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今週のコラム
24日(火)新築予定の続・安曇野の家の調査業務の報告と大枠の予算設定のお話に伺う。楽しい打合せができ今後が大変楽しみです。寒くなってきました。
26日(木)いつもより早く家を出た。午前中の学生たちの発表会。引き続き午後も卒業研究のエスキスチェックが続く。
送られてきたLIXILeye この中に東京工業大学の奥山さんが 篠原一男の 遺作 蓼科山地の初等幾何 について書かれている内容が興味深い。篠原一男の作品は 第1の様式 日本建築の伝統について、第2の様式がキューブ モダニズムの解釈、第3の様式では一過性の表現、第4の様式がモダンネクスト、遺作として第5の様式のメッセージがこのプロジェクトを残すことだと述べていらっしゃる。
僕の学生の頃は篠原一男の人気は凄かった。シンプルな建築は学生に魅力的であった。とにかく住宅論、続住宅論を夢中になって読んだ。魅力的であった。住宅は美しければ美しいほど良い!強烈なメッセージであった。「住宅は芸術である」人間=文化という意味。そう篠原は宣言したのでした。しかし、篠原一男の作品は収納がない。生活派の建築家からすると攻撃の対象にもなった。僕の師、みねぎしやすおは、僕の前で篠原一男の話をするな!と言っていたのを今も覚えている。20世紀の建築家を俯瞰するにあたり、学生たちの考察とともに、僕も毎回思いを巡らしている。20世紀の住宅に表現されたメッセージは今の時代にも再び考えさせられるメッセージが数多く含まれていると思う。

28日(土)の午後はK寺庫裡修景の現場打合せ。クライアント、工務店の方々との実に楽しい打合せでした。
29日(日)スケジュールを振り返り・・・今後の計画やら・・・確認していく。天気も良くジョギング日和・・・ペレットストーブに火を入れて・・・夕方は楽しい時間を過ごす。

いよいよ12月に入りました。
(C) 文 かたくら たかゆき

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17日(火)午後実施設計中のS邸の設備関係の打ち合わせ。18日(水)午前中は電気設備の詳細打合せを行う。午後、店舗移転に伴う移転場所の実測調査を行う。既存をきちんと測りこむ。
19日(木)学生たちに、僕が学生のころの手描きの図面のファイルしてあるすべてのものを見せた。皆びっくりしていた。要するに手描きをもっとやっていただきたいと願う。卒業設計のコンセプト模型も少しはピンとくるものがある。

20日(金)母を整形への定期検診に連れていく。足の痛いのが治らなくて気の毒に思う。
建築家協会長野地域会の出版原稿の建築家のプロフェッションに関わる文章に手を入れて委員長に送り担当副代表のHさんとも話をする。住宅部会のプロフェッションを語る会にて学習してきましたので内容が気になります。
21日(土)午前中3年ぶりに訪問されたHさんと歓談する。午後 K寺庫裡改修の現場を確認する。
22日(日)午前中に家の周りの整備等、ジョギングも行う。夕方 よしのさんにて 親友のK君と久しぶりに飲み会。コロナ禍であるが、換気をしながら心地良いお店はお客さんも適度に賑わっていた。
23日(月)勤労感謝の日。連休なので仕事ができることに感謝しながら今週の仕事の確認をしていく。
そんなに寒い感じもないが、ペレットストーブに火を入れてじっくり計画の見直しを進めていく。
(C) 文 かたくら たかゆき

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11日(水)N邸。打ち放しコンクリート外壁の修繕をピュアレックスのYさんと打ち合わせをする。この会社は打ち放しコンクリートの修繕では評判の会社である。
12日(木)午前中20世紀の建築家の考察を終えて午後卒業研究エスキス講評はまだ序盤であるが豊かな感性のエスキス模型に出会う。皆どんどん手を動かして頑張ってほしいと思う。
13日(金)午前中は計画案の検討、夕方はK寺庫裡改修の定例打合せに柴崎さんと出席。
14日(土)は事務所を休み。用事があり家内と長野市へ向かう。娘たちとの楽しい出会いがありました。
コロナ禍のニュース・・・情報が凄い。
日々忙しく住宅部会のプロフェッションのまとめもようやく終える。
実施設計のまとめ、計画案の検討、調査、授業、週末の訪問客・・・
今週も忙しい・・・
(C) 文 かたくら たかゆき

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4日(水)午後はJIA長野地域会 出版の記事についての議論。建築家との家づくりの原案を担当していました。住宅部会のプロフェッションの会で話あっていることもありまして発言も多くなりました。
5日(木)授業の日。午前中は20世紀の建築家、ポスターセッション。午後は卒業研究のエスキス講評となりました。手を動かしてもっとスケッチをしてほしいと思う。
6日(金)午前中、K寺現場にて電気関係の打ち合わせ。そろそろ雪のことも心配。昼過ぎに予約しておいた新しいスタッドレスタイヤと交換してもらう。
7日(土)午後の時間はSさんとの設計打合せ。きょうはお嬢さんは奥さんの実家にて遊んでいる様子、お見えにならなかったが僕と柴崎さんの絵をいただきました。なんとも特徴を捉えて上手なものです。週末の楽しい打合せを終了しました。夕方は雨も降り始め寒く感じます。
8日(日)は家内と畑にて大根の収穫。午後サッカーJ2松本山雅と福岡の試合をDAZN観戦。好試合、2位の福岡に勝ち良い感じになってきました。夕方の諏訪湖周辺をジョギング・・・
9日(月)今週のスタート。午前中はK寺の現場確認。午後は移転する店舗計画の準備のため既存厨房器具の実測。

