さんとの今後の作業の確認が行われとても有意義な時間を過ごすことができました。この日はその後、住宅部会の市民講座WGも行われ終始住宅部会の思想ともなるテーマの議論になりました。とても楽しい時間でした。
週末の土曜日は寒い朝となりました。午後の続・里山辺の家の設計打合せはクライアントのNさんご夫婦をお迎えして、柴崎さんとNさんご夫婦の生活の思想に触れながら具体的な内部空間の説明を行う。とても楽しい時間でした。
夕方仕事を終えて夕食を楽しくすませて、ペレットストーブの焔の前にて、いろんな思いが駆け巡る。住まいは空間的、時間的な防衛性ばかりでなく日常的な小さな奇跡とも言えるイベントが起こりやすい舞台となることが望ましい・・・
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いよいよ12月になりました。続・里山辺の家も基本設計がまとまりました。

ホビーコート計画の写真も建築写真家の林さんから送られてきました。いつものようにきれいな写真です。建築が庭(コート)を創りあげた作品です。

里山辺の家もホームページの模型集の写真を取り直して、柴崎さんにホビーコートの原稿とともに編集してもらい、ホームページ作成用に池上君へ送ってもらった。里山辺の家もディテールを詰めていきます。
学校で用意してもらいましたテキスト 建築20世紀を 授業流れの整理のために読破!する。
6日(木)20世紀の建築家の整理を学生たちと進める。
エリック・グンナー・アスプルンドの夏の家。近代建築とは一般的に、伝統や地域性を否定し、鉄やガラスなどの新しい素材を用い、機能や合理性を重視するものだと考えられているが、この家は伝統的な工法でつくられ、地域になじみ、人に寄り添いつつモダンであることを教えてくれる。
ポール・ルドルフのミラムハウス
それまでの規則的な架構をやめ、「住宅にモデュールは不要!」と宣言したルドルフは、自由に壁を立ち上げて2階部分居間の吹き抜けから低い寝室まで多様な天井高を持った部屋を連続させて空間のレベル差をそのまま海岸へのエレベーションとしてブリーズソレイユも兼ねた外観としている。
その他宮脇壇、林雅子の建築の考察、20世紀モダニズム建築の表現は多様です。
7日(金)これから改修の始まるPensionにて工事打合せの立ち合い。流石に富士見町は風が強く、寒い。
8日(土)午前中にてアトリエの作業を終了。午後家内と畑の整備。
夕方 よしの さんにて中学の同級会幹事会。
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27日(火)JIA長野地域会の出版事業の編集について応募者と編集者の打合せに立ち合い、自分の原稿の確認もありますが、地域会の職能に関する部分を主に確認する。
28日(水)「斎藤孝彦さんとプロフェッションを語る会」の設立趣意書を郡山さんと確認して斎藤孝彦さんと発起人のメンバーに送付。プロフェッションについて常に模索する文化・環境を整えていきたいと考えます。
29日(木)午前中の篠原一男、菊竹清則、広瀬鎌二、吉阪隆正の作品と人の発表会は大変楽しくこの授業のシリーズにおいて日本のモダニズム建築の流れ、相互の影響等がしだいに見えてきます。・・・午後は作業中の卒業制作の講評。
机の上には僕がお願いしたテキストをご用意していただきました。少々重たいが、「テキスト建築の20世紀」は個々の作品の関係を追うのにとても良い本だと思います。
昔訪れたバルセロナ・パヴィリオンについての記述
・・・そしてこれらの流動的空間の迷宮に秩序を与えているのがクロームメッキされた8本の柱です。ミースを自らの影響下にあると信じていたライトは「いつかミースにこのくそいまいましい柱を取り去るように説得したいものだ、それは危ないし、彼の愛らしいデザインを邪魔している」と述べています。
ライトはこのパヴィリオンが柱なしでも構造的に成立しうることを見抜いていました。しかしミースにとってこのクロームの柱は、構造的な必要性よりむしろ、空間的秩序をもたらすためのものでした。後にミースはこの柱について以下のように述べています。
「ある晩パヴィリオンに残って仕事をしていた時、独立壁のスケッチを描いてみてハッとした。新しい原理だと思った。」
このようにして、ミースは建築の秩序と流動性を両立させるシステムを手にしました。そしてこのことは、ミースがライトの影響を脱する足がかりとなったのです。
と書かれています。
そうか、あのクロームメッキされた+字の柱はそういうことだったのだ・・・
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21日(水)午前中はようやくPensionの改修工事の設計のまとめと工事契約の立ち合いとなりました。その後、住宅部会の市民講座WGと住宅部会に出席のため建築家会館へ向かう。WGでは住宅部会の市民講座のセミナーの考え方をノートにまとめていくということで僕の担当部分の意見を皆さんに御聞きしたり、これからセミナーに向かう講師の皆さんの内容についての打合せは深い討論となり勉強になります。
22日(木)学生たちと接して、午前中は篠原一男、菊竹清則、吉阪隆正、広瀬鎌二の設計された住宅の調査、午後は卒業設計のエスキスにて考え方等の指導。
23日(金)前日、新しい軽自動車が長年活躍してくれたパジェロミニに代わり届いたので朝、家内と母とお清めの儀式を簡単に行う。午前中からホビーコート計画の竣工写真の撮影が建築写真家の林さんにより開始。夕方は勤労感謝の日、また新しい軽自動車を迎えたお祝いと、食卓にて家内と母とささやかな祝祭を行う。
24日(土)家内と畑の整理。夕方も寒くなってきてペレットストーブの焔が活躍。
25日(日)多少仕事もしたが、午後のJ2サッカープレーオフの大宮Vs東京ヴェルディとの対戦も見応えがあった。
26日(月)夕方 山雅喫茶にて 友人の建築家 林さん 君島さんと会い久しぶりの建築談義。
シャーレに会えた!うれしい!

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自然に親しむこと
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豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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