連休明けの18日(火)の午後はJIA広報出版委員会なので松本へ向う。信州の建築家とつくる家の原稿も9割くらいが集まり、君島委員長の一声。なお出していない方個人個人へ連絡しようということになりました。表紙の雰囲気ももう一度確認しながら・・・
編集内容について議論する有意義な時間でした。時間通りに終了する委員会なのでありがたい。
19日(水)午前中 S邸の設計変更のことで市役所に打ち合わせに伺う。
20日(木)は信州木の家マイスター講座の3回目の講習会、筑北村の間伐材の伐採現場を視察。ヒノキ林については林齢が80年を超える林分があるそうで、伐採を40~50%行い残りの木の成長を促すようです。カラマツ、アカマツ、広葉樹林についてはヒノキ林に比べて良質な材が少ないので適正な森林をめざして間伐しているようです。
長野県はカーボンオフセットシステム等ペレットストーブのペレットに優遇措置がありますが、わざわざペレットなど作成しないで使える薪をストーブや暖炉に利用してほしいものです。僕は好んで暖炉を設計するので暖炉への優遇措置もあって良いのでは?と思います。
これからできる諏訪清陵中学校にもペレットストーブが入るようです。なぜ僕が基本設計の時に生徒ホールに暖炉を希望していたかは、皆さんもおわかりの通りペレットなんか燃やしていたら子供たちへ健全な「火育」ができないと思うのですが・・・
22日(土)秋分の日、カノラホール小ホールにて岡谷市まちづくり講座第2回が開催されました。講師に日本総合研究所の藻谷浩介様をお招きして、岡谷の地域力と市民参加のまちづくりについて講演をいただきました。数字を追う説明ですが難しい話しを大変わかりやすく、若者を増やし、若い人に給料を少しづつでも増やしていけるようにしないとダメというお話と岡谷は繭から生糸・・・時計・・・精密・・・軽くて扱い易いものが伝統を築いた・・・ものは安ければ売れるのではない・・・その分野の高くて良いものを世間に提供していく。その業界のフェラーリになればお金を出したくなる方がいるはずだ。という話しは興味深かった。
次の世代へと引き継ぐべき確かな理念をもつ新しい岡谷の時代と精神をつくりあげていきたいものだ。
23日(日)雨が降り寒く感じた一日。多少アトリエにて仕事の準備も始めたが、ジョギングもできないので家にてゆっくりする一日。
24日(月)皆でミーティングをして、スタート!午前中は、Y邸改修の工事担当者と打ち合わせ。 午後はこれから家の修景を考えているМさんの訪問を受け設計の依頼。
時代を読みながら新しい時代と精神に向って創造していきたいと思う・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
10日(月)ミーティングをしてそれぞれが仕事を始める。並行して進めているので工期を確認 打ち合わせ日を決めていく。 11日(火)以前から電話をいただいていたプラネットカラーの中村さんの訪問を受ける。 塗料だけでなく おもしろい内装材のサンプルを届けてくれたので話しが弾む。
13日(木)花咲町の家の壁集熱のダクティングは成功!壁体内を流れる空気はかなりの温度 になることがわかった。この熱を基礎内部に蓄熱するのだが、その空気が不必要なところへ まわってしまうとまずいのでその施工確認をしたところです。 夕方Мさんご夫婦がお見えになり設計依頼。 Мさんとは数年ぶりにお会いできてとても懐かしくうれしかった。二人の子供さんに恵まれ しあわせそう!
今月の倫理の視点。
野中寛治さんは
「彼岸の行事は、わが国だけの伝統行事といわれている。親や先祖を敬い感謝することを、 私たちの親も、またその親も、さらにその親も行なってきたのだと思うと、伝統が自分の心の 中にも生きていることを実感する。 彼岸の行事が今も続いているから、私たちは先祖や亡き人の御霊と向き合うことができるのだ と思うと、このような行事を絶やすことなく引き継いできた祖先に感謝したい。 人は、目に見えないものへ心を向けることで創造力は豊かになる。目の前のことや現実ばかり に心を向けていると想像力は低下する。想像力が低下すると、精神の衰退や空洞化が起こり、 社会はいびつになり、人々の心が砂漠化する。昨今の悲惨な事件は、人の悲しみ、苦しみ、 つらさに思いを致す豊かな想像力の欠如が一因ではないだろうか。先祖や亡き人の御霊と 向き合う彼岸は、自分自身の想像力を省みる一日でもありたい。」 と述べています。
目に見えないものへ・・・僕たち建築家の原点もここにあるように思う。
豊かな想像力・・・ 伝統を心に生かしながらも環境とのバランスを考え・・・
パラダイムシフトを通して・・・
持続可能な社会を創造していきたい。
14日(金)Sさんとの設計打ち合わせを夕方。ここで全体の考え方が決まってきました。
15日(土)皆で設計のまとめをして・・・
夕方は亡くなった父の誕生日でもあり家族と妹夫婦と食事会。
16日(日)17(月)アトリエにて静かにスケッチ・・・ 今後の展開を練る。
Ⓒ 文 ・かたくら たかゆき
4日(火)JIA長野県クラブの発刊「信州の建築家とつくる家・第9集」に掲載をする写真をH邸の立礼室への改修を掲載しようと考えていたので建築写真家の林さんと久しぶりにH邸にて待ち合わせる。お茶の世界を撮影していただこうと説明してアトリエに戻る。
懐かしい方Мさんから夕方お電話をいただいた。お家を建てられるようでまたアトリエを訪ねていただく日を決めた。
5日(水)K邸の基本的な考えがまとまり、涼しい朝の時間帯に設計の本契約となりました。イメージがどんどん膨らみ大変楽しい・・・
暑い一日です。アトリエの皆もそれぞれが仕事の調整をする。
6日(木)Y邸にて確認申請書に印鑑をいただき、解体工事についての話をする。
7日(金)諏訪市へ確認申請の手続き。
夕方からSさんとの設計打ち合わせを柴崎さんと行う。この日は打ち合わせも遅くまで続く。
8日(土)、午後は岡谷市の主催する「まちづくり連続講座第1回」にてカノラホール小ホールへ。
地域住民を巻き込んだ映画づくりで絆を結ぶ恵那市の「心の合併」プロジェクトの映画「ふるさとがえり」上映会とトークショーが行なわれ参加する。主演の渋江譲二さんは諏訪市出身・・・NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」にも出演。お母さんと妹さんも会場に見えていました。
9日(日)父のお新盆の部屋を片付けていつものお仏壇へ戻したり整理をする。体を動かしジョギング等・・・
建築写真家の林さんからH邸改修の見事な写真が届き感激する。
「信州の建築家とつくる家」第9集の原稿作成はこれからですがなんとか間に合いそうかな・・・
写真を眺めていて思い出しました・・・
お茶室を設計させていただく機会を何度かいただきますが、
利休七則(りきゅうしちそく)