(C) 文 かたくら たかゆき

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27日(火)午前中は早くからあざみ胃腸科クリニックにて恒例の内視鏡検査を行う。先生とも久しぶりに会えたが、設計監理させていただき15年目を迎えて・・・医院らしくなく(笑)・・・居心地の良さの変わらないことがとても嬉しい。
新しい計画のために午後安曇野市役所への再確認と敷地の確認を済ませる。
28日(水)台所の水栓を交換しようということで設備屋さんに連絡したところご親切にネット購入の方が安く、購入すれば取付していただけるということでした。結果的に購入手続きができましたが、架空店舗に騙されそうになりました。皆さんもお気をつけてください。
29日(木)授業、午前中はファンズワース邸、を中心にミース、エシェリック邸、フィッシャー邸のカーン、シーランチコンドミニアムのムーア等の考察を行う。
午後は卒業研究のエスキス講評会・・・
30(金)午前中歯の治療、痛みは大分落ち着いてきました。夕方 斉藤孝彦さんとプロフェッションを語る会の司会進行。先日の住宅部会の契約についての話を拡大していく。斉藤孝彦さんは体調があまり良くなく今回も欠席ですが、早くお元気になられてお会いしたいと思います。
31日(土)和歌山の森岡さんからお電話いただき契約書についてのお話をお聞きする。週末の午後はK寺庫裡改修の現場打合せに柴崎さんと伺う。
毎朝の活花・・・・小菊の花がきれいです。
(C) 文 かたくら たかゆき

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20日(火)住宅部会の日、大森弁護士の善管注意義務についての話は設計監理契約という準委任契約にあたり大変貴重な話でした。
21日(水)K寺、庫裡修景の現場にて既存の柱を抜くにあたり、梁と柱の固め方を現場にて指示を行う。
22日(木)授業の一日。講評が続く。
週末までにまとめなければならないことが多い。
25日(日)アトリエの屋根の掃除をはじめ柿取り・・・家の屋根も上空から眺めるのも悪くない。
いろいろやって15時~サッカー観戦。松本山雅Vs北九州、ようやく山雅らしい試合となり1-0で快勝。夕方家内の白菜鍋は美味しかった。一日の作業も疲れた。缶ビールを飲んで、やはりワインを・・・ペレットストーブにも火が入ります。
26日(月)午前中、予定通リ店舗移転のための打ち合わせのキックオフ。
僕が事務所を開始した時代からの設計、増改築を続けてきた鮎澤の家、プチ改修を行い、玄関の気密を高めた部分の建具とコンクリートの居間部分に繋がるブリッジの開口部に断熱性のある建具を設計して取付。


何年も前に設計を依頼されたクライアントから引き続き仕事の依頼を受けることが多く、建築家冥利に尽きます。引き続き楽しく設計を続けていきたいと思います。
(C) 文 かたくら たかゆき

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15日(水)少しずつ寒くなってきました。学校へ行くのに通過する和田峠も朝は7℃と急に秋が深まる。学生たちと終日考えエスキスと向き合う。
16日(木)歯科医院へ治療。どうもインプラント部分が痛む。仕事も深まります。店舗移転に関わる計画、住まいの計画等、新しくまた楽しく準備を始めていく。
週末この時期の落ち葉は凄い。18日(日)午前中は、家やアトリエの周りの掃除。午後はジョギング・・・夕方の食事は白菜鍋を家内が。野菜のおいしさ・・・心温まる。焼き鳥があるので、赤ワイン・・・
19日(月)新しい週が始まり、柴崎さんと打ち合わせ。K寺改修の現場の状況を確認、ペレットを購入して戻る。夕方食事後、炎を見ながら家で仕事・・・

(C) 文 かたくら たかゆき

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6日(火)築24年の天竜町の家の点検に伺う。室内の漆喰塗りもしっかりしていて当時の大工さんのきめ細やかな仕事が思い出されて懐かしい。凛とした空間は多少の疲労はあるものの構造的にはっしっかりしていて色合いもとても良い雰囲気でした。外周りもチェックさせていただき補修箇所が確認できました。玄関ポーチに飾ってある花はご主人が用意されている様子。僕も毎朝活花をするので、花の話に夢中になりました。
8日(木)学生たちの個性を生かすように丁寧に指導する。
10日(土)Sさんご家族との設計打合せ。キッチンの仕様から内部空間の説明に3時間の打ち合わせはお子さんも退屈なのに・・・頑張っていただきました。楽しく充実した時間でした。
こんな週末の夕方は家内の肉料理だったこともあり、ワインセラーからキャンティを用意して楽しく過ごす。
11日(日)雨が続いたので庭の整備等、午後の久し振りのジョギングにて身体のリフレッシュ。
12日(火)は安曇野市Mさん宅へ。安曇野市役所が完成して周囲もお家が立ち並び、環境が変わった。しかし訪れた住まいは15年経過したとは思えないほど暮らし向きの充実と新鮮さを感じた。窓からの景色を楽しめるように綿密に考えて設計しました。今もとてもお喜びのご様子に大変嬉しく思います。ただ西側のアパ―ト建設により常念岳が和室の書斎から見えなくり残念。隣地にご子息の住まいを設計することになりました。ご家族と一緒に周辺を見てまわりました。既存の住まいと調和するように庭先のアンジュレーションも生かしてみたい。
安曇野市役所も初めて見ました。
暫く御時間をいただき調査業務をまとめます。
(C) 文 かたくら たかゆき

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29日(火)午後15年目を迎える豊科の家のMさんご夫婦とご子息がお見えになりました。隣の敷地にご子息の家を建てたいということでの設計依頼です。既存の建築と調和のとれるように考えたいということでもあり、大変嬉しいお話をいただきました。
30日(水)K寺庫裡修景、電気関係の現場打合せと説明に柴崎さんと午前中伺う。いよいよ現場が動き出す準備です。
10月1日(木)終日、学生と向き合う。午後は卒業設計についての講義とそれぞれのテーマに向き合う。
2日(金)Nさん宅の外壁の手直し等の打ち合わせに伺う。Nさんご夫婦にはいつもお気遣いいただき大変感謝申しあげます。
3日(土)事務所はお休み。甥の和也の結婚式のため軽井沢へ。再び訪れたケンドリック・ケロック設計の内村鑑三記念館。 石の教会の挙式には心の底から感動した。美しい新郎新婦の姿はもちろん教会の光と石と脇を流れる水の音・・・人と自然の融合の喜びを静かに語りかけてくる・・・石と光のハーモニーに魅了された。自由かつ荘厳な祈りの場・・・
ブレストンコートでの別荘風の家庭的な雰囲気での披露宴も楽しい時間でした。甥のおかげでとても良い時間を過ごせました。コロナ禍という大変な時代を乗り越えていくカップルに多くの声援をいただき感謝申しあげます。
(C) 文 かたくら たかゆき

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22日(火)妹夫婦も来てくれたのでお墓詣りに行く。涼しくなってきました。
23日(水)店舗移転先の建築についての予備調査とヒアリングを行う。これからは、中小規模のビルのリノベーションが増えていくと思われますが、先を見通した持続可能な計画が必要となります。様々な要因を調べる必要を感じます。
24日(水)学生たちの第二課題の作品講評会を午後の時間に行う。長時間の講評会にて3時間30分過ぎとなりました。
今回の計画地は、海野町界隈。「まち」のリビングとなる図書館にはうってつけの土地である。
賑わいのある通りから一歩踏み込んだ先、小さな商店が立ち並ぶ細い路地に既存の施設を再利用して、14坪程度の図書館を計画する。※計画全体の大きさは自由。商店街の賑わい、人と人、まちとまちの距離が近くコミュニティが浸透する大通りに対して一歩路地に入ると人気がなくお店通りのコミュニティも薄い。日本全国に空き家率が上昇している現在、楽しいまちなみの提案をしてみよう。と始まった課題!魅了される作品もあり、実際に訪れてみたいと思うような知的生産性を感じる作品に感動しました。

25日(金)雨の日は寒く感じる。母を整形外科の定期検診に連れていく。
26日(土)朝のメール、思い出多き安曇のMさんのご子息から新築の設計依頼を受ける。午前中はK寺庫裡修景、工事契約の立ち合いを行う。
28日(月)事務所内はウィルス対策の機器設置が完了。
(C) 文 かたくら たかゆき

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15日(火)午後 K寺へ住職様に最終見積の報告をさせていただき工事内容を確認する。修景の仕事は確認する内容が多い。この時間の延長により住宅部会のWG等に間に合わないので欠席をさせていただきました。
16日(水)前日の内容を工事関係者と再確認をさせていただく。いよいよ10月から工事に入ります。
17日(木)学生たちは、 池辺陽の最小限住宅、DKの発生51C型、前川國男のプレモス、20世紀半ばの伝統論争・・・周辺を調べていく。午後は次週提出の課題設計のエスキス講評会。だんだん良くなってきました。自分の計画がどのように街を元気にしていくか?楽しみです。授業後に質問に集まる学生、この余談の時間が実はかなり大切・・・夕方も暗く随分涼しくなってきました。やはり集中して話続けると疲れる。家に帰ってからのビールがうまい。
18日(金)伊那のお父さんの眼の手術となりました。順調に終了、良かった。午後Nさん宅の改修工事について事務所に訪問されたクライアントと進み方の話合いを行う。今回も美しい薔薇の花をいただく。
20日(日)早朝、妹夫婦と甥っ子の結納のため新宿へ向かう。高速道路はGOTOキャンペーンか?長野方面への車は渋滞で凄い。会場の小田急ホテルセンチュリーサザンタワー。
新宿御苑の森から神宮の森が見える。新国立競技場も普通?東京体育館の方が個性的に見える。
無事に儀式を終えて早い時間に家に送ってもらった。
おめでとう!和也
(C) 文 かたくら たかゆき