茶は服(ふく)のよきように、炭(すみ)は湯の沸(わ)くように、夏は涼(すず)しく冬は暖(あたた)かに、花は野にあるように、刻限は早めに、降(ふ)らずとも雨の用意、相客(あいきゃく)に心せよ。
日々の暮らし向きを考察しながら住まいの設計に取り組む毎日ですが、この言葉の深さを思いおこして・・・心ある生き方をしていきたいと感じております。
利休のこの言葉を本当の意味で建築化することができれば人の生活はもっと豊かになっていくことと思われます。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
8月も最後の週となり28日(火)は太田さん住まいの設計打ち合わせがキックオフ・・・
さすがに僕のアトリエを長いこと支えてくれただけあり、希望しているプランの内容は見事なものであり、それについて一ヶ月ほど僕もスケッチを重ねてきた。住まうことそして生活への肌理細やかな太田さんの考察は他のクライアントの方にも見本となるのではないかと思う。
そんなわけで最初の僕のスケッチをもとに話し合いをしながら、今後担当していく柴崎さんとも考え方を共有する。ここでも展開していきたいのが、風の通り道や太陽の熱を少しでも生かしていこうと考えていることです。
29日(水)午前中は歯医者へ・・・歯医者のО先生も今後改築していくこともあり、先日の僕の市民新聞への自然エネルギー利用の記事が話題になった。
午後、柴崎さんと基本設計がまとまろうとするK邸の打ち合わせに出かける。午後の穏やかな時間の中で、楽しく打ち合わせが進み、基本計画がまとまった。
その足で花咲町の家が店舗のみオープンが間際なので確認に行く。着々と準備が進みながらもオープン前にもお客さんが訪れて大変うれしく思いました。
30日(木)午後から飯田の「風の学舎」へ行く。
日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブ第一回地域材フィールドワークin南信州・根羽の取り組み環境を考える夕べを開催。
広報出版委員会も出版を通してJIAの活動を広く広報するために地域材活性化委員会とともに合同の研修でした。風の学舎の平澤さんを講師にお招きして有意義な夜でした。
31日(金)この日暑い!花咲町の家は店舗開店の準備・・・住まいはダクトから基礎内部への送風実験をしないとまずいと判断する。
9月に入り1日(土)、2日(日)と法事が続く。朝、晩は涼しくなってきました・・・
3日(月)花咲町の家 店舗のみオープン・・・お祝いの花を贈ってありご主人から喜びの電話をいただきうれしく思います。おめでとうございます!
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
21日(火)午前中の風は涼しくなってきましたが、暑いですね。午後は店舗のみ9月オープンの花咲町の家の建築について岡谷市民新聞Sさんの取材を受ける。
今、居住環境を生活者目線で考えること、省エネルギー型社会をつくっていくために「つくり手目線」でなく「使い手目線」の適切な情報発信が必要です。
エネルギーは様々なかたちをとり、自然エネルギーの利用は必ずしも発電を意味しない。持続可能な社会をつくるために楽しみながら自然と仲良くできる自らの生活のしくみをつくりあげることが重要。身近なところからのパラダイムシフト(ライフスタイルの転換)をしていきたいと思う。
22日(水)午後 岡谷市役所の市民環境部長さんやブランド推進室の皆さん、建設水道部長さんとお会いして 日本建築家協会関東甲信越支部の保存問題長野大会を岡谷市を中心にして展開していきたく、川上会長と丸山委員長と3人で打ち合わせに伺う。「市民に指示される保存とは?」ということで和やかに話し合いが進む。その足で茅野市の実家に戻られた藤森照信先生を訪ねて基調講演の依頼などをお願いする。
23日(木)信州木の家マイスター講座の二回目。
早朝から林業センターへ向いバスにて県産材のモデル住宅や、斉藤木材工業の集成材工場見学、小林木材の製材工場等の見学を行なった。信州の唐松の加工を体験でき実感として木の扱いを理解できたように思う。
25日(土)この日は午後完成した立礼室の様子を見たくH邸に伺う。
真夏の午後、「夏は涼しく」・・・
外のお茶室と中庭の涼味・・・奥様のお点前美しく・・・優雅な時をいただきました。
御主人と奥様に喜んでいただき本当にうれしい思いをさせていただきました。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
14日(火)岡谷の太鼓祭の音・・・賑やか・・・ゆっくりとした一日を過ごす。アトリエにて池上君や柴崎さんの作成した図面にゆっくり目を通す。いろんなことを気づき楽しい時間である。
訃報・・・芝浦工業大学時代にお世話になった小柳津先生が亡くなられた。あまりにも早く・・・残念でならない。学部3年生の集合住宅の課題を思い出します。芝浦工大の持田先輩からも電話をいただいたが、留守していたため同期の明石君や郷田先生からのメールにて一層悲しみが深まった。ご冥福をお祈り申しあげます。
15日(水)ジョギングをするためにいつものように諏訪湖周辺に行く。県外の車がこの日行なわれる諏訪の花火大会のため朝から場所を確保しています。毎年のことですが・・・その後も一日ゆっくり過ごす。
娘は友達と諏訪湖の花火大会へ僕等はテレビでの実況中継を眺めている。盛大な花火大会でした。
16日(木)夕方送り火を焚く。その後は岡谷市の灯ろう流しと花火大会へ行きました。お盆の風習は、故人、亡き人に再会し送り出す古来からの人間として自然な感情からきています。父のお新盆もあり、湖上に浮かぶ灯ろうが妙に美しいと感じた。花火も夜空に大きく舞う華のデザインが音と一体になり感性に響く・・・故人を偲び、懐かしむ気持と一緒になり盆休みを終えました。
この夏、蝉の声を聞くことがなかった。あのミンミン蝉が泣く真夏の季節を失った・・・
どうしてだろう・・・地方のこの豊かな自然にも・・・危機・・・
■ 雑誌掲載情報 「iemadoα2012年9月号」のご案内
雑誌 iemado(イエマド) α ~2012年9月号
特集「ローコスト住宅における魅力的な間取りや収納スペースのヒント~建築家 片倉隆幸」
全国書店・コンビニにて8月19日発?売どうぞ、御覧ください。
19日(日)午前中はJIA長野県クラブ次回セミナーの原稿作り、ジョギング・・・ 午後、Fさん御夫婦と設計打ち合わせ・・・方針が決まった。一緒に花咲町の現場へ行き、集熱の考え方を説明する。
昨年の震災以降、多くの人がエネルギーが有限であることに気づいた。都合の良い埋蔵電力はなく天井を見た。
近代の技術は環境を人間に合わせてきたが、これからは人間が環境に合わせていくことが重要ですのでできるところから始めていきたいと思います!
今回は壁からの集熱を試みました・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
7日(火)からどことなく風が涼しい。立秋は8月8日頃(2012年は8月7日)。および処暑までの期間。太陽黄径135度。大暑から数えて15日目頃。
朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日。とありますが、確かに信州の朝晩は急に涼しい・・・
立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋。暦の上では秋になりますが、日中はまだ残暑が厳しく、1年で最も気温が高くなる時期です。
8日(水)朝、花咲町の家現場にて集熱部分のチェックを行なう。風の通り道がうまくできているか?風の気持ちになって考えてみよう。
アトリエに戻ると壁匠トーワの社長さんが、お見えになった。ご丁寧に父のお新盆の仏前にお線香を立てていただき本当にありがとうございます。
良い仕事をされている壁匠トーワの職人の皆さん・・・人柄と腕・・・とても人気があります。 僕の留守中に来られた皆様心から感謝申しあげます。
身近なところからのパラダイムシフト(ライフスタイルの転換)を心がけようと目覚めている方たちが多いと思います。近代の技術は環境を人間に合わせてきた・・・しかしこれからは人間が環境に合わせることを考えていかなくてはならない。
8日午後の日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブの広報出版委員会にても「環境について考えてみよう」ということで本のサブタイトルを決めてのディスカッションが行なわれた。
9日(木)花咲町の家店舗部分のオープンが9月なので、追い込みが続き現場の打ち合わせ。
10日(金)H邸の改修、立礼室のまとめが続くのでアトリエの皆と検査に行く。
きちんと納まっているだけに木部の目違いが気になり直していただくよう指示する。 夕方からクライアントのSさんご夫婦と柴崎さんと僕にて設計打ち合わせ。
盆休み前に済ませておきたく夜遅くまでとなりました。
11日(土)父のお新盆の供養に親戚の皆さんにお越しいただき、菩提樹の真福寺の住職に有難いお経をあげていただき、一日思い出話などをしていただき涼しい一日でもあり良い供養となりうれしく思いました。
アトリエも午後から16日までお休みとなります。
13(月)はH邸改修の最終検査となりました。奥様においしいお菓子と抹茶を頂戴しまして
まさに涼一味・・・お盆休み前の楽しいひとときをいただき感謝申しあげます。
夕方お盆の迎え火を焚いて故人を迎えいれ・・また父はお新盆なので初めての里帰りということでしょうか。ご先祖の供養のお盆休みとなります。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
31日(火)は平成24年信州木の家マイスター講座に参加。県林業センターに10:00~16:00まで勉強会。林業センターには前林業センター所長であった親戚の正行さんの時に案内していただいていましたが、木材実験もあり内容のある一日でした。
忙しい7月を終えた。2日(木)の朝はジャガイモだけは掘ってしまわないといけないので朝のうちに家内や妹と作業を終える。暑い!
午後は修景している花咲町の家の打ち合わせ。店舗は9月オープンなので広告の準備をする。帰りに改修しているH邸の立礼室の現場。プラネットカラー塗装後の室内はあたたかみのある空間となっていた。ブラインドの取り付けや細部の打ち合わせをしてアトリエに戻る。
4日(土)お墓の草刈に娘と行き、叔父さんたちと作業をするが、墓地組合の方たちが草刈をしてくれていたのでずいぶんと助かりました。
午後は鮎澤の家のお新盆へ伺い皆で叔父の供養をさせていただきました。
5日(日)お施餓鬼法要にて菩提樹の真福寺へ家族、妹夫婦等と出席。会場には座りきれないくらいの大勢の方が出席。僕は幸運にも一番良い席に座ることができた。
真夏の訪れとともに今年もお盆を迎えます。お盆という言葉の中に、懐かしさ、親しみを感じるのは、そこに先祖をみるからだろか。
菩提樹から帰りに叔父さん叔母さんたち、妹たちも家に寄っていただき昼食を兼ねて皆で亡き父の供養をしていただきました。
思えば・・・暑い夏・・・畑が大好きだった父。おかげで今年も様々な夏野菜を楽しむことができます。
それにしてもお寺は風通しもよく涼しい・・・何より重厚な木が断熱効果を発揮しているのだろうと思います。
最近は既存住宅の改修の仕事が多くなっています。標準的な一戸建て住宅では、20年もすれば家族の成長とともに生活人数が減少して日常の生活空間が縮小しています。減築なんていう言葉もあります。
特に暑い夏になると実感しますが、中心となる生活ゾーンの断熱改修をお勧めします。それにより冷房に必要なエネルギーも少なくなりますので・・・
ロンドンオリンピック・・・なでしこジャパン いよいよ 決勝進出!
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
24日(火)塩尻市Оさんの敷地調査に向う。立地条件の良いところで感心する。Оさん夫婦から話しを聞きながら、敷地を考察していく。
夕方はJIAの保存問題長野大会準備特別委員会へ出席。今後の方向を話しあう。
25日(水)は恒例の信州大学第5課題の講評会が行なわれました。なかなかの力作ぞろいです。特に野原麻由さんの作品「あふれ出す図書館」は設計テーマ、内容、プレゼンテーションに魅了されました。他の皆様も今後益々頑張ってください!
26日(木)今週は暑い!夏本番。午後は柴崎さんとN邸の打ち合わせ。自然エネルギーの有効利用を考えて比較的うまく基本設計がまとまりクライアントにも喜んでいただいたのですが、27日(金)玄関の位置が車から近い方が良いという連絡を受けてその辺をもう少し詰めることになりました。やはり今後の年齢を考えていくとムード良く奥まる玄関よりも、使い勝手を優先ということになるらしい・・・
28日(土)日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブの前半のまとめ夏のセミナーです。幹事会から技術交流会、等勉強会から夕方の懇親会と忙しい一日でした。二次会でのワイン会。少し若く感じましたが、大変調和のとれた夏にふさわしい爽やかな赤ワインでした。調べてみますと塩尻市で栽培収穫したマスカット・ベリーA種を醸造。華やかな果実味としっかりとしたボディとが独特に調和するフルーティーで個性的な赤ワインのようでした。
29日(日)は父のお新盆の準備を始めました。灯篭等の用意・・夕方クライアントのSさんからの電話。土曜日僕が留守していたこともあり、投げかけてあったプランについてのご返事をいただいた。
7月も終わりになります。8月はお盆の行事、盆休みがあります。仕事の計画もそれぞれの進み具合があり難しいところ・・・
30日(月)H邸の立礼室の塗壁の色を決めようとクライアントにお会いする。トーワさんからいただいていた壁のレシピの中からクライアントと椹の木に合わせてみて最初からイメージしていた渋めのものに決めた。
日本には古来より受け継がれてきた、「もったいない」という精神があります。すべてのモノを畏れ敬ってきた「もったいない」という精神を、今一度心に刻み、日々の生活を省みる時間を持ちたいと思います。
常に生き方・・・設計内容も・・・
バランスしていく表現が大事だと感じています。
(C)文・かたくら たかゆき
大阪ガスエネルギー文化研究所のCEL101号が届いた。冒頭 浅野さんのコラム フランス発「食卓で語らうゆとり」はとても気持ち良いコラムでした。
二ヶ月たっぷりあるフランスの夏のヴァカンスは家族でふだんとはひと味違った体験をする絶好の機会である。もちろん親の方は二週間くらいの休みをとるのがせいぜいだ。ということですが日本とは比較にならない。
贅沢なレジャーにでかけるのでなく普通の家庭は場所と生活のリズムを変えて家族の時間を取りもどすのだそうです。(そうした方もいないわけではいが・・・)
そんな中で一番の要は食事の時間なのだそうです。
「食事は、単に空腹を満たす場ではなくて、会話や作法を通して社会性を身につける場でもある。久しぶりに会う親戚や友人が加わることもある。アペリティフ(食前酒)のおつまみを勧めるのは子供たちの役割だ。おじいちゃんがワインを選ぶ。お父さんは肉を切り分ける。客への接し方やテーブルマナー、そんなことも子供たちは自然と身につけていく。決して窮屈なものではなく、わいわいやりながら、「当たり前のこと」として身にしみこんでいく。ワインが回る食事の終わりころには、議論好きのおとなたちもリラックスして笑い話しまで飛び出し、大人も子供も笑いころげながらデザートを平らげる。・・・・
食の喜びを分かち合うだけでなく、そこにマナーを尊ぶ姿勢があり、おとながちゃんと示してあげることは、未来のおとなを育てる貴重な教育の場だともいえる。」
と述べていて微笑ましい。
最後に「食と会話を分かち合うただそれだけのことの積み重ねが、どんなに人生を彩り、深みを与えてくれることか。食を大切にするというのは、人を大切にするのと同義語である。
適度な距離を保ちながら、ある作法に則って心をこめてふるまうという、日本の茶道にも通じるフランスの普通の食卓こそ、未来へ今日をつなぐ大切な時空間に思える。
と述べられていたのに感心する。
僕は浅野さんの文章に言葉を添えるなら、 人を大切にするのは、住まいを大切にすることにも繋がると思います。
ある作法に則って心をこめて・・・光や風や自然を取り入れた普通の住まいの設計・・・大切かと思います。
週末はこれから住まいを建てられるТさんが住まいの相談にアトリエを訪問された。予算のこともありますので親切に説明。
また 電話での問い合わせもいただきますが、(消費税が上がる不安があるとはいえ)最初から内容も述べずに予算の話しはありませんので、どんな暮らし向きが大切なのかをまずきちんと整理することが大切なことではないでしょうか?