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7日(月)桧の風呂に改修したいというオーナーの意向を整理して、改修を担当したS建設の担当者に連絡して予備調査等の段取りを整えていただくことにする。
久しぶりに結婚式の招待状が来た。楽しみです。
10日(木)学生たちのが課題は既存の奥まった路地空間の敷地を選択そこに14坪の図書館を改修・新築の設計をすることで街を元気にしていこうという課題です。自らが敷地に参加することによりレジリエンスをどう与えていくことができるか楽しみです。
いっぷく拝見より
お茶の世界では、「客の心になりて亭主せよ 亭主の心になりて客いたせ」と申します。つまり一心同体になること、これが茶道の秘訣であると教えられております。と書かれております。
11日(金)設計したテーブルが置かれたゲストルームに伺い、室内の趣が良かった。寸法もぴったりだったと思う。施主の感動されているお気持ちに感激しました。
週末12日(土)週末は疲れた。午後は事務所はお休み。業者に依頼した見積も夕方家のアトリエに居たところ届けてくれましたので目を通す。
暑い日差しはまだ続くが・・・風は涼しく秋かな・・・
日曜日は家内と畑や家の周りの整備に。
小菊の花が今年は足元の葉が腐り、できがよくない。それでも整理して足元を整え活けてみる
(C) 文 かたくら たかゆき

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8月も終わり9月に入りました。
信州はまだまだ日中は暑いのですが、朝かなり涼しい日もあります。
プロフェッションを語る会の議事録のまとめをしなくてはならないので、仕事の合間を見て作成中です。
3日(木)午前中の授業は、20世紀の建築家シリーズ、ヤコブセンのローテンボー邸、アスプルンドの夏の家、ライトの落水荘を考察、ポスターセッションとなりました。午後は課題設計のエスキス講評会となり一人、一人の発表を聞きながら講評と学生たちからも意見を聞き自分の考え方の手元を整理する。
4日(金)修景したY邸のオーナーが風呂を桧に改修したいということで調べた資料を持って説明に伺い了承をいただき工事の計画を立てることになりました。桧の浴槽も時間が経過すると劣化してきますが、木のお風呂の大好きな方にはなんともいえないのだろうと思います。
5日(土)の午後は基本計画中でした住宅(HI)sKSの打ち合わせとなりました。ご夫婦、子供さんと楽しい打合せ。皆さんの雰囲気がわかってきて良いと思います。拡大した図面を楽しく囲み有意義な時間となりました。実施設計に入ります。
夕方久しぶりに親友のK君と 「よしの」さんに伺い懇親会。コロナ禍の状況でありますが、静かに美味しいお料理とビールをいただく。
6日(日)家の周りの整備やらゆっくりやって過ごす。花も毎日活けているが、暑い時期の数少ない花・・・工夫がいるとは思う・・・でも僕に特別な技術があるわけではない。
(C) 文 かたくら たかゆき

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25日(火)午前中は母を連れて病院へ内科の定期検診。午後K寺庫裡修景工事の現場調査となり工事関係者を集めて調査を行う。実施設計もまとめておりますが、基本設計である程度の価格と方針を決めていましたので余裕をもって実施設計が続きます。
先日、クライアントOBから風呂を桧に変えたいというお話を受けていたので少しスケッチをしたり情報を取り入れて調査中。
26日(水)娘が帰ってきて、住まいの模型の制作。リモートではずれがありやはり傍で向き合い話し合いをしていかないと順調に行かないので少しやり直し。でもこうやって一緒に考える時間は楽しい。柴崎さんの助けが少しでもできればと思います。暑い!
久しぶりに母、家内、娘と楽しい夕食。夕方娘が用意した花火を楽しむ。忘れていた遠い夏休みを思い出した・・・
27日(木)学校の日であり、ちょうど上田までいくこともあり授業前に娘を上田駅まで送る。娘は新幹線にて・・・学生たちのきょうのプレゼンを聞いて楽しく講評ができた。
授業後帰ってきて夕食後、柴崎さんからの図面をチェック。暑い日であり疲れた。
28日(金)午後母を病院へ、整形の定期検診に連れて行く。夕方住宅部会有志の斉藤孝彦さんとプロフェッションを語る会18回目となり郡山さん提言の前文について活発な議論。
31日(月)I邸修景計画の基本設計の打ち合わせ。全体の仕事の流れと工事範囲をクライアントと確認する。様子を見て概算見積に出したいと思う。夕方設計したテーブルの様子を見学に木工所へ。後は裏にロゴマークを入れて完成となります。高さ220、タモ無垢、重心の低いテーブルとなりました。

この部屋に入りました!