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
10日(火)前日の凄い雨が嘘のように・・・晴れて暑い一日となる。クライアントOBのGさんからはエコキュートの屋外機廻りに水が溜まったという連絡があり、お会いすると排水関係の直し程度なので施工者へ連絡する。
花咲町の家はソーラーウォールのシステムを設計して施工中。壁全体からの集熱を考えています。この日は断熱材を施工。
H邸の立礼室への改修は枠廻りの打ち合わせを大工さんとおこなう。下地づくりが進んでいる。改修となると既存の柱のくるいもありそれを調整しながら精度の高い仕事をお願いしているので大工さんも気を遣うのだろう。
11日(水)暑い一日です。午後諏訪清陵高校の佐倉教頭先生にお会いして附属中学校のその後の経過をお聞きした。図面も寸法も入り進んでいるようですが、どうも自然エネルギーを利用する積極的なシュミレーションが見えてこないので、今後のことも考えて 県の担当者に質問をさせていただく。僕が見たいのは今見えている建築の姿以上に今後の本質を決めるであろう「見えない」熱や空気の動き方なのだ・・・
夕方最近結婚された大学の後輩のМ君が訪ねてきてくれた。日本建築家協会へいよいよ入会していただけるとのこと。早速、協会のパンフレットを渡して説明。事務局の佐藤さんにお願いして入会申込書を送っていただくことにしました。一緒に頑張っていきましよう。
クライアントОB のNさんからギァラリーの雨漏りの電話をいただいていて、出張だったこともありK建設に対応をお願いして連絡を受ける。当時10年保証を約束して難しい屋根を納めてくれましたが、4年くらい経つとコーキングも切れるかもしれません。内部の壁が濡れているので壁を剥がすこともお願いした。バタフライ屋根の難しい屋根であるが、雨漏りや構造の欠陥に関しては逃げ腰にならず瞬時に対応するよう指示した。
12日(木)JIA広報出版委員会と地域活性化委員会の合同委員会。17:30に終わり君島委員長と軽く飲んで帰る。
久しぶりに会のこと建築のこと特に職能について話ができ有意義な時間でした。
住宅部会の重鎮建築家斎藤孝彦先生の職能の話等・・・僕も読み直してみたい。
13日(金)は池上君とA邸の修景計画の打ち合わせに伺う。難しい新旧連結部分の話がまとまった。
14日(土)S邸の打ち合わせ。柴崎さんとアトリエにてクライアントに説明してほぼ平面が決まる。
15日(日)は夕方娘の誕生祝。16日(月)海の日は午前中母校諏訪清陵の高校野球の応援に諏訪湖スタジアムへ行く。残念・・・ベスト16にて敗退・・・
この2日は庭木の手入れ、軽い運動、ジョギングをして体を鍛えた・・・
暑いけれど気持ち良い・・・走りながら建築のことも考えている・・・
今週もハードになりそう・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
3日(火)は15:00~日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブの広報出版委員会から総務委員会と内容が濃く、気づけば会議終了が21:30となり大変でした。
4日(水)は花咲町の家の建方が始まる。暑い一日でした。この日は現場打ち合わせ。
5日(木)午前中は武蔵小金井、クライアントのマンションにて打ち合わせ。16:00~は日本建築家協会関東甲信越支部のアーキテクツ・ガーデン2012建築祭メインセミナーにて コシノ・ジュンコの講演会「対極の美」に参加。おもいつくままの話しから・・・
「対極」は対峙するふたつの真実を逆らわず融合させず結合させず緊張を保ちつつ、
なお共存繁栄させるもの
と述べました・・・・・
ジュンコ流 おもてなし・・・表がない・・・裏で99%の努力をして・・・表1%の勝負?まだ僕は最近のコシノさんの本を読んでないから勝手な解釈かもしれないが、建築家も同じではないだろうか?99%クライアントの言うことを聞き最後の1%が勝負。実はその1%がすべてを表現していなくてはならない・・・
僕も今後の省資源化にて減築とか改修、身近な空間を今まで以上に使いやすくすることに力を入れておりますが、今までの足し算の建築でなく、引き算の建築が重要だということも述べられ有意義な講演会でした。
その後の懇親会にて長野県クラブの活動報告をしてから帰途につく。
6日(金)流石に一日留守をすると連絡ごとがたくさんあります。すぐ決定しなくてはならないこともあり忙しい時間が続く。
7日(土)夕方岡谷西部中学校3年2部の同級会・・・仲の良いクラスにて年に3回くらい集まるのでこの夏の時期は七夕会とよんでいますが、偶然にも7月7日となり久しぶりの再会・・・話がはずむ楽しい夜。
8日(日)午前中は葬儀に出席・・・午後、ジョギング等・・・高校生の娘は学園祭にて帰りが遅く、家内が諏訪まで向かえに行く。
9日(月)はいつもミーティングからのスタートですが、Y邸の設備の打ち合わせを用意していたので個々の打ち合わせは現場をまわって帰ってきて行なう。
今週もスタートしました。暑い一日でしたが、
夕方から大雨・・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
25日(月)H邸にて・・・立礼室への改修工事、まずは取り壊しが始まる。壁匠トーワさんに塗り壁のサンプルを届けてもらってあり数枚の見本を御主人と奥様にお届けする。暑い一日となる。
26日(火)午後はA邸の修景計画の打合せとなる。既存建築、敷地との関係・・・難しいところが多い。池上君と打合せが続く。
27日(水)コピー機をお世話になっている会社がA1のカラーコピー機の紹介をしてくれたが、僕のアトリエには大きすぎる。現在のA2のコピー機のサイズでカラー印刷できるものが安くならないだろうか?・・・今すぐどうのっていう問題でもないのだが・・・
午後は 雑誌イエマドの取材。今回はプランのつくり方、収納のあり方等基本的な考えを述べる。東京からの取材御苦労様でした。
28日(木)梅雨も明けたのか?暑い・・・・母を病院の定期健診に送り・・・偶然クライアントのSさんに声をかけられた。この日午後はY邸修景の打合せに池上君と伺う。
2年前計画途中で会社を転勤になったFさんが郷里に戻り住まいの計画を再開したいというメールをいただきました。忘れないでいてくれたお気持ちがうれしかった。
29日(金)月末はいろいろと忙しく、H邸の改修現場にて説明してアトリエに戻ると、A邸のクライアントご夫婦が見えて池上君と打合せをしていたので気になっているところを話し合う。夕方は柴崎さんとS邸のプランを細やかに考える。充実の一日・・・おもしろくなってきました。
30日(土)午後クライアントのSさんご夫婦がアトリエに見えて打合せをしっかり行なう。
夕方諏訪清陵高校の同窓会に出かける。遅れて行ったので講演を聞けなかったが、諏訪清陵高校附属中学校の話題であった。懇親会後 78回生と二次会に行く。楽しい話は尽きない
7月に入り雨の日曜日となる。旧スタッフ太田志穂さんから久しぶりのメールです。
いよいよお家を建てられる相談に来てくださるとか・・・うれしい!
雨降りなので・・・午前中は諏訪湖周辺を・・・傘をさして・・・ ウォーキングする。
午後 久しぶりに訪れた Fさん御夫婦・・・住まいの設計を再たび継続することとなりうれしい話となりました。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
18日(月)夕方はS邸の打合せが始まった。僕のあらかじめ用意しておいたスケッチにて全体の雰囲気を確認していく。
19日(火)K建設が立礼室に改修する工事にて現場代人さんを連れて訪問された。現在は使用する椹の木を乾燥しているようです。午後、JIAの広報出版委員会の予定であったが、君島委員長からの電話、台風の電車等への影響にて中止となった。夕方から風が強く吹いた。災害が多いので気分的に嫌な一日であった。
20日(水)台風一過・・・気温が30℃にも上がる暑い日となりました。机に向かいこの日は夢中でスケッチを続ける。スケッチはいつも楽しい・・・線を重ね、マーカーの色を重ねていく毎に新しい生活への発見がある。実に楽しい時間だ。
22日(金)池上君と進行中の住まいの設計打合せをして方針を決めていく。夕方柴崎さんと進行中の住まいの設計打合せをする。なかなかいつも奥が深くプランを決めていく作業は経験を重ねてもその都度悩み・・・楽しく・・・理想の暮らし向きを求めては練り続ける・・・
23日(土)は岡谷市まちづくりシンポジウム後のフォローアップの集いが岡谷市民ミーティングルームにて行なわれ参加者は熱心に今後の岡谷について話し合い、ワークショップを進めた。行政と市民がこのように一緒に作業をしていくいくことはとても大切なことだと思います。また市民の皆様のそれぞれの話しをお聞きして新しい発見もありました。超高齢化社会になります。家族以外の方たちともシェアしないと生きていけない時代が来ております。仲良くご家族が暮らす話もありましたが、共に生きていくことが大切な時代だと感じます。人と人・・・人と環境・・・人とまち・・・
午後は(社)日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブのまち並ウォッチングが行なわれる上田に向う。近代産業遺産、製糸業の笠原工業常田館をはじめ信州大学繊維学部の講堂、上田蚕種(㈱)などの見学会を行いました。夕方修景する花咲町の家の配筋検査を終えて家に戻る。
この日夕方は自宅にてゴールデンタイムをゆっくり過ごす。
24日(日)午前中は父のお新盆を迎えるので仏壇やさんへ・・午後庭木を整理して・・・ジョギング・・・
夕方BSジャパンにてフランクロイドライトのマリン郡庁舎の特集を見る。絶賛!
あれだけの作品を残した有名建築家が合衆国政府から依頼された建築はわずかに1件・・・
民衆のために生きぬいた・・時代を通訳して・・・自由に生きる人・・・それが建築家だ・・・
Ⓒ 文・ かたくら たかゆき
11日(月)はJIA長野県クラブの新井さんがエコハウスセミナーの講師を勤め参加者全員で環境への配慮について勉強をさせていただきました。夕方現場へ行かなくてはならないので新井さんのセミナーを終えてアトリエに戻る。
14日(木)先週から入った仕事の資料集めに千葉県君津市へ行く。日帰りであり忙しかったが同行していただいた建設会社の方の素晴らしい走行にて柴崎さんと一緒に情報を得て夕方無事帰ることができた。
16日(土)、大学の後輩でもあるМ君の結婚式に出席する。雨の一日であったが、霧に包まれた諏訪湖の森チャペルにての結婚式からみすず設計の松下先生のスピーチに始まる盛大な披露宴でした。最近は他の法事が多かったので久しぶりの結婚式に招かれ楽しい一日でした。
17日(日)も明け方から時に強い雨が降る。この日は父の一番下の弟や従兄弟たちと山の整備と杭打ちに行く予定をしていた。小降りになり予定どうりに山の作業。
森林組合が森林の整備にあたり僕は山に残す木のマーキングを済ませてありますが、いつかのブログで紹介しましたように、荒れた境界に再度森林組合と市の方が立ち会ってくださりきちんと境を確かめることができていたので、作業は早かった。
檜、さわら、栗の木等残した方が良い木をマーキングしてあります。檜 と さわら は大変良く似ていて専門家でも区別ができないようです。
「葉の裏にX模様があるのが さわら、Y模様があるのが檜だよ」と前林業センター所長の親戚のМさんに教えていただいていたので皆に説明する。
それはきれいな模様がついているのです。これには皆感動してました。家の庭に父が植えた記念樹があるのですが、庭を整備しながら今回山の頂上に植林をすることができました。今まで雨だったのに植えた瞬間に木立の上方から太陽の光りが差し込んで晴れてきました。
亡きお爺ちゃんや父もきっと喜んでくれているだろう・・・
この日は気温が上昇した。
しっかり汗をかいて午後は皆でビールを飲みながらの楽しい反省会でした。
夕方オープンスクールに出かけていた高校2年生の娘も家内と楽しそうに帰宅。学校の様子を聞いた。
楽しかったという娘に「多くの人に夢を与えられる仕事につけたらいいね!」と言うとうなずいていた・・・
進路を決める重要な時期が近づいてきます。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
4日(月)一昨年に改修した自宅の風呂はモザイクタイルのコーナーにひび割れとガラス周りのコーキングの割れが発生してこの日直しとなる。できあがりは気持ちの良いものだった。
今の季節は新緑に囲まれて1cm角のモザイクタイル貼りの風呂からの眺めは大変気持ちが良い。
6日(火)立礼室に改修となるH邸の工事契約立会い日。和室に座り茶室との間の木立の涼しげな枝ぶりに魅了された。庭の緑にふさわしい和菓子と奥様のお点前を頂戴して感激した。実に貴重なお時間をいただきました。
茶における夏の過ごし方は道具の取り合わせにしても自然と一体に融和した方法をとります。涼一味・・・今回の立礼室も庭と融和したいと考えております。
千坂秀学さんは著書 いっぷく拝見にて
「夏は涼しく」とは利休居士の七則の中にある言葉です。
夏は涼しくといえば、今日ではいろんな方法を用いて、夏を涼しく過ごすことができます。
また夏の涼味として挙げられるものに三つあります。露地の涼味、茶室の涼味、さらに取り合わせの涼味です。
こんな話しを思いおこします。
利休居士が、武野紹鷗のもとに招かれて、夏の暑いとき、山里の庵に行かれたのです。利休居士は汗をかきながら露地に立ったとき、涼味に対する紹鷗の態度にいたく感動をされました。それは蹲踞の上に一枚の梶の葉が露をいっぱいに含んで涼しげに覆いがしてあったのです。
谷間の水が筧を通って蹲踞に満たされ、その水が真夏の太陽の熱で温かくならないようにとの配慮から、しかも、ただ葉をおくだけではなしに、そこに露をいっぱいに含ませた梶の葉を蹲踞にかける、涼一味という情趣が働くのです。これが茶における知恵というものではないでしょうか。
と述べられています。