(C) 文 かたくら たかゆき

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18日(火)盆休み明け2日目。コピー複合機情報対策としてコピーだけができる単純な事務機と異なり、複合機はネットを通じてデータを送受信したり、共有したり、様々な機能がある。しかし一方で、外部から侵入される恐れもある。複合機以外でも、防犯カメラや工場の制御システム、身の回りの家電品など、ネットにつながっていれば同様のリスクがあり、サイバー攻撃や不正アクセスなどを受けないよう十分な対策が必要と独立行政法人山里拓己情報セキュリティ認証室次長の新聞記事をサンケイ機器の専務が届けてくれて、極めて小事務所ながらネットワークセキュリティサービスを整えることとした。少々お高いが・・・こういう社会状況になってくるときちんと対応しておかないと怖いと感じている。
25日に庫裡の現場調査をするにあたり建設会社と事前打ち合わせを行う。庫裡の改修だが、客殿等その他の設備関係との絡みは複雑なので慎重な対応が必要と感じている。
住宅設計を楽しく続けていますと細やかな日常に気づくことが多い。僕は毎朝、一日の願いをこめて活花を実行しています。花が好きです。結構皆さんからもいただきますのでそれも嬉しい!!(笑)。庭先に花がある時はその花を、またこうした暑い夏は花も長持ちしないので購入することも多いですが、忙しい朝に瞬時にしてかたちを整えるのも日課となりました。
風呂のシルキーブラインドの痛みは、他の室内と違い紐が痛み安い。5年もすればかなり傷んできます。事務所のブラインド等は補修が効きますが風呂に関してはもの選びが難しいです。再度選択を行いました。インテリアのHさんからの紹介・・・ブラインドは湿気があると実にデリケートです。大きな開口部から庭を眺めようとする風呂は透明ガラスとなれば耐久性のあるブラインドが必要です。クライアントにお勧めできる一品になれば良いと思います。22日(土)設置。
23日(日)家内と畑の整備。
24日(月)コロナ化の影響の補修授業にて朝から学校へ、課題設計の出題。
(C) 文 かたくら たかゆき

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11日(火)はクライアントから御礼の葉書をいただいたり、花をいただいたりと心温まる日でした。
12日(水)いろいろと見直し後、15時頃事務所内の掃除をしてから盆前の仕事を終了する。
13日(木)夕方は恒例の迎え火を妹夫婦と甥と一緒に行い、直会は、和室の席にて距離をおいて行う。料理とともにビールや白ワインが美味い。涼しい時間でした。
14日(金)午前中に父の代からお世話になった方の御新盆の供養に伺う。
ゆっくりとした盆休み・・・諏訪湖周辺のジョギングを行う。ついでに庭木の手入れ。午後はJIAのCPD認定のWebプログラムを拝聴。
15日(土)お盆も静かな日が続きます。夕方は、サッカー松本山雅ホームゲーム福岡戦。DAZNにてテレビ観戦。念願の勝ち点3をいただき松本山雅らしい見応えにある試合となりました。アルウィンにても花火が打ち上げられた。諏訪市でもこうした状況に恒例の花火大会のアナウンスはなかったが、サプライズ花火・・・
16日(日)お墓詣りを午前中行う。盆灯篭も片付けて静かなお盆が終わった。家内と母と送り火。
こんなに静かなお盆は初めて・・・コロナの終息を心から願います。
17日(月)仕事のスタート。打合せの計画を立てながらクライアントに電話して打ち合わせ日程を決めたり、これから始まる仕事の予備調査のために施工者に伝える内容を整理して一日を終える。
おそらく仕事の進み方もゆっくりです。 
相変わらず丁寧な仕事を心掛けたいと思っております。
                   いつものジョギングコースにて
(C) 文 かたくら たかゆき

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8月4日(火)昼近くに、WEBの岡谷市のグルメの部分をクリックしたらウィルスに感染したとかパソコンからアナウンスがあり慌てた。強制終了をしたのだが、トップ画面に見ず知らずのファイルが溢れた。お手上げかと思い友人に聞いたり、事務機屋さんに連絡して見ていただくことにした。とりあえず、システムの復元ができて要らないファイルを消すことができました。
5日(水)に事務機屋さんの方に見ていただき復活できてほっとした。大事な書類を3日に送付していて良かった。今の社会状況からしてコンピューターウィルス等が多いと思われます。特別な対応を考えることにしました。
午後娘が帰ってきた。柴崎さんと話して計画中の模型を制作するよう依頼。
暑い日となりました。
また新型コロナウィルスの影響下・・・会議は、リモートのZOOM会議等が多くなりました。とはいえ仕事に関しては、住まいの設計の打ち合わせのすべてがリモートというわけにはいきません。
また我々にも職能研修があり、下記の内容になります。
CPDはContinuing Professional Development(継続職能研修)の略称です。日本建築家協会の『建築家憲章』の中で「建築家は、たゆみない研鎖によって自らの能力を高め役割をまっとうします」と定めています。建築家に限らず、医師や弁護士などいわゆる高度専門職業(プロフェッション)
といわれる職業人にとって依頼主の信頼に応え、業務を遂行する上で、自己研鎖に努めることは当然の責務とされています。この自己研鐙を確実に実行できるようにするとともに、それを社会から見ても明かに見えるようにすることは職能団体の責任であり、また、そうすることが市民の建築家に対する信頼を高めることになります。そして団体に所属する会員の信頼も確固としたものになります。 (公益社団法人 日本建築家協会 CPDから引用)
こうした参加も現在Webの活用を頼らざるをえない状況かと思います。JIA北陸支部の卒業設計コンクール公開選考会を楽しく拝聴した。学生たちのWebにての作品発表会はどの表現の何を説明しているのかわかりにくい部分が多くこうした発表に慣れないと難しいと感じます。
7日(金)大分涼しい1日でした。午後はNさん宅の改修現場の確認和室のテーブルの設計も依頼されていて家具屋さんが無垢の柾目のタモを用意してくれたのでその報告も済ませる。
夕方・・・余裕をもって図面を見直そうと思っている。外部の木製の引戸に関しては吉村順三先生のディテール集からは随分学ばせていただいてきました。久しぶりに先生の大きな開口ディテールを眺めているといつも練られた思想に感動します。
8日(土)午後は事務所はお休み。諏訪湖周辺のジョギングを久しぶりに・・・
9日(日)お墓の草刈・・・
10日(月)家内と畑の整備。暑い日になりました。盆灯篭等の準備等お休みのうちに備える。
11日(火)仕事もいよいよ盆休み前のまとめとなります。
(C) 文 かたくら たかゆき