H邸の和室へのアプローチと庭を眺めながら頂戴しました奥様のお点前には短い時間の流れの中にとても貴重な命をいただいたような気がしました。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
28日(月)JIA長野県クラブの広報出版委員会が開催される。君島委員長の進行により今後の広報活動の確認をする。
29日(火)午前中はK建築の大工さんらと立礼室の造作に使われる材料とディテールについて打合せをする。内容が深いので打合せに時間がかかる。
午後はA邸の設計打合せに池上君と向う。改修の段取りと工程、予算を考慮して次回にはプランを決定したい。
5月最後の31日(木)は岡谷市の建設水道部の方たちと童画館通りを歩きながらまちづくりについて意見を述べあった。美術考古館移転先に決まった建築を含め周囲の回遊性等人を集める工夫についても皆が柔らかに率直な意見を述べ合い有意義な時間でした。今後も広くワークショップ等を含め市民の皆さんと行政が一緒になった意見交換を期待しています。
午後はY邸の地盤調査。大通りに面して塀に囲まれているため機材が入るか心配したがうまくいきました。軟弱地盤であり、既存の杭も同じ建築に異種杭が使用されているため、状況判断も難しいが、構造設計の伊藤さんと現場を見ながら判断をお願いする。夕方は青年会議所のアトムの会(31年会)の会合。父の葬儀にあたり皆さんには大変お世話になりました。御礼を申しあげ、楽しく情報交換。
6月に入りました。1日(金)気になっていたS町の住まいの設計にあたり柴崎さんと敷地の確認に向う。新緑の季節。この敷地の木立も大変美しい。
2日(土)は叔父の四十九日忌法要にて一日追える。
3日(日)は究極のエコをテーマに修景する花咲町の家の地鎮祭が8時から行なわれて出席する。
倫理の視点 生産文化と消費文化と題して 野中寛治さんは、
■文化を生きる
社会の主要な産業が農業から工業へ転化した時も、わが国では多くの人々が、生産することに価値を見出し喜ぶ精神を維持し、生産の文化を継続させることができたように思う。多くの人々の意識が「生産」から「消費」へと変質していったのはいったいいつ頃からだっただろうか。...
「むすび」の思想を根底とした生産の文化を尊ぶ国ぶりの変化について
文化が変質すれば、社会も変質する。文化を形成するのは、人々の精神の姿勢であり、文化を継続するのは、人々の意思である。文化は、それを生きる人によって維持されていく。消費の文化へと傾きすぎたきらいのある意識を切り替えて、生産の文化を生きる人々が多くなれば、私たちの国は健全さを取り戻すことができるのではないだろうか。
という内容には心が動く・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
22日(火)福井の丸和 Wさんに良い和紙がないかとお願いしてあり、早速伝統からかみのしおり草のサンプルを届けていただいた。お茶室のからかみには季寄せ等の伝統的な からかみを使用したこともありますが、柔らかさからするとしおり草は良いなーと思う。
23日(水)JIA長野県クラブ君島委員長率いる広報出版委員会の前年度からの引継ぎがあり、僕も長野事務局へ伺う。忙しい委員会です。充実した打合せにてこれから楽しみです。
送られてきた建築ジャーナルからのアンケートに答える、雑誌iemadoα6月号が5月19日発売 「質の高いローコスト住宅実現のために施主とつくり手ができること」 等僕が述べていますので本屋さんにて是非お立ち読みください。
諏訪清陵高校附属中学の実施設計に入る前の基本図をS教頭さんから先日僕が確認させていただき県のIさんに連絡させていただいたこともあり、午後あらためて教頭先生、Yさんらと確認。県の担当の方には基本的な考え方を共有していただき持続可能をキーワードに良い方向に進んでいると思いました。
今後の展開が大変楽しみです。夕方から池上君とY邸改修打合せ・・・
25日(金)朝から柴崎さんと改修するH邸の打合せ。実は立礼室の造作が手間がかかるようで見積り金額の値が非常に良いのでクライアントへの説明を丁寧にさせていただいた。
26日(土)週末、爽やかな朝を迎えた。
倫理法人会から送られてくる倫理770号
本物の実践こそが自他を成長させる・・・とあり
「今一度、足下を見直してみましょう。やっていたつもりであったものが、独りよがりであったかも知れないと、朝起きてから夜床につくまでの一つひとつの実践を吟味して、まずやれることから徹底的にやるのです。
必ずやっただけの結果が出るものです。本物であってこそ、環境が動くのです。相手を変えようとするのではなく、自らが実践を通して変わりましょう。幸不幸のもとは、私たちの足下にあるのです。」とありました。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
14日(月)日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブの2012年度総務委員会がスタート!15:00から委員会構成を含め川上会長のもと各委員長さんたちを中心に活発な話し合いが続きました。
昨年のUIA2011東京大会宣言のキーワードは災害を乗り越える動きから学び、地域や文化の境界を超え数多くの取り組みについて連帯し、すべての人々が地域に根差した生活の質の向上を図ることができるような持続可能な未来を目指すという内容でした。
JIAは今後公益法人として、持続可能な社会づくりに貢献し、地域に根ざした公益活動と地域社会へ職能を生かした情報発信を行い市民の皆様の信頼を得られるよう努力していかなくてはなりません。
また豊かな地域づくりのために正会員と賛助会の皆様が個人個人魅力的な活動をしながらも川上会長のもと相互に連帯し交流を促進、より一層の資質の向上と協調をしていきたいと思います。
広報出版委員会は各委員会の活動内容の情報発信を基本としていきたいと思います。特に建築生産の中で大変重要とされる県産材の利用と促進、まちづくりや景観のあり方、第23回保存問題長野大会に向けての企画、運営についても長野県という地域性を生かした活動情報を発信していきたいと思います。
さらにクラブにふさわしい出版事業を推進していきます。
副会長として大変未熟でありますが、皆様方のご指導とご協力をお願いいたします。各委員会のスタート時期なので大変忙しいです。
良き言葉に出会いました。
人は城 人は石垣 人は堀 情けは見方 仇は敵なり
「仇」は「恨むこと」という意味です。信玄は堅固な城を造るよりも、領民の生活の安定に努めました。人を大切にし、「武田二十四将」と呼ばれる幹部を育て、最強の軍団を作りあげたのです。この和歌は、後に江戸時代の人が作ったものという説もありますが、信玄の生き方を良く表したものとして、現代でも広く楽しまれています。 「人材は人財である」とは、よく言われることです。人と人が協調して仕事に励む時、苦難は去っていくでしょう。
とのことです。
新緑の季節になりました。緑が美しい!
週末は家の周りの花や草木に消毒をした。日曜日の午後は軽くジョギング・・・
今週も頑張っていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
9日(水)はLIXIL銀座にてМyanmar-Japan建築家相互講演会。
LIXIL銀座にて日本建築家協会関東甲信越支部住宅部会の12名の建築家とミャンマーの建築家との相互講演会が行なわれました。伝統的な技術から現代建築まで、また災害の報告を含めて内容のある交流会が行なわれました。日本建築家参加者 青井俊季、片倉隆幸、庫川尚益、郡山毅、鈴木理巳、高平茂、寺山実、中澤克秀、林秀司、宮島亨、湯浅剛、吉田晃 関東甲信越支部住宅部会のメンバーです。皆さん準備等本当に御苦労様でした。LIXILの皆様ありがとうございます。
10日(木)8:00~S町に設計する住まいの境界の立会いをクライアントと近隣の方と行なう。話しをしながらこの地域の特色も感じて充実した打合せでした。
11日(金)一部改修するH邸はおもしろい空間ができた。柴崎さんと午前中打合せに伺う。中庭の茶室前の木立は新緑の季節を迎えている。これに呼応するように考えた案は椹の木を使用する線で曲面を構成する現代的な数奇屋であった。要望をお聞きしながら基本的にはこの案でいくことになり打合せも大変楽しい時間でした。
12日(土)家内は実家に作業の手伝い、娘はインターハイの県予選、アトリエ内は進行中の設計打合せをして午後は休み。
13日(日)母の日・・・家の周りの作業をすませて夕方は皆で外食。肌寒い日でした。
14日(月)朝 鶴峰公園のつつじです。寒いせいか今年は咲くのが遅いですが、今週は見頃・・・
信州もいよいよ春・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
2日(水)建築家協会の事務局へ正副会長、地域活性化委員会担当の新井さんが集合して 県庁の林務部、建設部、木材共同連合組合等の挨拶周りをする。
アトリエでは、休み後の打合せをして連休。3日(木)は家内と我が家の山を確認に行く。山の木を整備してくれたのは良いが、昔から父と確認してきた境界の塚が一部なくなっている。これは休み明けに区長さんに確認してみたい。整備する前に親戚の前林業センター所長の正行さんに残したい木を一緒に確認してもらったこともあり、その様子を久しぶりに確認できたことは良かった。
3日(木)夕方、ようやく修景するK邸の工事金額が決着してほっとした。連休後半も仕事のことも頭に残るが、気分転換をしたいものだ。
4日(金)天気の不安定な日であり、ジョギングもルームランナーで済ませたのでどうもスッキリしない。夕方は妹たちの家に家族が招かれて楽しい食事会を行なう。いろんな話をして・・・久しぶりに甥の和也も大学から戻り、高校生の愛子もとても楽しそうであった。
5日(土)一泊して良くこの家を眺めてみると僕が設計して19年・・・最近多少暖房設備等に手を加えたが、当初の夢や考え方を思い出す。その時のこだわりがこの家の雰囲気を今も創っている。特に階段室を中心に台所、食堂、家事室等の動線がくるくる廻るプランは今も使いやすそうだと感じている。
白馬連峰では遭難のニュースが相次ぐ・・・
6日(日)連休最終日とあり、家内の実家の近くグリーンファームまで母と家内と夏野菜の苗を買いに行く。お父さん、お母さんが一緒に苗を見てくれて、キューリやナスやトマト、ししとう、ピーマン、パセリ等良い苗を買うことができた。
お父さんからは立派なかぼちゃの苗をいただき喜んで帰ることになる。この日植えようとはりきっていたが、天候不順の雨・・・残念。
茨城では竜巻が発生して被害をテレビで見た。落雷の事故等、気候変動、またまた自然の力の恐ろしさを感じた連休でした。
連休も終わり・・・7日(月)午後・・・仕事の合間を見て苗を植えることができた。
※山の境界の話しをしました。岡谷市の農林水産課へ連絡しましたら主幹の小河原様と諏訪森林組合の雨宮様が早速境界の位置を出してくれました。対応の早さも見事ですが、
樹種から読み取る山の見分け等見事な対応に感激!