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28日(火)K寺庫裡修景の設計打合せは順調に進み、室内の説明もゆっくりでき帰りは昼過ぎになりました。これから実施設計をまとめて10月には工事に入る予定です。
8月になりました。Sさんとの週末1日(土)の基本設計打ち合わせは、工務店の概算見積も予定した価格に近い見積となってきましたので、この日の打ち合わせを楽しく終えて、実施設計に入ります。空間の豊かさと室内の温熱環境への配慮をしながらクライアントの要望でもあり、久しぶりに外付けブラインドヴァレーマの概算見積を出してはみたが、なかなか良い値段でありこれも再考を要する。
2日(日)雨が降り続き、ようやく晴れた。畑の野菜の成長もあまり良くないが、少しばかりの
野菜を家内と整理して毎年の恒例でもあり、近くの親戚にも配る。夕方は高齢の母も誕生日を迎えて楽しく夕食・・・きょうは白ワイン・・・
3日(月)柴崎さんと仕事の打ち合わせをしてスタート。ある程度、予定がきちんとしてきました。これからも。質が高く豊かな住まいを目指します。地域会の第16集の出版原稿は、僕の文章スケッチを柴崎さんに仕上げてもらい、図面を添付して事務局へ送付する。
環境と対話して生きる
20年前、変形狭小敷地に3階建を計画して、家族が触れ合う安らぎの中で知性と感性を育んでいけるようなアットホームな住まいを設計しました。陽当たり、自然条件を最大限に生かした密度の高い空間です。その後、東側の葡萄畑が住宅地として整備されました。環境が変化することに伴い、一画を購入されたクライアントのために、室内環境を豊かに保ちながら、東側に解放された平屋の増築を庭と一緒に計画して、既存建築を活かしながらの修景計画となりました。増築された小さな多目的空間と、クライアントと一緒に選定した木立を迎え入れた庭は、既存住宅と近隣とをより豊かに対話していける環境へと成長させております.
住まいの環境の変化や、新しい生活様式、働き方、日々変わる暮らしの中で、それでも変わることのない澄んだ空気の中、環境負荷の少ない豊かな暮らしができるよう、私有地から隣地への配慮・・・
取り巻く広義の公益性。建築家は、広く環境についての責任を負うプロフェッションでありたいと思います。
記念すべき初本「愛と情熱の家づくり」に掲載され、家族の集まるリビング・ダイニングを2階に配置した3階建ての住まい。当時、新しい住まいの設計、ニューハウス等様々な雑誌にも掲載されました。
20年前に建てられたこの住まいもご家族とともに成長してきました。増築部分は、ご夫婦の楽しみの場として、奥様のアーチェリーの練習の場として、嫁いだお嬢さん夫婦も遊びに来たり、隣家のお父さん、お母さんとの交流の場として等々、多目的に使用できる小空間となるよう計画しました。今回の変化は開かれた庭への接地性。庭とのつながりを意識しながら、既存の修景も施して周囲の環境とも調和した増築となるよう配慮しております。
(C)文・かたくら たかゆき

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22(水)午後から学生たちの設計製図の課題発表会となりました。苦労してまとめてきました。実に表現の上手な学生も多くなり成長している様子に嬉しくなります。うまくまとめきれなかった学生も発想としては大切なものを持っているので、今後まとめる力をつけてもらいたいと思います。女子学生から僕のスケッチブックを見せてほしいと言われていたので、最近の2冊ほどを見せた。スケッチブックは自分の悩んでいる過程の記録なのであまり見せたくないが、じっと見入っていた・・・得るものがあるようで、皆さん感動していました。
23日(木)から休みになりました。現在進行している設計のチェックや基本設計段階での再見積もりを確認したりとやることも多い。終日雨の続く日となりました・・・
26日(日)連休最終日の梅雨の晴れ間・・・午前中、家内と畑に出ることができた。その後も雨だったのでこの時間は大変貴重な収穫の時間をいただき、感謝・・・
27日(月)雨続きのため、思いもかけなくゆっくりできた休日を終えて、仕事の準備と読書にスケッチと余裕を持てた。柴崎さんと打ち合わせて今後の進め方を話し合う。
降り続く雨・・・
本日28日(火)はK寺庫修景の設計打合せとなります。
(C)文・かたくら たかゆき                   

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14日(火)午後は、JIA長野地域会の出版レビューにて僕が、JIAのページリニューアルの説明をすることになっていました。ZOOMにてテレビ会議。
話を要約すると
・古典的プロフェッション
ヨーロッパでは17世紀~18世紀に成立、神との契約、Calling(招命)とも呼ばれ、聖職者、医師、弁護士が3大プロフェッションとされる。18世紀~19世紀の近代資本主義の発展とともに専門分化が進み、20世紀にはプロフェッショナリゼーションの波が起こり、多種のプロフェッション法が成立。英国ではジェントルマンシップと結びつきが強い。ノーブレスオブリージュ
・プロフェッションの5原則
※プロフェッションの問題は、細かい問題より  自由と独立
・高度の専門性  
一般的な分野で、かつ高度な専門性
・公益性  
公共への奉仕が第一目的
・非営利性 
営利を目的としない
・個人性
プロフェッションの根幹の倫理は、個人にある。権力から自由で、経済的に自立した個人
・団体性  
自主的な倫理規制を持つ団体に属する
※プロフェッションの根幹は公益性
・医師が生命に対して責任を負う、弁護士が正義に対して責任を負うと同じように建築家は環境について責任を負う、これは今の時代、環境という言葉の意味が広くなった。
※あまりにも、設計料という言葉が一人歩きしているが、我々建築家は、自分の標準を明らかにしてクライアントに業務の内容を説明、公開していく日常が信用に繋がるということを述べたかった。
※設計料という言葉は本来 建築設計工事監理業務委託報酬である。
・利益相反行為の排除
 建築家は施工者及び当該工事関係者との利益相反行為の排除をすることで、
 設計監理業務の公正を確保し、建築家は自由で独立した立場で建築主の利益
 を擁護し、社会の要請に応えていくことができます。
・建築設計工事監理業務委託報酬
 業務委託報酬は、住宅をつくるに際して必要となる設計及び図書の作成、
 工事監理の報酬であると同時に利益相反行為の排除を担保するためのものです。
15日(水)Iさんと松本の建築住宅センターの山田所長さんを訪問。これからの住まいのリノベーションの進め方についての打ち合わせを行う。キックオフにあたって予備調査する内容の整理。
16日(木)学生たちは課題の追い込み。一人、一人へ講評。
17日 (金)クライアントOBのNさん宅改修工事の立ち合い。外壁塗り壁の経年変化への対応。いつものように終了後にはNさんご夫婦と楽しい会話の時間。
18日(土) 20日の月曜日は終日授業のため、柴崎さんと仕事の打ち合わせ。
19日(日)家内と畑の整備等。
20日(月)終日授業にて学生の制作の講評・・・休講が多かったので補足授業となります。
 (C)文・かたくら たかゆき  

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7日(火)手掛けてきたお家の改修も多いのですが、この日はA邸のプチ改修打合せ。ストーブを置いてあるタイル部分をこれからストーブを大きくするにあたって広げること、広い玄関ホールに枠を設けて、断熱用の建具等を入れる仕事です。照明器具の増設は終わっていたので、この日の打ち合わせにて段取りが整いました。
8日(水)恒例になっている会計事務所の先生の指導を受ける。
9日(木)学校へ向かう。大雨が続いていて道路状況が心配でしたが、行きも帰りも無事に通行できました。設計製図の授業に関しては、個人差が大きい。
10日(金)鉄骨造3階建に住まうIさんがリノベーションを考えていてその相談を受けていた。この日は今後の調査内容を確認していく。
11日(土)諏訪清陵高校120年史の寄稿文を前石城校長先生から依頼されていた。実は中高一貫教育として付属中学校の基本設計に関わりましたので、その内容をまとめてくれないか?ということでした。先生方の総意をまとめていきました。内容の修正も行われましたが、考えてきました思想に触れておきたいと思いました。こうしたコンセプトを含めて県の設計担当者であった泉さんと打ち合わせをさせていただき持続可能なこれからの建築をまとめました。公開されていない内容にも触れ一気にまとめて前石城校長先生に送る。
12日(日)梅雨の晴れ間の日曜日は、大雨で荒れている畑の道の整備を家内と行う。家の樋の清掃をしたり、少し疲れたが、午後の晴れ間、諏訪湖周辺を走りたくなり、大雨で一週間に一度のジョギングペースが崩れつつありますが、気分転換!
13日(月)娘の誕生日、離れているのでライン!!でおめでとう。
帰ってきたらお祝いしよう!
庭の紫陽花がきれいです。
 (C)文・かたくら たかゆき 

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7月1日(水)「信州の建築家とつくる家」JIA長野地域会編が送られてきました。高木邸を掲載させていただきましたので、ご本人にお届けする。「地域と交わる家」という特集掲載にて大変喜んでいただけました。最後の建築家の役割をお伝えするページは一般の方々にはまだまだわかりやすく説明させていただくことがあり、課題も残ります。
2日(木)授業、学生たちとのコミュニケーションは仕事の延長の感もあり、講評に熱が入る。
3日(金)8年前、3階建のビルを購入されて一階を改修したIさんが今度はリノベーションをやりたいということで相談に来られました。状況調査もありますので、ゆっくり進めるお話をさせていただきました。
4日(土)午後の設計打合せをSさんと行う。基本設計段階で金額をもう少し詰めなくてはならない。
今週も降り続く雨・・・災害が発生しております。
皆様もお気をつけてお過ごしください。
 (C)文・かたくら たかゆき  