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
24日(火)天気も良い日となりました。 前日に打合せをしていたのでアトリエでの作業は柴崎さん、池上君にお願いして、家内や母、妹と2時間程畑の仕事を済ませた。暑い日・・・昨年は父が見ていてくれたが、今年はもういない。でもこの畑の土手に腰掛けて僕たちを監督してくれていたような気がしています。
夕方はS邸計画のスケッチとプレゼンテーション模型ができて柴崎さんと一緒にクライアントとの打合せを行う。僕の考え方等を説明・・・実に楽しい時間であった。2案のスケッチから1案に方向性を決める。
25日(水)朝から国道沿いの本籍地を5年契約にて駐車場に貸すことになり近隣の方との立ち会いをすませる。
桜もきれいに咲いてきました。午後はk邸の見積り内容を工務店の社長からクライアントと僕への説明をしていただく。金額が合わない・・・
時間がないので頑張って詰めなければ・・・
27日(金)地方事務所にK邸の確認申請の不備事項を確認に伺い書類を整備するために副本を持ちかえり、柴崎さんと検討。
午後は池上君とA邸修景計画の打合せ。気持ちの良い日。楽しく話しが弾み2案を考えていったが、検討して1案を決める。外構の計画もあり今後のスケジュールを練らなくてはならない。
4月最後の土曜日は、半日にてアトリエの作業は終了。僕は Т市の改修の現場へ行き、風呂の300角タイルの美しい仕上がりを確認した。
夕方・・・娘も早く帰ってきた。夕食は家内がパスタと野菜・・・というので久しぶりに家でワインを飲もうとセラーからキャンティを取り出した・・・楽しい夜だった。
29日(日)連休初日?というか僕のアトリエは暦通りなのですが、家内と母と午前中は畑の仕事・・・土の色・・・とても気持ち良い。
30日(月)JIA長野県クラブの吉川さんの弟さんの葬儀に伺う。冬山の事故とお聞きしてます。弟さんとの別れ・・・心からご冥福をお祈りいたします。
夕方からクライアントのKさんや工務店の社長と工事費の詰め・・・
イメージを変えずもう少しなんとかしなくては・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
17日(火)ようやくあたたかくなってきました。計画中の仕事も皆で話し合いをしながら進めていく。18日(水)病気療養中の鮎澤の叔父が亡くなられた。叔母が亡くなってから頑張ってきましたが、本当に御苦労様でした。そんなことで忙しい一日となりました。
倫理の視点「古事記」1300年と題して 野中寛治氏は712年に古事記が編纂されてから1300年にあたるということにて以下氏の共感する文章を引用します。
■自分の存在理由を自覚する
神話は、世界の始まりの時代を物語るものであり、民族の思想史、宗教観、哲学の体系である。美智子皇后陛下が、神話伝説の本は「一つの根っこのようなものを与えてくれました」と述べておられるように、神話によって国の歴史や文化を知ることは、自分の存在理由や精神の基礎を自覚することになる。「古事記」は、わが国の成り立ちや歴史を述べた史書であり、精神や文化の淵源を伝えている古典である。近年、自分の「根っこ」がわからず、浮き草のように水面を漂流する人が多くなったように感じられる。いま一度「古事記」に目を通すことにより、自分の「根っこ」を確認し「個々の家族以外にも、民族の共通の祖先があること」を知ることは意義のあることのように思われる。
と述べていました。僕のように歴史観の浅いものにも大変共感するところがあります。少し調べてみたくなりました。
19日(木)iemadoα 5月19日号の 記事 建築家の立場から考える「質の高いローコスト住宅実現のために施主とつくり手ができること 」という内容の原稿が届き校正する。参考になるかと思いますので来月本屋さん等にてお立読みください。
21日(土)は以前から予定されていた叔父(父のすぐ下の弟)の三回忌となりました。僕が建築への志をいだいたきっかけを与えてくれた叔父です。日本建築家協会関東甲信越支部長野地域会JIA長野県クラブの通常総会も行なわれる。この日選定議員会の報告を勤めました。また副会長としてやっていかねばならず責任もますます重くなりました。
夢のある未来を目指していくとともに、脚下照顧...自分の足元をよく見ていきたいと思います。
23日(月)夜はBS朝日の世界の船旅・・・憧れの地中海ギリシャ・イタリア世界遺産の遺跡を巡る旅は楽しかった。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
11日(水)K邸の修景設計もクライアントには最終説明となり12日(木)には確認申請を出すことになりました。
13日(金)は先日お会いしたHさん宅の改修設計にあたり既存建築の調査を行なう。改修にあたり、全体のバランスをとらなくてはならないので、主要な梁などは天井裏から確認をする。家が大きいので一日調査となりました。これから既存の資料を整理して計画となります。
夜、BS番組に海外の女性建築家が改修に取り組む姿が登場した。「私は、建築に愛を与えるのです。」と述べていた・・・確かに既存建築を調査して、今までの家の歴史に学びながらも現代へと生き続ける豊かな住まいとなるために・・・この言葉の的確さと素直にそういえる彼女の生き方に共感した。
14日(土)雨が降ると寒い。前日の調査のまとめもあるが、この日は午前中にて仕事は終了となる。僕はТ市の改修の現場へ行きクライアントとタイルを決めたり、キッチン扉の色決め等・・・風呂がしばらく使用できなくて不自由かと思えば、息子さんたちも学校を終えて就職され皆が勤めていることもあり、諏訪地方の温泉を会社の帰りにそれぞれが楽しんでくるようです。御主人の会社には温泉があるということです。こうした地方の良さをうまく生活に利用されていくのも地域が生活空間として機能していて良いことだと思いました。
15日(日)あたたかい日となりました。テレビやラジオからはお花見のニュースもありますが、諏訪地方はもう少し・・・
午前中は昨日の調査のまとめ後諏訪湖周辺のジョギング・・・タイツ姿、サングラス・・・晴れ渡る空と湖・・・八ヶ岳連峰を見ながら・・・気持ち良い。午後も畑の作業をしてリフレッシュ。
「日々是好日」よく茶席に掛けられる語句で、なじみのあるものです。しかし容易ならぬ一語です。
そのことに徹底することが大事でありたいと思います。・・・「初心忘るべからず」と受けとめたいと思っています。
建築のデザインも日々修行・・・季節感と生活に素直に対応する感性・・・毎日同じような日々に見えますが、感謝と発見の連続です。
究極のエコを考え続けている。 スタディ模型ができあがった・・・日々見つめイメージを深めていきたい・・・
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
4日(水)午後はK邸のサウンディング試験の立会いに伺う。既存建築があるが1回で済ませたいので5箇所の位置を確認する。
5日(木)午前中アトリエを留守して昼近くに戻ると、仕事の依頼の電話があったとのこと。電話をしながら改修の話しをお聞きして時間の都合にて15:30にクライアント宅へ伺う。
お茶室も増築されて優雅に時を過ごされている旧家である。築40年になるが、一部を改修されるということにてお話をお聞きする。庭との関係も見ながら、あらためて調査をさせていただくことにしました。くつろげる空間と離れのお茶室に対して立礼等にも利用されるモダンな空間がほしいということにて創作意欲が高まる。
6日(金)JIA長野県クラブ正副会なので長野の事務局へ集合。委員会構成などの検討。今年度は僕も副会長という立場となりいろんな面にて一層身が引き締まります。
僕も計画中の建築の敷地との関係を確認したくスタディ模型をつくりを始めている。
7日(土)は池上君や柴崎さんと打合せをして進行中の計画の確認。春の日差しの差し込む週末となったが、外の空気は冷たい一日です。
8日(日)この日は暖かくなり、家の隣の畑に母と家内とジャガイモの種を蒔いた。この畑は小さな畑なのですが、これからしばらくすると夏野菜たちが毎日の暮らしを楽しませてくれそうで楽しみです。いつも思うが畑いじりもデザインなのです。 ふかふかの土に包まれるジャガイモの種でないと豊かな成長は期待できない・・・
「量」から「質」の時代へ・・・超高齢化社会、人口減少、景気の低迷、縮小の時代に突入した。
豊かな「質」、確かな「質」を求めていかなくてはならない。
まずは、日々の暮らし向きから真の豊かさを求めて実践していきたいと思う。
山鳩が庭先の山もみじに巣をつくっている。道具もないのに構造的にもしっかりしたものを創っている。凄い!
信州にもようやく春が訪れた。
Ⓒ 文・かたくら たかゆき
住まいの設計活動を通して住まい専門の建築家がありのままに毎日の生き方を語ります。
クライアントの方たちや家族そして自然との対話の中で常に暮らし向きの良い住まいを創造したいと思います。
住まいをもっと豊かに心地よく/片倉隆幸建築研究室FANPAGEもどうぞ!
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