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23日(火)母を連れて定期的な診察に病院へ伺うのもコロナの状況で4か月ぶりの診察となりました。病院の入り口では体温チェックが続きます。内科から皮膚科まで、比較的スムーズに終えてほっとする。
25日(木)学生たち、特に午後の設計製図の授業に関しては一人一人のエスキスチェックを行う。個人差は大分あるが、模型表現の上手な学生はその思いを他の学生にも効果的に伝えることができます。もっと手を動かしてエスキスに没頭してほしい。省資源であり、かつ生き延びる(sustainable)は、今世紀最大のテーマです。課題設計とは、学生の皆さんの頭の中で行うクリエイティブな作業ですが、他者の存在を忘れてはいけない。自分の興味からテーマと問題点を見つけて、建築において、どのように応えるか、を考える必要があります。そこで重要になるのが、何がどのように解決されて、人や環境が豊かになるか?ということだと思います。建築全般に言えることなのですが利用者に認めてもらえてこそ初めて建築になります。日常の多くの課題の中で建築の組み立て方に対して、環境について可能な限り幅広い既存のリサーチが求められます。
26日(金)夕方、諏訪清陵高校同窓会の重鎮Yさんと前校長のI氏と浜ノ湯にて会食。僕が、諏訪清陵高校の付属中学校棟の基本設計を担当、付属中の一期生が高校を卒業して次の進路に向かいました。OBとしても活躍が楽しみでもあり、構想当時の懐かしい思い出話、楽しい夕べでした。
29日(月)信濃毎日新聞朝刊、信毎メディアガーデンの設計者である伊東豊雄が、「公共建築は建物そのものも大事ですが、それを造ることで自分たちの街ってこういうことだったんだと、住民の内に浮かび上がるものがなくてはなりません。」「公共建築は、自然と足を運びたくなる大きな
リビングルーム」と述べています。

この言葉は、公共建築に限りません。個人の住宅にも言えます。つまり、住まいを造ることで自分たちの環境ってこういうことだったんだと、住まい手の内に浮かび上がるものがなくてはならないと思う。
建築家の環境についての責任を負うプロフェッションであることは、医師が命に対して責任を負い、弁護士が正義に対して責任を負うのと同様にとても大切なことだと考えます。
 (C)文・かたくら たかゆき   

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住まいの設計に向き合う毎日。
住まい手の生活の思想を隅々にまで表現していくことを常に心掛けて設計しております。そしてさらに大切なことは、私有地から隣地への配慮・・・そして地球環境を取り巻く広義の公益性です。
日本建築家協会関東甲信越支部住宅部会のメンバーがリレー式にてコラムを連載中です。ご覧ください。



新型コロナウイルスで暮らしと住まいは変わる!?
世界中を襲った新型コロナウイルスという大災害の中でのすごし方、
そしてその後の暮らしや住まい、環境に対する意識や価値観は変わるのでしょうか。

日本建築家協会
関東甲信越支部住宅部会ホームページから引用しております。

(C)文・かたくら たかゆき

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13日(土)信濃毎日新聞朝刊32面にフランスの思想家 ジャック・アタリ氏の寄稿がありました。新型コロナウィルス感染症が引き起こした影響とその先に6つの重大な転換が起こると述べています。内容が難しいので僕がまとめるには、乱暴なのですが、6つの変化を民主的に実現できれば、私たちの文明を救済し得る大いなる方向転換になると述べらております。
1距離
人々はリモートワークの価値と環境への理解を深める
2生き方
人々は命の大切さを自覚して「命を守る経済」がいかに大切かに気づく
3普遍的利益
利潤を目的としない「社会的経済」の重要性に気づいた
利他主義、他者を喜ばせることの喜びが行動を動機づける
4透明性
多方面にわたる透明性の必要
5未来に備える
素早い対応で「命を守る経済」を発展させる
6世界の一体性
誰もが相互に依存していることを自覚
世界のどこかの出来事があらゆる場所に甚大な影響をもたらす

難しい文章ではありますが、周辺が理解できます。週末は半日で仕事を終え、天候も良くないのですが、外回りの整備を行う。夕方、久しぶりに「よしの」さんへ 母と家内と食事。最近はテイクアウトの方が多かったようですが、いよいよお店も平常通リに営業されています。先日、オーダーを済ませてあり美味しいお料理にビールにワインをいただく。
オーナーの奥様たちとも話が弾み楽しい時間でした。ララ岡谷の解体が来年、これから岡谷駅周辺も大きく変化していくと思われますが、まち全体が市民の生活空間の延長、持続可能な楽しいエリアとして変化成長していくことを願います。
14日(日)引き続き、外回りの整備を行う。事務所の外壁緑化のアイビーの手入れはなかなか大変です。これをやっていると他の緑の手入れができないのですが、なんとか終了。庭先の花も活ける花も少なく午後は花を買いに行き室内の整備。

僕は家に居る時間が好き。時間を楽しめるようにできることは整えております。 家で暮らし向きを考えたり、落ち着いた時間の流れの中で住まいの設計に取り組んでいきます。隣接する事務所にいる時もさほど変わらず、スタッフの柴崎さんともゆっくり丁寧に住まいの在り方を考え設計を続けております。

(C)文・かたくら たかゆき

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プロフィール
HN:
かたくらたかゆき
性別:
男性
職業:
建築家
趣味:
自然に親しむこと
自己紹介:
豊かな暮らし向きを望むあなたに!
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
http://www.facebook.com/archhall
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